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鈴森 美和 『妹わいふ』(お兄ちゃん大好き系・甘えんぼ、ヤキモチ妬き)

メーカー ちーむどらむすこ
20090918182009

ゲーム内容

18禁ではなく一般ゲームです。
兄妹なのに恋人同士になってしまった兄と妹のラブコメディ『妹るーと』の続編。


FLASHで作られたデジタルノベル。
選択肢は2箇所あって、選択次第でEDが変わるマルチエンディング。
見てるだけで自動的に進み、プレイ時間は約1時間。
今作からシーンをストップで止める事が出来るようになりました。
前作までは途中で止めることが全く出来なかったので、これは非常にありがたい改善。


選択肢は直後の文章と最後のEDが変わるだけで、ゲームの進行は一本道。
EDはタイトルからいつでも好きなのが見られるので、何度もやり直す必要はありません。
っていうか、どういう選択肢を選んでも妹EDにならないんですが……?
本編から妹EDにたどり着けた人がいたら教えてください。

妹について

鈴森 美和
名前は美和(みわ)。
一人称は「あたし」「私」
兄の呼称は「お兄ちゃん」


高校一年生。
もはや、すっかりお兄ちゃんの恋人気分。
前作以上にヤキモチ妬きで独占欲強め。
今回の美和はかなりわがままで子供っぽい。


ハッキリ実だとわかる描写はありませんが、
義理と思われるような描写は一切無いので、実妹と考えて問題ないと思います。

「もう、早く出てよ。お兄ちゃんと寝るのは恋人のあたしなんだから!」
「ぎゅって抱きしめてくれたら許してあげる!」
「お兄ちゃんのせいだもん!寂しくするからだもん!」

兄について

高校三年生。
母は既に他界。
現在は父、妹、従姉のゆりとの四人暮らし。


今作の兄は良兄とは言い難い。
妹の美和よりも新キャラの透子を優先させる事が多く、
幼馴染のあかりに対してもかなり冷たいです。
結果として鼻につく言動が多い。

シナリオ

前作『妹るーと』のその後のお話。


相変わらず従姉のゆりや妹の美和に迫られる生活を送る兄。
妹の美和は恋人として、兄にベタベタ。


ある日、兄はクラス委員で生徒会長の透子に頼まれ、
透子の誕生パーティに出席して恋人のふりをする事に。


(ここからネタバレあります。お気をつけください)




そのパーティで透子の恋人として紹介された兄は、
同じくパーティに出席していた父、美和、ゆりと鉢合わせして修羅場に。
その最中、美和は不用意な言動をして兄に怒られ、泣きながら家に帰ってしまう。
その後、あかりが族の仲間と乱入してきてパーティは滅茶苦茶に。


パーティを抜け出し家に帰り着いた兄は、先に帰っていた美和と二人っきりに。
泣いてる美和を慰める為にかけた言葉をプロポーズと勘違いされ、戸惑う兄。
そこに皆が帰ってきてドタバタしたところでEDです。




(ネタバレここまで)

「だってお兄ちゃん、今の、プロポーズでしょ?
恋人にそういうこと言うなんて他にないもんね!」
「えへっ!もうダメよ。
誓っちゃったんだから。一生離れちゃいけないのよ」

親バレ、周りバレ

相変わらず父は二人の仲に反対。
兄の恋人と言い張る美和に対する周りの態度も、否定的なものばかりです。
といってもあくまでもコメディ調、暗い雰囲気はまったく無し。

禁忌、背徳描写

基本はラブコメなので無し。
というか今回は本当にまったく無いです。

エッチ

一般ゲームなので当然無し。
今回もハグまで。
もうちょっとなんかあってもいいような……。

まとめ

今作はやけに透子が優遇されていて、
美和の扱いがかなり悪く、出番も少なめです。


シナリオも長くなったわりに面白くないです。
特にあかりに対するみんなの態度がひどすぎて、ちょっと不快。
さすがに今回のあかりいじりは、やり過ぎだと思います。


今作の一番気に入らないところは、兄の美和に対する態度。
前回までの甘い雰囲気がほとんど無くなってます。
妹の間違ってるところを注意するのは、
兄として正しい行動だとは思うんですが、その言い方やその後のフォローが全然ダメ。
美和が泣きながら家に帰っても、すぐに追いかけなかったり、
家に帰るまで美和を気にかける様子が無いなんて、前作と同じ兄とは思えません。


今回はマルチエンディングになってるんですが、EDは妹を含めどれも適当。
妹と結婚するとか、他のキャラと恋人になるとかそういう展開にはならず、
ちょっとしたイベントがあるだけ。
妹を優先せずに、
中途半端なハーレムギャルゲーっぽくしてしまったメーカーの姿勢には失望しました。


タイトルは詐欺に近い。前二作に比べて劣化しすぎ。
お気に入り度(10点満点) 7