実妹ゲームの出来を見分ける方法

説明

今回は、50本以上の実妹ゲームをプレイしてきて、何となく見えてきた良実妹ゲームの傾向を書いてみます。ゲーム購入前や体験版でゲームの出来を判断する時の参考にでもしてみてください。

実妹ゲームの傾向

ゲーム開始時、最初に会話する相手が妹

ライターの妹に対するこだわりを測るバロメーター。ただし、妹主体のゲームは除く。

共通ルートで妹の出番が他のキャラより多い

上に同じく。これも妹主体のゲームは除く

妹の兄の呼称が「お兄ちゃん」ではない

「お兄ちゃん」と呼ばない妹には個性的な妹が多い。

兄がシスコン気味

シスコンになってしまうほど妹が可愛いということ。

兄が妹に恋人が出来ることを考えた時に、祝福できる思考を持っている

良兄の可能性高が高い。

兄が妹を女性として見ることに罪悪感を覚えている

良兄と背徳感が強い可能性が高い。

妹が序盤から必要以上に兄にベタベタしない

最初からベタベタだとシナリオが盛り上げづらい。

何らかの理由で兄と妹が一時離れて暮らしたことがある

この設定を上手く使っているシナリオは出来がいいのが多い。

早くに両親を亡くして家族は妹と二人きり、もしくは片親を亡くしていて家庭事情に問題がある

こういう兄妹は絆や背徳感が強いことが多い。

妹が病弱

上に同じ。

兄妹が双子

上に同じ。

妹をおんぶ、またはお姫様抱っこするシーンがある

これがあるゲームは大抵良作。ライターが兄妹というものをわかっている場合が多い。

お姫様抱っこ

こころナビ』『幻月のパンドオラ』『で・る・た!〜おねだり天使とひとつ屋根のした〜』『妹るーと』『弟を愛してやまない姉(中略)妹とのタブーなカンケイ』

おんぶ

かみぱに!』(CGは無し)『星空のメモリア』(CGは無し)『Clover Point』『たいせつなうた 〜恋する夢歌姫〜』『ヨスガノソラ

登場人物が家族を大事にしている

家族に対する考えが優しいライターは兄妹を書くのも上手い傾向があります。兄や妹が本気で両親を嫌っていたり、ないがしろにするような作品は要注意。

すべてのゲームに当てはまるわけではありませんが、上記の要素が多いほど、良実妹ゲームの可能性が高くなると思われます。

危険信号

逆にこんなゲームは危険信号なので気をつけましょう。

体験版をプレイしても実妹とハッキリしない

こんなゲームの予約は死亡フラグです。

両親は健在だが仕事の都合で二人とも家に不在

こんな都合のいい設定のゲームは、企画やライターの腕もたかがしれてます。

妹の性格が自分に合わない

最初の印象がダメだと感じた妹が、プレイ後に良妹になることは非常に稀。

タイトルに妹がついている

最初から妹を売りにしたゲームは大抵薄っぺらいです。特に低価格作品は危ない。

妹がロリで兄の呼称がお兄ちゃん

妹=ロリ。いまだにこんな固定観念を持っているメーカーは、妹に大した思い入れを持っていないと吹聴してるようなものです。

妹とのエロが多い

妹とヤれるだけのゲームの可能性が高い&義妹フラグ。

発売まで妹とのHシーンCGが公開されない

どう見ても攻略不可か本番無し妹です。本当にありがとうございました。……真面目な話、ちゃんと妹とのHシーンがあるのにメーカーがわざわざ隠すメリットなんて無いでしょう。

登場人物がやたら多い

キャラが増えると自然と妹の出番やシナリオも少なくなります。攻略ヒロインが5人を超えると危ない。

ゲームの発売が近いのにサイトの更新が少ない

自サイトの更新もロクに出来ないようなところは、相当開発に余裕がないか、組織に問題があるかのどちらかです。ゲームの完成度自体を疑うべきでしょう。ちなみに、頻繁に更新がある=良ゲーではありませんので、勘違いなさらないように。

公式サイトでの妹の扱いが悪い

妹の公開CGが少なかったり、特典の数が少なかったり、人気投票の順位が低かったりと、公式で妹の扱いが悪い作品はゲーム本編の妹ルートの出来も悪い傾向があります。

抜きゲでもないのに妹を含めた3P、ハーレムなどの複数プレイがある

妹を大事にしてるメーカーやライターなら、そういうシーンを入れたりはしない。

SFや異世界の話などで、高度な科学や魔法のようなファンタジー要素がある

妹が実は○○だったなどのトンデモオチで実妹じゃなくなったり、妹設定自体が覆されたりする。

体験版の出来が良くない、または出さない(ファンディスクは除く)

体験版は非常に重要。体験版をプレイすればゲームの出来の7、8割はわかる。

シナリオのライターが4人以上いる

ライターが多いゲームは、シナリオのバラツキが大きいです。当たりのライターさんが妹を書いてくれればいいですけど、そう上手くいくとは限りません。妹に理解があるライターさんが1人で書いてくれるのが理想的。

終わりに

個人の好みもありますし、中には独断と偏見に近いものもありますが、これらに注意していれば、ハズレを引く可能性が少しは低くなると思います。
といっても最後に決めるのはあくまで自分。
自分の中の実妹センサーを最大限に研ぎ澄まして、上手に見極めましょう。