アニメ『シスター・プリンセス RePure(リピュア)』第1話の感想

今回からリピュアの感想を書いていきます。
知らない人のために一応説明しておくと、リピュアはシスプリアニメの続編。
いわゆる二期ってやつです。
2クールあった前作と違い、今作は1クール全13話です。

OP

主題歌はcan/gooさんが歌う『まぼろし

だれっよっり~っ あなったっの~ こ~えがっきっきったっくって~♪

というイントロが印象的な曲です。
























見よ、この美麗な作画の数々。
しかも、カットじゃなくてちゃんと動きます。
ウニメとは違うのだよ、ウニメとは。
リピュアは、もうOPのセンスからして違いますね。

ハートデイズ

リピュアのアニメは少し特殊な構成で、Aパートが「ストーリーズパート」、Bパートが「キャラクターズパート」に分かれています。

「ストーリーズパート」は前作と同じくお兄ちゃんと12人の妹の物語。
ただし、前作にあったオリジナル要素はほぼ消えていて、山田やじいやなどは出てきません。


可憐のウェディングドレス姿から始まる第1話。
相手はもちろんお兄ちゃんです。


顔こそ前作の兄と同じですが、中身は別物でかなり落ち着いた性格です。
前作とキャラや声が違うので、前作を知っていると最初はかなり違和感あります。


お兄ちゃんに綺麗だよと言われて恥じらう可憐。
可愛すぎる。


「可憐は世界で一番の幸せ者です」
残念ながら夢なんですけどね……。



リピュアの作画は本当に綺麗です。


お兄ちゃんに抱きつく可憐。



可憐以外の作画も綺麗です。
前作の場合、綺麗なのはカットだけでしたが、リピュアは動きも綺麗でグリグリ動きます。
しかも、一部だけでなく、全編こんな感じです。




さらに集団でも崩れません。



前作では作画に恵まれなかった千影も綺麗。


リップを鈴凛に見せる咲耶



香水を吟味する春歌と白雪。


「あ、あにぃ……ボクの匂い、嗅いでみる?」
衛も可愛いです。


服を汚してしまった可憐を助けてくれたお兄ちゃんに感謝して、抱きつく可憐。


良い雰囲気ですが……


そこに他の妹たちが登場。二人の時間はここまでです。

メインは可憐でしたが、妹は全員登場して、それぞれ軽く見せ場もあります。
可憐のモノローグも多く、原作の雰囲気をかなり再現していますね。

ED

EDの主題歌はcan/gooさんが歌う『君と生きていく』
正直、あまりシスプリのイメージと合ってないです。
カットもずっと同じカットが続いて地味。

可憐

Bパートの「キャラクターズパート」は原作の単行本『キャラクターコレクション』を映像化したもので、お兄ちゃんとの関係もAパートの「ストーリーズパート」とは違い、1対1です。なので、他の妹は一切出てきません。

今回の可憐の「キャラクターズパート」は「可憐ちゃんとロケットの秘密」が原作。
可憐がおばあちゃんから貰ったロケットのお話が中心で、おばあちゃんも昔、自分のお兄ちゃんのことが好きで、可憐と同じようにロケットにお兄ちゃんの写真を入れていたというエピソードです。






作画も本当に綺麗で、絵柄もかなり原作に近いです。
Aパートもそれなりに綺麗ですが、Bパートは更に一段上の作画ですね。

可憐のモノローグといい、作画といい、原作の雰囲気を見事に再現しています。
可憐は本当にお兄ちゃんのことが大好きなんだな、ということが伝わる良いお話でした。

リピュアの第1話はオリジナル描写で萎えまくった前作とは大違いで、原作を知っている人には「これぞ、シスプリ!」と言える感涙モノの出来です。
特にBパートの出来は珠玉で、スタッフのシスプリという作品やキャラに対する愛を感じます。
音楽が岡崎律子さんというのも、また素晴らしい。
これが、まだ後12話も残っていると思うと嬉しいですね。
jitsumai.hatenablog.com

『ワガママハイスペック』萌えゲーアワード2016年間ランキング1位獲得&続編の公式サイト公開、『桜ひとひら恋もよう』予約キャンペーン情報公開、『おにキスH』公式サイト更新、『コウミガミ』公式サイト更新、『はるるみなもに!』発売記念イベント情報公開、CUFFS 2016冬のグッズ通販のキャンセル分の受注開始

ワガママハイスペック』萌えゲーアワード2016年間ランキング1位獲得

萌えゲーアワード2016年間ランキングが発表になっています。

1位は『ワガママハイスペック

4月の大接戦を制してからも伸ばし続け、萌えゲーアワード史上、最も得票数を集めたタイトルにもなりました。

というコメントからも勢いを感じますね。

僕自身はまどそふとのゲームは未プレイですが、調べてみたところ『ナマイキデレーション』や『ヤキモチストリーム』にも実妹キャラがいるようですし、今後も期待出来そうなブランドですね。

その他の実妹ゲームの順位は、以下の通り。

5位 『あきゆめくくる』
10位 『ハナヒメ*アブソリュート!』
11位 『乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-』
21位 『ナツイロココロログ』
24位 『LAMUNATION!』
43位 『お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか?』
46位 『スキとスキとでサンカク恋愛』

ベスト10に3作も入っているのは、なかなか健闘した方じゃないでしょうか?

