『イモコン』用語解説

説明

ganma.jp
『イモコン』連載50回を記念して、これまでに出てきた『イモコン』の用語を解説する記事を書いてみました。

用語解説

i-1グランプリ

妹ナンバー1を決める兄妹参加型のバトルトーナメント。
テーマは兄妹愛。

リーズスポーツゲーム会社主催で年1回行われる。
参加は小学生以上、18歳以下の妹限定で、12歳以下は小学生の部に分けられる。

賞金総額5億円で、優勝商品は5千万円相当のティアラ。
優勝者の名前を冠した様々な分野への妹ブランド展開も行われ、日本中が自慢の妹を知ることになる。
(第1話参照)

妹を持つ兄達の心に火をつけ全国に妹ブームを巻き起こし、思春期にある希薄な兄妹関係の改善が期待できると注目を集め、バトルは全国に生中継される。
活躍次第で今後の人生を左右するともいわれる国民的イベント。
(第5話参照)

グランプリ本戦は5つの“艶舞場を使い、まず予選トーナメントが行われ、それぞれの艶舞場の1位と前回の優勝者の計6名がセンターフィールドで決勝トーナメントを行い、妹ナンバー1を決定する。
(第6話参照)

第10回までは日本だけで行われてきたが、第11回からは世界大会として生まれ変わった。
(第15話参照)

イモートコントロールバトル

i-1グランプリでの対戦方法。
兄がコントローラーで妹を操作して相手を倒す、格闘ゲーム風のバトル。
妹が薬指に指輪をはめる(操受開始(アデルフィア))のが開始の合図。

HPゲージと絆ゲージがあり、相手のHPゲージをゼロにすると勝利。
(第1話参照)

ダメージはホログラムコスチューム上で花柄としてエフェクト表示され、痛みは無い。(第2話参照)

市街地でのバトルは、一般市民の生活に危険が及ぶ恐れがあるので禁止されていて、学園内の練習場、グランプリ事務局が定める施設以外では戦うことは許されない。
(第2話参照)

バトルに使用する『指輪』を手に入れるには厳正な審査をクリアしなければならず、場合によってはDNA鑑定も行われるため、妹がいない兄達の間では『プレミア』がついている。

指輪は大会終了後1度委員会にもどす決まりになっていて、もどさなかった場合、来年からの参加資格が剥奪される。
(第5話参照)

イモートコントロールバトルのシステム用語解説

絆ゲージ

3つまで溜めることが出来、1つ使用することで絆艶舞という必殺技を、3つ使用することで超絆艶舞という超必殺技を使うことが可能。
(第1話、19話参照)

絆ゲージが貯まる条件は兄妹の想いが合致した時。
指輪の内側とコントローラーの両端には体温・心拍数を感知する体感センサーが取り付けられていて、体温・心拍数の変動から感情を読み取り、波長を感知することでゲージが貯まる。

その感情の組み合わせは3000通り以上で、感知する感情に限定はなく、兄妹間で“ゆずれない感情”が通じ合いさえすれば、優勝するための想いの中に憎しみ・恨みなどの感情があったとしてもゲージは貯まる。
(第14話参照)

絆艶舞

絆ゲージを1つ使用することで使用可能な必殺技。
2種類まで設定できる。
(第1話、第10話参照)

超絆艶舞

絆ゲージを3つ使用して発動できる、絆艶舞を超える強力な必殺技。
i-1グランプリ第10回以降から採用された。
兄妹で話し合い自分たちで作成することができるが、著しくバトルを崩壊させるモノは審査で落とされる。
(第19、20話参照)

開艶

イモートコントロールバトル開始の合図。
(第1話参照)

焉滅

イモートコントロールバトル終了の合図。
(第1話参照)

双滅

イモートコントロールバトル引き分けの合図。
(第40話参照)

ホログラムバトルフィールド(HBF)

イモートコントロールバトルのフィールドは様々な背景からランダムに選択され、見てるものを飽きさせない華やかなバトルを演出する。
(第6話参照)

ホログラム武具

i-1グランプリ第10回以降から使用が許可された。
バット、手裏剣、短刀、剣(フェンシング)、ヨーヨーなど。
(第20話、23話、26話、32話、34話参照)

投げ抜け

相手が投げ動作に入ってから7フレーム(約0.12秒)以内に弱P+弱Kを同時押しすると投げを外し攻撃に転じることができる。
(第2話参照)

ピヨリ

短時間に一定以上の攻撃を受けると無防備状態になる。
(第6話参照)

