『魔法科高校の劣等生 2 入学編』の感想

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

感想

今巻は風紀委員メンバーとなった達也が校内に隠された陰謀に巻き込まれ、
それを解決していくお話。


ハッキリ言うとつまらない。
とにかく主人公を含め味方側のスペックが高すぎる。
今回起きた事件の敵側がショボすぎるせいで、
話としては超有能で強い主人公側が、雑魚を駆逐し圧倒していくだけ。
物語としての面白みがほとんどなく、淡々と進んでいくという印象が強かったです。


そう感じさせる一番の原因は間違いなく、主人公であり、兄でもある達也。
どうも、この主人公は達観し過ぎてて好きになれません。
あまりに有能でそつがなさすぎて、見てて全然面白くないです。
個人的にはもう少し人間臭いというか、ある程度欠点が多い方が、
キャラを身近に感じられて好きなんですが……。


肝心の司波兄妹についても、全く好きになれません。
この兄妹に深い信頼や絆があるのは言動の端々からわかるのですが、
今のところ兄妹の過去がほとんど明らかになっておらず、
「なぜこの兄妹はこうもお互いを理解し、信頼しあっているのか?」が読んでる僕には理解できない。
なので、どうしても置いてけぼりというか部外者な気分になってしまい、どうにも二人に感情移入しずらいです。
読者と兄妹の間にある知識や認識の差が埋まらない限り、この兄妹を好きになるのは難しそう。


次巻は九校戦というのが始まるらしく、少しは期待出来そうですが、どうでしょうか?
さすがにそろそろ面白くなってくれないと、読み続けるのが辛くなりそうです。