『ワガママハイスペックOC』公式サイト公開

ワガママハイスペック』の続編である『ワガママハイスペックOC』の公式サイトも公開されています。

2017年8月25日発売予定

鳴海 兎亜(なるみ とあ)が実妹
CVは小松アンさん(安玖深音さんの別名義らしいです、つまりアグミオン実妹)。

ギャラリーでは兎亜のフェラCGが公開されています。

ポイントを見る限り、前作のメインヒロインたちのアフターストーリーらしいです。最近なぜか続いていたハーレムルートの流れじゃなくて一安心。やっぱり続編といえばアフターストーリーですよね。

早期予約キャンペーンは兎亜じゃないのでスルー可。

「ワガママハイスペックOCコースター」プレゼントキャンペーンの情報も公開されています。これだけの数のショップで配るって、何気に凄くないですかね?

応援バナー&twitterキャンペーンの情報も公開されています。
さっそく応募して、サイドバーに兎亜のバナー貼りました。
兎亜は実妹確定ですし、うちのブログでも、もちろん応援していきますよ。

『桜ひとひら恋もよう』予約キャンペーン情報公開

2017年7月28日発売予定

前回から3ヶ月ぐらい音沙汰なかったですし、もうこの作品の存在を忘れてた人も多いんじゃないでしょうか? 紗矢が生き別れの妹ですよ。

早期予約キャンペーン普通の予約キャンペーンの情報が公開されています。早期予約キャンペーンの特典は桜はんぺん先生描き下ろし「紗矢のひとりエッチ色紙」なんですが……

※複数本ご予約いただいてもおひとり様1部のお渡しです。またWeb通販でのご予約は対象外です。

Web通販でのご予約は対象外です。\(^o^)/地方民オワタ

『おにキスH』公式サイト更新

抱き枕カバーページであさひとやよいの抱き枕カバーの彩色済みバージョンが公開されています。残るはサイン色紙ですね。

完売した抱き枕カバーの再販やらライブの物販情報なども更新されています。

『コウミガミ』公式サイト更新

DL版発売カウントダウン画像が公開されています。
スタッフ雑記も更新されているのですが、Gyutto.comの週間ランキングで1位と意外に(失礼)売れているようです。
細かいことですが、Gyutto.comでは独占と書いてあるのに、普通にDL.getchu.comでも販売されているのが気になりました。独占っていうのは(そのサイトだけの)独占販売って意味だと思っていたんですが、違うんですかね?

『はるるみなもに!』発売記念イベント情報公開

情報ページ

<配布物>
はるるみなもに!発売記念A3クリアポスター


<時間>
開店~閉店まで


<開催日/場所>
2017年3月24日(金)
秋葉原 ソフマップ アミューズメント館店頭
大阪 ソフマップ なんば店ザウルス1ソフト館6Fイベントブース


2017年3月25日(土)
名古屋 ソフマップ 名古屋駅西店PCゲームコーナー

CUFFS 2016冬のグッズ通販のキャンセル分の受注開始


既に完売しているものもチラホラありますが、春日野穹 抱き枕カバー その②《復刻》、【間宮くんちの五つ子事情】間宮音琴 抱き枕カバーはまだ残っています。欲しい方はお早めに。

アニメ『シスター♥プリンセス』第26話(最終回)の感想と総括

第26話 約束の島

いよいよ、最終回です。


「僕はプロミストアイランドに戻る」
ようやく島に戻ることを決意した兄。
なおも引き止める燦緒に対し、
「僕は妹たちからたくさんのものをもらった。だから、今度は僕が妹たちにしてあげる番なんだ」
うん、よく言った! 偉い!



