『アニメ版 ヨスガノソラ』第1話「ハルカナキオク」の感想

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『アニメ版 ヨスガノソラ』を見たので感想を書いてみます。

(原作をプレイした人向けの感想です。未プレイの人が見てもあまり意味がわからないと思うのでご注意を)

第1話は原作通りの電車のシーンから始まり、奥木染の街をハルと穹の二人で周った後に家に到着。
ハルが転校してきた学校に通い始め、各ヒロイン達と出会い、ラストは寝ているハルのところに穹が下着姿で現れるところまで。

基本的な流れ自体は原作と同じですが、原作に無いシーンや原作とは違うシーンがかなり多いです。

家に行く前に奥木染の街をハルと穹の二人で自転車で回るシーン(オリジナル)
ヒロイン達との出会い(改変)
子供時代のハルと穹の描写(オリジナル)
子供時代の穹とハルのキスシーン(穹の妄想?)(オリジナル)
ハルと奈緒の間のよそよそしい態度(改変)
ハルに置いてかれたと勘違いした穹をハルが慰めるシーンのキスシーン(ハルの妄想?)(改変)

……など。他にもあると思いますが、書ききれないので割愛。

肝心の穹についてですが、ハルへのそっけない理不尽な態度の中に好意が見え隠れしている描写はなかなか上手く表現されています。ハルの穹への態度や対応も原作通りで、いい兄してますね。穹とハルのビジュアルや声については多少の違和感がありますが、ギリギリ許容範囲。

それと音楽が素晴らしいです。
作中に流れるBGM、OPとEDの歌など、かなりクオリティ高いと思います。

問題点としては、Cパート以降のコミカルな展開と2つ目のED。
あれはちょっとワルノリが過ぎるかと思います。
明らかに原作の雰囲気をぶち壊していると感じました。

まとめ

アニメ版はコミック版とは違い「原作とはほぼ別物」といっていいぐらい中身が違いますね。
ハルのイケメン描写が強調されてヒロインたちとフラグが立ちまくってますし、露骨なぐらいのエロ描写や、原作に無いオリジナルシーンの多用などが目立ちます。

これらの良し悪しについては第1回を見ただけではまだ判断がつかないので保留。
今のところは「原作とは違うけどこういうのもアリか?」という感じで、それほど悪い印象は無いです。(Cパート以外は)
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