部位チャンス

身体の中心線、前後7ヵ所に存在する高ダメージゾーン『ハートポイント』。
あたり判定は直径わずか2.5cmの円。

前には上から順に
“天突(てんとつ)”
水月(すいげつ)”
“神闕(しんけつ)”
“関元(かんげん)”の4ヵ所。

後ろには上から順に
“亜門(あもん)”
“活殺(かっさつ)”
“命門(めいもん”の3ヵ所が存在する。

道陽は、たらこ唇兄妹との対戦で、7ヵ所全てに的確にヒットさせ、たった7ヒットで相手を倒し、完全勝利を収めた。
(第6話、32話参照)

ちなみに、背後からの攻撃はダメージ量1.5倍、コンボヒット数に応じダメージ量は増加する。
(第6話参照)

待ち

相手が動くのを待って出方をうかがう戦法。
(第7話参照)

ガードキャンセル

相手の攻撃をガードした瞬間に技入力を行うとすぐに反撃に転じれる。
(第8話参照)

ガード崩し

中P+中K同時押しで相手のガードを崩し、1.5秒間無防備状態にできる。
(第8話参照)

ラグ

コマンド入力に遅れを感じる、動作が停止する、スローモーション化したりなど、ゲーム中の操作に支障をきたす症状。
艶舞者のスタミナ切れ、兄妹の絆が弱い時や意識に差がある時などに発生する。
(第8話、9話、17話、31話、42話、46話参照)

後手必殺(クロスカウンター)

相手の絆艶舞の後に放つ必殺技。
杵島兄妹が日高兄妹との対戦で使用した。
(第10話、11話参照)

ガードクラッシュ

短時間に何度もガードをするとガード限界値が蓄積され、限界を超えたときにガードをはじくシステム。
(第29話参照)

当て身投げ

相手の攻撃を受け止め反撃に転じる技。
(第29話参照)

武器破壊

相手の武器自体を攻撃することで、武器を破壊することが出来る。
(第44話参照)

クッキングバトル

i-1グランプリ本戦出場への公式予選。
全国で10会場、約1万5000組の兄妹たちが参加する。
その中から本戦へ出場出来るのは150組。

兄妹が協力して料理を作り、それを審査員が味見して合否を発表する。
制限時間は30分。

審査料理はオムレツで、作る工程に制約はないが、必ず最後に妹がケチャップで“お兄ちゃん大好き”と書かなくてはならない。

小学生の妹は、危ないので火を使わない料理が審査対象になる。
(第4話参照)

学園対抗戦

3兄妹VS3兄妹、学園同士の対決による対抗戦。

参加校は32校。
大会はトーナメント方式で、試合は勝ち抜き戦で行われる。

世界大会までの1年間に開催される約90の大会のうちの一つで、優勝チームには100ポイント、それ以下の順位の参加者にもそれぞれポイントが与えられる。
兄妹達は5つの大会を選びポイントを稼ぎあい、その合計により世界大会に出られるかどうかが決まる。
(第19話、25話参照)

ワールドファイターズ

格闘ゲームの名前。

主人公の道陽はワールドファイターズの全国大会優勝者。
(第1話参照)
伊三郎は準優勝者で、巻兄は4位。
(第6話、第28話参照)

リーズスポーツゲーム

i-1グランプリの主催会社。
(第1話参照)

白石グループ

3D技術で世界のシェア9割を占めるグループ。
イモートコントロールバトルのホログラム技術は白石グループのモノが使われている。

白石兄妹は白石グループ社長である白石源十郎の子供。
(第2話、49話参照)

デュプリーグループ

白石グループとホログラム技術で競い合ってるライバル企業。

デュプリー兄妹は社長? の子供でシライシを敵視している。
(第27話参照)

アデルフラーム

i-1グランプリの本戦会場である聖地の名前。
(第4、5話参照)

LSG(リーズスポーツゲームス)研究所

グアムに存在する研究施設。
円城寺財閥も支援している。

レーニングルーム、プール、データトレーニングルーム、艶舞場ルーム、研究室、宿泊棟、食堂などが存在し、様々な特訓が行えるようになっている。
(第19話参照)

皇風庵(おうふうあん)

学園対抗戦開催中に参加者が泊まる旅館。
LSG研究所と各スポンサーの支援により、大会参加者は期間中無料で宿泊することができる。
(第27話参照)

用語解説はここまで。
新しい用語などが出てきたら随時追記していきます。