せっかく島に帰ってきたのに、波に攫われ海で溺れてしまった兄とその兄を助ける可憐。
ここは1話の出会いの場面の再現ですね。
これまでは他の妹の影に隠れて、いまいち目立たなかった可憐ですが、最終回ではさすがにメインヒロインの風格を漂わせています。












兄が島に帰ってきたことを感じ取る妹たち。
前回は暗い表情ばかりでしたが、ようやく笑顔が戻ってきました。



さすがに最終回だけあって、作画も気合入っています。
集団でも崩れません。


「やっぱりここが僕の家なんだ。妹たちのいるここが」
この兄については、散々ヘタレ、ヘタレ言ってきましたが、最終回ではなかなか立派な兄に成長しました。




寝ている兄を起こしに来た可憐。
妹モノといえば、やっぱりこのシチュエーションですよね。





ここの四葉の作画は素晴らしい。






他にも良いカットがチラホラ。


今まで何度も意味ありげに出てきた黄色い帽子の女の子。
妹たちとの約束を思い出させるために、兄の思い出から出てきた存在らしいです。(ネタバレ)





EDのカット。
妹の名前とキャストが、ちゃんと絵と合っています。


これからも妹たちとの生活は続いていくって感じで終わり。

総括

さて、最後まで観終わったので、まとめましょう。
シスプリのアニメは、良いところと悪いところがハッキリしているのが特徴です。

良いところ

良いところは、まず声優さんの演技。感想では特に言及しませんでしたが、これは終始安定していました。
他にも気合入ったカットの数々は、素晴らしかったです。
昔見たTV版では、もっと作画が酷かった記憶があるのですが、このBlu-ray版を見ると円盤化の際に作画はかなり修正されたみたいですね。それでも酷いところは酷いですし、特に集団の場面になると作画は怪しくなりますが、一人だけのカットの時は良いカットがたくさんありました。

作画ランキング
順位 名前
1位 花穂
2位 亞里亞
3位 雛子
4位 白雪
5位 春歌
6位 鞠絵
7位 可憐
8位 鈴凛
9位
10位 咲耶
11位 四葉
12位 千影

花穂は他の妹たちに比べるとダントツで恵まれていましたね。
他にも亞里亞や雛子など幼少組の作画は良いカットが多かったです。

逆に不遇だったのが、四葉と千影。
この二人は良いカットが本当に少なかったイメージ。
そのせいでキャプもあまり撮れませんでした。
咲耶も、出番こそ多いのですが、人気のわりに作画に関してはあまり力が入っていなかったイメージがあります。それ以外は団子。

悪いところ

このアニメの悪いところは何と言ってもアニメオリジナルキャラ。
その代表格が山田。存在自体が不快なうえにやたら出番が多く、毎回出てきては兄や妹たちに絡んでくるんですよね。こっちは妹が目当てで見てるのに、なんでスタッフが考えたアニオリキャラを頻繁に見なきゃならないのか……。
アニメの放送当時の山田は、2chのアニメ実況スレで山田が出てくるたびに「山田氏ね」というカキコが大量にされていたぐらい視聴者に嫌われていましたね。

他にも前半の主人公のヘタレぶり(後半はだいぶマシになりましたが)、終盤に出てきて鼻に付く言動を撒き散らす燦緒、1話丸ごと出張ってくる15話の爺さんなど、このアニメのスタッフは視聴者をイライラさせるのが趣味なのか? と言いたいぐらい不快なキャラが多いです。

シスプリアニメの最大の欠点はアニオリキャラを前面に押し出しすぎたことでしょう。

原作のファンがアニメ化の際に望むのは、好きなキャラに声がついて動くことや、お気に入りのエピソードがアニメで見られることなどであって、アニメオリジナルキャラの登場や活躍なんて大多数の人は望んでいません。

このアニメのスタッフは、そこのところを理解していなかったように思います。

ストーリー

最後は全体的なストーリーについて。
このアニメはそもそも、オリジナルの設定とストーリーが面白くなかったですね。
帽子の女の子についてはラストで上手くまとめていたことと、最初は頼りなかった兄が、妹たちと過ごすうちにだんだんと成長していくところだけは評価していますが。
妹たちとのエピソードは、キャラによって出来不出来が大きかったです。

ベストエピソード
順位 名前
1位 第17話 おキューですわ……ポッ♥
2位 第26話 約束の島
3位 第22話 兄チャマ、チェキデス♥
4位 第16話 花穂、がんばっちゃう!
5位 第4話 くまさんどこ?

