『夏彩恋唄』体験版の感想

作品情報

ブランド:すたじお緑茶 公式ページ
2016年11月25日発売予定

あらすじ

公式サイト参照。

システム

クリックでテキストを読み進める一般的なADVタイプ。
設定は必要なものは一通りそろっているのですが、画面効果を瞬間表示する設定がないのが、ちと不満。一応クリックすれば飛ばせるんですけどね。

僕は使いませんでしたが、ゲームのコントローラーが使えるのが、ちょっと面白い。
キーボードの機能の割り当ても細かくできます。
起動時に前回終了した場面から再開するという機能はわりと便利かも。

体験版の内容

体験版のサイズは約230MB。
コンパクトにまとめられていていい感じですね。インストールするタイプなので、ちょっと手間がかかるのが難ですが。

プレイ時間は約1時間。
僕はこの記事を書きながらプレイしたので、実際は30分ちょっとで終わると思います。


このゲームは一般的なエロゲとは少しゲーム画面が変わっていて、メッセージ枠が画面下に固定ではなく漫画の吹き出しのように画面に表示されます。


こんな風に画面演出なんかも凝っていて、プレイしていてわりと楽しいです。

内容は手紙で屋上に呼び出されて月夜野悠那と口論になるところから始まり、幼馴染の光の実家の洋食店であるルーチェで光と雑談し、自宅に帰り妹の彩花との会話、買い物の途中で許嫁の紫苑と再会したところで、1日目終了。

翌日の放課後にルーチェで許嫁についての詳しい話を会社の秘書の人から聞いている最中に、偶然同じ場所で待ち合わせをしていて親から勧められた見合い相手との付き合いに困っていた月夜野に「付き合っている人がいる」という嘘を持ちかけられ、許嫁を解消したい主人公と思惑が一致し、その誘いに乗るところで体験版が終了。
ほとんどあらすじのまんまです。

テキストは無駄が無くて読みやすく、お話はテンポよく進みますし、画面演出効果もあって標準以上の面白さはあると思います。個人的には結構気に入りました。

妹について

名前 年齢
神木 彩花(かみき あやか) 不明
一人称 兄呼称
ボク お兄ちゃん
身長 体重 スリーサイズ
145cm 軽い おっぱい少なめ
CV 原画 シナリオ
桃山いおん るちえ、ぐれーともす めちょむちょちょ、氷雨こうじ
備考
ボクっ娘

主人公の妹。
学生。
私立の女子校に通っているので、兄と学校は別。

兄に対しては結構な甘えん坊だが、からかったりもしてくるし気さくな関係。
昔の学校では王子様的ポジションだったため、自分のことをボクと言う。

普通に可愛いですね。正直かなり好みで、実義さえハッキリすれば即購入レベル。

兄について

主人公。
学生。
家族構成は両親と妹の4人家族。(厳格な曽祖父がいたが、ゲーム開始時点では故人)
両親は外国に行っているため、現在は妹の彩花と二人暮らし。

神木家は西日本で複数の企業を持つ大きな家だが、兄は幼いころの病気の関係でそこからドロップアウトしているので、現在は一般の学生とほとんど変わらない。
曽祖父の決めた許嫁がいて慕われているが、兄の方は子供の頃に何度か顔を合わせただけで、ほとんど覚えていない。

妹に対してはやや過保護だが、兄妹仲は良好。
性格は可もなく不可もない、エロゲ的主人公。
相手にも問題があったとはいえ、クラスメイトをいきなりビッチ呼ばわりしたり、容姿だけで判断して遊んでると言うのはどうかと思いましたが、それ以外は特に不快になるような描写は無かったです。

妹に対しての接し方も特に問題はないですし、悪くはないと思います。

まとめ

さすがに少し短すぎると思いました。
Hシーンもないですし、発売一ヶ月前なのですからもうちょっと情報を公開してくれないと判断材料が少なくて困りますね。Hシーン体験版を別に配信する予定ならいいんですが。

妹の実義ですが、この体験版では実と断定出来るような描写も義理を匂わせるような描写も無し。
プレイ時間が短くて、妹の出番もほとんどなかったので、さすがにこれでは見極めようがないですね。情報が少なすぎて、妹の実義の判断は難しいのですが、主人公の子供の頃の記憶が曖昧というのが、ちょっとだけ引っかかりました。杞憂だとは思いますが。