友里 湊 『絶対★妹至上主義!!』(ケンカ友達系・罵倒、暴力、だらしない)

メーカー 脳内彼女
「絶対★妹至上主義!!」2007年1月26日発売予定!

ゲーム内容

主人公の友里 信一(ともさと しんいち)は平凡な学生。
妹の湊(みなと)と二人でのんびりした春休みを過ごしていたが、
ある日、寮生活で家を離れていたもう一人の妹の円(まどか)が、
父の亡くなった知人の娘だという海音(あまね)を連れて帰ってきた。


多少のいざこざはあったものの、結局妹として家に引き取る事になった海音。
しかし、その海音は実は信一を前世の恋人の生まれ変わりと慕う電波少女だった。
海音に強引に迫られ、関係を結んでしまう信一。


そして、それをきっかけに円、湊、更には幼馴染であり、
信一を兄と慕う妹的存在のゆかりまでが信一に迫り始める。
妹達に次々と迫られ困った信一は、
兄としてそんな状況を何とかしようと決心するのだが……。


ここまでが共通ルートで、プレイ時間は1時間半ほどです。

妹について

友里湊

名前は湊(みなと)。
一人称は「あたし」「湊」。
兄の呼称は「兄貴」「お兄ちゃん」「信一」。
性格は明るく親しみやすい。顔もそれなりにいいので学校ではモテるらしい。
しかし、家ではガサツでバカで生意気。
兄とはささいな事で喧嘩ばかりしている。


声優さんの声に癖があるので、最初は違和感を覚えるかも。
プレイしてるうちに気にならなくなりますが。

兄について

性格は基本的には普通のエロゲ主人公。
妹達には押され気味で、兄としての威厳が保てないと悩んでいる。
妹達に迫られると抵抗できず流されるままで、かなり情けない。


家族構成は両親と姉3人に自分、妹の湊と円+海音の9人家族。
両親は長期出張で家に居らず、姉3人は既に家を出ていてゲームには出てこない。


湊の事は妹というより、男友達のような感覚。
湊とはよく喧嘩をするが、別に嫌っているというわけではない。
湊のあまりのだらしなさに、
ちゃんと嫁の貰い手があるのかと心配する兄らしさも持ち合わせています。

シナリオ

湊ルートの序盤で、兄は湊のオナニーを覗いてしまった事から湊を女性として意識してしまい、
誘われるままに湊と関係を結んでしまいます。
この時の湊は一見軽いノリで兄を誘ってますが、
実際は兄を円や海音に取られて面白くないというヤキモチが見え隠れしていたりして、
なかなか可愛いです。


その後も「女の子に対する免疫を付ける為」と言う湊に誘われて、デートやHを繰り返す兄。
兄は断ろうとするのですが、妹に手を出したという弱みを握られている為に断りきれません。
なんかどっかで聞いたような展開ですが気にしないように)


そんな恋人ごっこを繰り返すうちに、段々と湊の事が気になり始める兄。
兄は湊の事を考えて、こんな関係を続けるのはお前の将来の為にも良くないから
止めようと持ちかけますが、湊は聞き入れてくれません。
結局うやむやのまま関係を続ける事になる二人。


(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけください。)




ここまでは割と明るいノリでしたが、
ゆかりが湊と兄の関係に感づいて、
湊に本気なのかと訊ねる辺りから話は動き始めます。
「兄貴がヒマそうだったから「恋人ごっこしてみない?」ってからかってるだけ」とごまかす湊に対し、
ゆかりは信一の事が好きだと告白。
湊に兄が好きなら自分の気持ちに正直になった方がいいと忠告します。
ここでようやく湊の本心が見えてきて、話が面白くなっていきます。


そして湊をますます意識してゆく兄。
兄は湊に自分の事が好きか尋ねますが、
湊は「これは恋人が出来るまでの単なる予行演習」だと兄をつっぱねます。


やがて湊は二人の関係に気付いた円からも問い詰められ、
この事を父に報告すると言われます。
これ以上関係を続けられないと理解した湊は、
円に報告はもう少しだけ待って欲しいと頼み、兄には関係の終わりを伝えます。