第17話はお話、作画共に最高。
春歌自体はそこまで好きってわけじゃないんですが、春歌というキャラの魅力を存分に引き出した作画とお話は文句の付けようがない出来でした。

第26話は最終回だけあって作画は一番力が入っていました。
前話まではシリアスな話が続いて暗い気持ちにさせられましたが、そのストレスを妹たちの笑顔で一気に解消してくれたお話ですね。ラストの終わり方も後味良いです。

第22話はお気に入りの四葉回なうえに、作画、話ともにレベルが高かったので。可愛い四葉がたくさん見られて兄チャマは大満足でした。

第16話と第4話は妹の成長ぶりと兄の良兄ぶりが、見てて楽しい回でしたね。

ワーストエピソード
順位 名前
1位 第15話 亞里亞のおリボン
2位 第20話 Christmas Love Destiny
3位 第24話 さよならの予感
4位 第23話 はじめてのお客様
5位 第5話 アニキとメール\(^◇^)/

第15話は本当につまらなかった。アニオリキャラが出て来る回は大体つまらなかったです。

第20話は妹たちの中でも1、2を争う人気キャラである咲耶回にも関わらず、お話、作画とも最低に近い出来。

第23話と第24話はつまらないシリアス展開なうえに、燦緒の存在がとにかく不快。兄も煮え切らない態度を続けるので、見ててイライラしました。

第5話は、総集編でもないのに作画を使いまわしまくったうえに、必要性のない無駄シリアスを入れてくる脚本家のセンスにブチ切れ。

まとめ

総括はこんなところでしょうか?
良いところと悪いところがハッキリしているのがこのアニメの特徴と総括の最初に書きましたが、このアンバランスさが、シスプリのアニメに妙な味わいとインパクトをもたらしているのも事実。これがごくごく普通の出来だったら、おそらくシスプリのアニメはそこまで話題にならずに消えていったことでしょう。

まぁ、どう見てもクソアニメであることは動かしようのない事実なんですけどね。

決して、良作や傑作ではないですし、人に勧められるような出来ではないんですが、一度見ると忘れられないような不思議な魅力があるというのが、僕のアニメ『シスター♥プリンセス』という作品に対する印象です。
jitsumai.hatenablog.com

アニメ『シスター♥プリンセス』第22話~第25話の感想

第22話 兄チャマ、チェキデス♥


冒頭からいきなりクローバー登場。


怖くて兄にしがみつく四葉


クローバー履いてない疑惑。
ちなみにここまでは四葉の夢です。



今回は四葉回です。
作画は微妙なところもありますが、四葉に関しては問題無し。




相変わらず花穂ちゃんの作画は綺麗。



今度は本物の美少女怪盗クローバー登場。一体誰四葉なんだ……。
もちろん正体は兄にバレバレです。
不用意にツッコまず、ちゃんと四葉に合わせてあげる兄は偉い。


兄に追い詰められるも余裕のクローバー。
チェキのポーズが可愛い。


「美少女怪盗クローバー! 四葉ちゃんは僕の大切な妹なんだ。おまえなんかに絶対渡さないぞ!」
こんな恥ずかしい台詞を臆面もなく言える兄は偉い。


兄の台詞を聞いて赤面する四……美少女怪盗クローバー。


兄に助けられて、恥ずかしそうに顔を出す四葉


兄に抱きつく四葉
シスプリの妹たちは本当によく兄に抱きつきますね。


隠しごとをしていた妹たちをちゃんと叱る兄。
四葉と花穂ちゃんも素直に反省。この兄妹描写はグッドです。

咲耶回の件があったので、ちょっと心配していましたが、お気に入りの四葉の回は良回でした。
兄と楽しそうに怪盗ごっこをする四葉は可愛かったです。
兄の方も、良い兄ぶりでしたし、満足、満足。

第23話 はじめてのお客様

今回は、兄がいつもメールしている親友の燦緒がプロミストアイランドにやってくるお話。
最近は格好良かった兄もヘタれるし、しばらく出てこなかった兄のウザい口癖「そんな馬鹿な!」も復活するし、燦緒はいけ好かない感じだし、無駄シリアスはあるし……。

作画自体は悪くなかったですが、面白くはなかったです。

第24話 さよならの予感

引き続きシリアス回。
燦緒から、兄が1話で受けて落ちてしまった高校の入学試験に採点ミスがあり、希望すれば東京の高校に戻れるという話を聞いた兄はどうしようか迷うのですが、燦緒の誘導もあって、一度東京に戻ることを決めます。

可憐を泣かせ、妹たちを置いて東京に向かう兄には殺意を覚えましたね。

兄と燦緒のBLっぽいシーンとか誰得なんだ……。(まあ、シスプリは女性ファンも多いらしいですが、個人的には不快でした)

第25話 あいたい…お兄ちゃん

妹たちを島に置いて、東京に戻った兄。
今回も、前回に引き続きシリアス回です。


















兄がいなくなって寂しい妹たちの心情はよく描けていたと思います。
作画も過去最高レベルで良かったです。
見てて楽しい回ではないですが、最終回への溜めと思えば、まぁ……。
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