『令嬢の監獄』体験版の感想

製品版の感想

jitsumai.hatenablog.com

作品情報

ブランド Gash

実妹スレで知ったこの作品。
早速体験版をプレイしてみました。

プレイ時間は1時間半ほど。

物語

住んでいた鷹栖の館を鷹栖家当主「兼光(かねみつ)」によって理不尽に追い出され、貧困の中で母親を無くした主人公「今神夾耶(いまがみ・きょうや)」は、館の使用人の息子だと思っていた自分が、実は兼光の息子であったという事実を知ります。

鷹栖家への復讐を胸に鷹栖の館に戻ってきた夾耶ですが、既に兼光は半年前に亡くなっていて、その後を継いだ現当主、兼光の息子でありかつての親友であった「聖斗(まさと)」を復讐のターゲットに。
手始めに鷹栖に関わる女たち、聖斗の妹の「琴乃(ことの)」、聖斗の婚約者「碧月(みずき)」、
メイドの「美緒(みお)」、兼光の後妻「小夜子(さよこ)」を堕としていくことに決めた夾耶。

鷹栖に関わるすべてをおとしめ腐らせるため、夾耶の復讐劇が今始まる……。

感想

主人公が好きになれません。
鷹栖家への復讐を誓っているんですが、そもそも復讐相手は既に死んでいて、現在残っている鷹栖家の人間は(小夜子を除いて)皆いい人なのに、なお復讐を続けようとしている主人公にはまったく感情移入出来ないです。

登場人物の一人で、10年ぶりに再会した兼光の娘の琴乃が腹違いの妹です。
琴乃は無邪気で子供っぽい性格で夾耶をお兄様と呼び、慕っています。……が、実は黒い部分も持ってるのではないか?と思われるシーンが一つありました。

ちなみに、兄の夾耶は琴乃が血の繋がった実の妹だと知っていますが、琴乃は夾耶を従兄(琴乃の母と夾耶の母は姉妹)だと思っており、結婚も出来ると考えています。そして、琴乃の方は夾耶を慕ってますが、夾耶は復讐相手の一人ぐらいにしか考えていません。
この二人の認識の違いはシナリオ次第で結構面白くなりそう。

Hシーンは小夜子、美緒、兼光と夾耶の母親「結有(ゆう)」の3つ。
なかなか描写も濃くエロいです。
体験版では琴乃のシーンはありませんが、HシーンのCGはあるので攻略不可という事はまずないと思います。(琴乃を含めたハーレムもあるようなのが、気に入りませんが)

まとめ

体験版をプレイした限りでは、主人公以外は結構良さげ。
最近純愛ものばかりプレイしてるので、たまにはこういうのもいいかも。
何となく惹かれるものがあるので、購入候補に入れておきます。