『イモコン』第5話「アデルフラーム」の感想

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感想はネタバレありなので、先に5話を読んでから読むことをお勧めします。


5話のあらすじ

i-1グランプリの本戦会場に到着した日高兄妹。
会場で兄とはぐれた妹「杵島 美桜(きじま みお)」を気にかける蕨は、美桜が不注意で落とした指輪を取り戻すために、初戦の対戦相手である兄妹(名前不明)と指輪を賭けて勝負することに。

感想

蕨が格好良かったです。今まではちょっとキャラが弱いかなと思っていましたが、今日会ったばかりの見ず知らずの相手のために、自分の大事な指輪を躊躇無く賭ける姿にはしびれました。そして、蕨が言い出したことについてまったく驚く素振りを見せず、「オレと蕨に「敗北」の2文字はない!!」と不敵に断言する兄の姿も、妹に対する絶対的信頼が垣間見えて良し。

それと作中に

「『指輪』を手に入れるには厳正な審査をクリアしなくちゃいけない…場合によってはDNA鑑定も…」

という台詞があることから、このグランプリに参加する兄妹は「血の繋がった実の兄妹」じゃないと参加出来ない仕組みのようです。ハッキリ書いてあるわけじゃないですが、蕨が義妹の可能性はほぼ消えたと思っていいでしょう。これで安心して続きが読めますね。
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