湊の言葉にショックを受け、落ち込む兄。
海音に誘われてデートをした兄は、
自分が本当に湊の事が好きだったことに気付かされ、
湊に自分の気持ちを伝える事にします。


湊の本心を何とか聞きだそうとする兄に対し、
「今までの事は単なる遊びで兄貴の事は何とも思ってない」と、
あくまで突き放そうとする湊ですが、兄が寝てる間にしたキスの事を問われ、動揺。
気持ちを隠しきれなくなった湊は、ついに兄の事が好きだと告白します。


このシーンの湊は滅茶苦茶可愛いです。
そして兄妹だからダメと躊躇する湊に対し、
自分の気持ちをハッキリ伝える兄も格好いい。
このゲームで一番好きなシーンです。

兄「なあ、湊……血がつながってるから、何だ?」
兄「兄妹だから……何だ?それは、本当の気持ちを踏みにじれるほど大切なことなのか?」
湊「あ、あたしは……妹で、兄貴は……兄貴なんだよ」
湊「それは……変わらないことなんだよ」
兄「じゃあ、変われば良い」
湊「それって、どういう……」
兄「変えていけばいいんだ、湊」
兄「俺にとって、おまえは妹だけど……それ以上に、湊なんだ」
兄「大好きな、一人の女の子なんだ」

これらの台詞は最初は「兄妹である事を止めて恋人になる」という意味かと思ってスッキリしなかったんですが、
EDで、

湊「信一は……兄貴だけど、カレシだよね」
兄「今更だけど……そうだな」
湊「あたしは、妹だけど、カノジョだよね」
兄「うん、彼女だな」

……と、二人が兄妹である事を否定しなかったので安心しました。




(ネタバレここまで)

親バレ、周りバレ

(以下ネタバレなので反転)
二人がお互いの気持ちを確かめ合った後に、
円が父に連絡する事で二人の関係はバレます。
父は直接は出てきませんが兄と湊の関係には反対で、
学園を卒業するまでは別々に暮らすように手を打ってきます。
「二人の気持ちが変わらなかったら認める」という辺りが甘いですが。


円も最初は二人の関係を良くは思ってませんが、
二人の決意が固いならと、結局は二人を応援する立場に回ります。
ゆかりと海音も一応二人の仲を認めはするものの、兄の事は諦めきれてはいない雰囲気で、
決して祝福ムードにはならないのが、二人の関係の禁忌性を現していていいと思いました。

禁忌、背徳描写

兄妹で恋愛する事の禁忌は描写してありますし、親バレもありますが、
それほど暗くはないです。
Hの際の背徳感のようなものは、ほとんどありません。

エッチ

湊の回想シーンは9つ。
結構多いですが、半分以上は手コキやフェラ止まりで本番は多くないです。
内容はオナニー、手コキ、足コキ、フェラ、正常位、バック、側位、騎乗位。
描写の濃さや尺は普通。
妹に責められるシーンが多いので、好みが分かれそうですね。


ちなみに湊役の声優さんはあえぎ声がド下手です。
あかね色に染まる坂の湊の人も下手でしたが、それ以上に下手。
声のせいでオカズに使うのは難しいと思います。


出す場所は中4、外1。
ほとんど中ですが、ちゃんと安全日を湊が把握しているという描写があるし、
責任を取るという兄の台詞があるので嫌な感じはしませんでした。

まとめ

最初の内は湊に振り回されるばかりだった兄が、
中盤からは主導権を握り始め、
最後には決して湊の事を諦めない強い兄になるのが良かったですね。
序盤の湊との兄妹喧嘩も、リアルな兄妹という感じで楽しかったです。


ところどころ絵が崩れてたり、声優さんが下手だったりと問題点もあるんですが、
それ以上に湊が可愛いのと、兄の成長ぶりを描いたシナリオが良かったと思います。


某所の人気投票のおかげで「人気ない方の湊」などと呼ばれている湊ですが、
僕は断然こっちの湊の方が好きですよ。


お気に入り度(10点満点) 9


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