『お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか？』体験版の感想

感想

僕は、普段は実妹ゲームの体験版をプレイすることはないのですが、キスアプリのコードのために、珍しく『お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか？』の体験版をプレイしてみました。せっかくなので軽く感想を書いてみようと思います。

体験版のサイズは1Gちょっとと大きめ。インストールは不要で、解凍すればそのままプレイできます。

体験版ではゲームの序盤をプレイできます、最初に妹口家の朝のシーンから始まり、主人公と母親、妹たちのキャラや、ハウスルールについてなどがシーンの中で一通りわかるようになっています。兄は中学校を卒業してそのまま家業の骨董屋を手伝っているということで、学校には行っていません。年齢的には高◯生か大学生ぐらいのようです。

ゲーム開始後すぐに、骨董鑑定士の資格をとるため勉強に集中するという名目で妹たちと離れて母屋に住むことになるのですが、兄の部屋に妹たちが4人とも押しかけてきてしまい、そのまま寝坊して妹たちが学校に遅刻してしまったため、母親によって新しくハウスルールが作られ、その日お兄ちゃんに一番たくさん唇にキスされた妹が兄のところに夜食を持っていくということになります。
そして、1人分のイベントが終わった時点で体験版終了。プレイ時間は軽く読み飛ばしながらのプレイで、1時間かからないぐらいでした。

体験版を最後までプレイするとキスアプリ用のコードが出てくるので、それをキスアプリで入力すると妹4人のとことんキッスが追加されます。

環境設定のコードの項目から公式サイトで公開されている体験版コードを入力すると、エクストラのおまけボタンが開放され、それを押すとブラウザが開き、公式サイトの壁紙ページに飛んで、妹4人が描かれた壁紙が2種類ダウンロードできるようになります。

タイトル画面のエクストラを選ぶと妹4人のHシーンが1種類ずつ見られ、それぞれお兄ちゃん視点と妹視点が好きに選べます。Hシーンはあさひ、まひる、さやの3人はわりと普通。あさひとさやは初めてのシーンですが、あさひの兄視点はほんのちょっとだけ背徳感ありました。まひるは何回目かのシーンなので普通。
問題はやよいで、他の3人とは明らかに雰囲気が違いネタに走ってるというか、ノリがかなり違います。このノリがあくまでこのシーンだけなのか、他のやよいのHシーンもそうなのかは不明。

プレイして気になったのが、キスクリックシステムがちょっと面倒くさいこと。一日のイベントで何度も妹にキスすることになるのですが、何度もやってるとちょっと飽きてきます。これを攻略のために妹4人分やらなきゃいけないとなると、気が遠くなってきますね。
幸いその辺は開発スタッフも予想していたのか、キスクリックを無くし、選択肢でキスするかしないかを選べるようになる設定が用意されています。面倒になったらこちらに切り替えれば良いでしょう。

あと、このゲームには母親が出てくるのですが、兄が母親とも普通にキスするのは実妹ゲーム的にどうなんでしょうね？　個人的には兄が妹たち全員にキスするのは許容範囲で別に構わないのですが、母親ともするというのは、少々気になりました。別に絶対ダメってわけじゃないですが……。

それ以外は、普通の妹ゲーって感じですね。妹たちはどの子も可愛いですし、妹同士の会話や交流もちゃんとあります。ただ、個別ルートに入ったらその妹しかほとんど登場しなくなる……なんて可能性もあるので、その辺がどうなるかは未知数です。

兄について

自他共に認めるシスコン。
基本的には常識人で真面目ですが、妹のことになるとちょっとおかしくなるタイプで、妹たちを溺愛しています。
妹たちにキスすることについても自分から喜んでするので、抵抗感はまったく無し。複数妹の兄としては、よくあるタイプで、可もなく不可もなくという感じです。
ちなみに兄は名無しで、設定でメッセージウインドウに出てくる名前をいつでも変更可能です（デフォルトは「お兄ちゃん」）。