2010年の実妹モノのまとめ(ラノベ、コミック、小説、アニメ編)

2010年に僕が触れた実妹モノの作品をまとめて振り返ってみます。
今回はラノベ、コミック、小説、アニメ編です。
後に紹介する作品ほどお気に入り。(作品名のリンクをクリックすると僕が書いた感想に飛びます)

ラノベ、コミック、小説

小説版『幻月のパンドオラ』

一般ライトノベル。全1巻。

詩乃鈴じゃなく真姫がメイン。
内容もほぼ原作をなぞっただけなので、詩乃鈴好きがわざわざ買うような本ではなかったです。詩乃鈴の挿絵(描き下ろし)がそれなりにあるのが救い。

『赤毛のアン』

一般小説。全8巻。(読んだのは1巻のみ)

さすがにこれを実妹モノと呼ぶのははばかられますが……。
兄妹恋愛はありませんけど、マリラとマシューのまるで夫婦のような関係は印象的でした。
お互い歳をとっても結婚せず、最期までひとつ屋根の下で一緒に暮らす兄妹、いいじゃないですか。

『お兄ちゃんコントロール

一般漫画。現在1巻まで刊行中。

お兄ちゃんが大好きすぎる妹が、自分に手を出してくれない兄をあの手この手で誘惑する話。
兄の方も本当はヤバいぐらい妹が大好きなんですが、妹だからということで必死に我慢してるという構図がなかなか面白い。

まだ完結はしてませんが、コミックの裏には実妹と書いてあるし、兄妹が他の人と結ばれるような話ではないみたいなので、その辺りはわりと安心かな。これからの展開次第では化けそうです。

『兄妹円満』

一般漫画。全1巻。

兄妹恋愛こそありませんでしたが、兄妹の関係が非常に心地良い作品でした。
たまにはこういう兄妹もいいものです。

『で・こ・つ・ん★』

一般ライトノベル。全6巻。

最後の最後で(いい意味で)やってくれた作品。
解釈は分かれるでしょうが、僕的にはこの作品のラストは紛れもなく妹エンド。
まさかのキスシーンありで僕を大歓喜させてくれました。
ブラコンシスコン兄妹はやっぱりいいですね。

コミック版『ヨスガノソラ』

一般漫画。全2巻。

原作をほぼ忠実に、そしてそれ以上に上手くコミカライズした良作。
一般漫画であるにも関わらず奈緒の逆レイプ、穹のオナニーシーン、穹との近親相姦を逃げずに描写したのには感動しました。(さすがに直接的な描写は避けてますが、一般漫画ならこれで十分)

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

一般ライトノベル。現在7巻まで刊行中。

アニメ化もされて絶好調。
今、最も勢いがあって面白い妹モノでしょう。
僕自身も現在一番気になる作品ですし、非常に続きが楽しみです。
ただ、今後の展開次第では、一気に駄作の可能性が高まる諸刃の剣。京介が桐乃以外の女性を選んだり、義妹オチが来たら憤死します。
期待値がめちゃくちゃ高いだけに、それが裏切られたときのショックを考えるとかなり怖い作品でもあります。

まとめ

今年読んだ作品は7つ。去年の12作品に比べるとだいぶ減ってますね。
最近はリアルの方が色々と忙しくて、作品をチェックする暇がなかなか取れないのが辛いところです。

質的には小説版『幻月のパンドオラ』以外はどれも当たりといっていいレベル。
その中でも『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の面白さは群を抜いてますね。
この勢いのまま何とか良い方向で完結してもらいたいものです。

アニメ

ここからはアニメ作品です。

『ヨスガノソラ』

2010年10〜12月放送。全12話。
公式サイト

色々と物議を醸した問題作。
良いところと悪いところがハッキリし過ぎて評価が難しい作品。
詳しいことはリンク先の感想のまとめを読んでください。

アマガミSS

2010年7月〜12月放送。全25話。
公式サイト

妹の美也はサブヒロインながら毎回必ず1回は出番があります。
今から25話も見るのは辛いという人はこちらを見ましょう。
特にその4の5:00〜の気ぐるみ美也は必見。

ちなみに美也メインの回はTVでは放映されず、「ブルーレイ・DVDの13巻のみに収録」という鬼畜仕様です。ふざけてますね。(なんで妹だけ……)

もっとTo LOVEる-とらぶる-』

2010年10月〜12月放送。全12話。
公式サイト

妹の美柑が非常に可愛い作品。
特に第11話Aパート「「妹」戦線異常アリ」は神回でした。
第9話Aパート「誰がためにベルは鳴る」も美柑メインでなかなか。

このアニメは妙に兄妹に力が入っていて、妹の美柑だけでなく兄のリト、古手川兄妹もいい味出してました。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

2010年10月〜12月放送。全15話。(TV放送は12話で終わり)
公式サイト

今年一番の妹アニメ。(4本しかチェックしてないですけど……)
桐乃の描写は特に力が入っていて、原作より5割増しぐらい可愛くなってます。

京介の良い兄ぶりもしっかり描写されており、特に第3話での親父を説得する場面の熱い叫びはしびれました。原作者の伏見先生が脚本を書いた第9話も原作のヒントになりそうな意味深な演出が多く、色々考察し甲斐のある回でしたね。最終回のGOOD ENDは微妙でしたけど、まだ別のルートの続きがあるのでそちらも楽しみにしています。

余談ですが、最後まできりの↑という最後にアクセントをつける呼び方には慣れませんでした。やっぱりき↑りのという最初にアクセントの方が自然だと思います。

まとめ

2010年秋の妹アニメの充実ぶりは神がかってました。
穹、美也、美柑、桐乃。どの妹も非常に可愛く、これ以上を望むべくもない、まさに最強の布陣。
ヨスガノソラ』だけはやや残念な出来でしたが、穹に関しては全然問題なかったです。
本当に夢のような楽しい3ヶ月でした。