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『星恋*ティンクル』体験版の感想

体験版の感想

ブランド:きゃべつそふと
2017年1月27日(金)発売予定
きゃべつそふと第一弾「星恋*ティンクル」応援中!

あらすじ

公式サイトのSTORY参照。

システム

システムは基本的なものは揃っていて特に問題なし。



このゲームはシステム設定でウインドウ比率を選べるのですが、




ワイド(16:9)
標準のこれだとCGがメッセージウインドウに隠れてしまうのですけど、



分割(4:3)
こっちにするとメッセージウインドウが分割されるので、CGをちゃんと見たいときに、いちいちメッセージウインドウを消す必要がありません。これは非常にありがたい。この機能は全エロゲの標準にしてほしいぐらいです。


他にもメッセージウインドウにキャプチャ保存のボタンがついていて、ゲームの画面を簡単にキャプチャ出来る機能があるんですけど、ファイルを保存するフォルダの場所を記憶してくれないので、イマイチ使いづらいです。ここは要改善。



あと、マウスジェスチャー機能はわりとめずらしいかも。僕は結局一度も使わなかったですが。

体験版の内容

サイズは約580MB。
やや大きめですが、これぐらいなら十分許容範囲です。
ギガサイズなんて論外。


内容はそらはと二人で渚沙町に引っ越してくるところから始まり(電車のシーンから始まるところは『ヨスガノソラ』を思わせます、そらはの名前や容姿といい、狙ってるんでしょうか?)、そらはとの二人暮らしをしながら、そらはの着替えやブラをつけるのを手伝ってあげたり、学園に転入し色々な女の子と出会っていくうちに、凪先輩が作ろうとしている星夜部という部活に興味を持ち、ナギや星夜祭の事を調べたり、学園の花壇荒らし事件や珠希の神社から文献が盗まれる事件を解決したり、そらはと一緒にお風呂に入ったりそらはとキスしたり(唇です、といってもあくまで治療という名目ですが)していくうちに、星夜部に入部することを決めるというところで体験版は終了。


個人差もありますが、プレイ時間は3時間から3時間半というところでしょうか? 結構長いのですが、ライターが実績のあるなかひろさんだけあって、中だるみすることもなく、一気に読めました。
兄妹のやり取りは、『星空のメモリア』の小河坂兄妹を思わせるところもあって、あの兄妹が好きな人なら合うと思います。


Hシーンこそありませんが、サービスシーンは多く、そらはを含めヒロインの乳首もかなりの頻度で拝めます。(なぜか凪先輩だけは、その手のシーンが一切無いですが)


あと、このゲームの立ち絵はかなり変わっていて、そらはは露出狂かと思うぐらいに乳首の露出度が高く、共通ルートにも関わらず、普通に裸立ち絵もあります。咲良もメイド服の時はなぜか乳輪がチラ見えしているのですが、主人公やヒロインを含め、まったくそれにツッコみません。


妹について

きゃべつそふと第一弾「星恋*ティンクル」応援中!

名前 年齢
群雲 そらは(むらくも そらは) 兄の一つ下
一人称 兄呼称
兄さん
身長 体重 スリーサイズ
153cm 不明 96/57/85
CV 原画 シナリオ
秋野花 梱枝りこ なかひろ
備考
生理はまだ


渚沙学園一年生。(兄と同じ学園)
子供の頃から病弱で体力が無い、人付き合いが苦手で人見知り、不器用なため料理は苦手で家事は一切出来ない、辛いものが苦手、高所恐怖症で高いところが苦手、勉強は苦手でテストは赤点、自分一人ではほとんどの事が出来ず、ブラすらつけられないという、見事なポンコツぶり。
あまりにポンコツすぎるそらはですが、自分がポンコツという自覚はあり、兄に頼ってばかりで申し訳ない、このままではいけないという気持ちはちゃんと持っていますし、学園に通い始めるにつれて、少しずつ成長しているのは好印象。
あと、かなりのヤキモチ妬きで、兄に近づく女性をかなり警戒しています。
その辺も含めて、若干ヤンデレの気がありますね。まぁ、あくまでギャグの範囲ですが。

兄について

主人公。
渚沙学園二年生。
家庭の事情で、都会のアパートから叔母の持ち家がある渚沙町に、そらはと二人で引っ越してきた。
叔母は普段から家に居ないので(体験版では叔母である真千の出番は一切無し)、そらはと二人暮らし。
両親についてはなにか事情があるようで、体験版では詳細は語られません。


性格は真面目な常識人。
テストの成績は並で、女心にはやや鈍感ですが、人の事情を察したり、気遣いなどは出来ますし、家事も普通にこなせるなど、スペックは高めです。
車にはねられても痛いで済ませたり、飛んできた野球ボールを平然とキャッチしたり、人を抱えて校門を飛び越える、スコップを素手でぐにゃぐにゃにする、屋上から地面に落ちても重体で済むなど、人間とは思えないほどの運動神経と力も持ち合わせているようですが、なぜそんな力を持っているのかは体験版では明かされません。


この兄の最大の特徴は、何と言っても妹想いなところでしょう。とにかく妹第一で、何かと妹を気にかけています。
体験版の序盤で軽い交通事故に遭うのですが、その時も帰りが遅くなるとそらはが心配するということを気にかけたり、部活に勧誘されたときも、部活に入るとそらはが一人になってしまうことを考えて返事を保留にする、クラスメイトに放課後に遊びに行こうと誘われても、妹と約束をしてるからと断るなど、いくらなんでも妹を優先しすぎというか、自己犠牲が強すぎるところがあって、傍から見てて不安になるほどです。(こうなったのは過去に関係があるようですが)
男友達が妹にちょっと興味を持っただけで警戒しまくったり、ケータイの妹からの着信画面の画像にハートがあしらってあるのは微笑ましいですが。


頭を撫でたり、抱きしめたり、腕を組んで歩いたり、おやすみのキス(おでこ)をしたり、おんぶにお姫様抱っこを普通にやっちゃったり、妹の着替えを手伝ってあげて、ブラまでつけてあげたり、一緒にお風呂に入ったりと、とにかくスキンシップ過剰な兄妹ですが、そらはや兄もそれらに対して羞恥心はありますし、兄の方も一緒にお風呂に入ったり、寝るのはさすがに一般の兄妹としては普通ではないという自覚はあります。


そらはの事はもちろん妹として大事にしているのですが、過保護なだけじゃなく、ちゃんと自立をうながして、自分のことぐらいは自分でちゃんと出来るようにしようと考えています。
間違いなく良兄といって良いでしょう。

まとめ

星空のメモリア』(なかひろさんのテキスト)と『ヨスガノソラ』(そらはの設定やその他諸々)が両方そなわり最強に見える。
ここしばらくでプレイした体験版の中では、ダントツの出来。
文句なしに面白かったです。


ダラダラした日常描写は極力省きつつ、伏線をしっかり折り込みながら、テンポよく進む物語。ギャグを含めて楽しい兄妹のやり取り。嫌味なところもなく、可愛いヒロインたち。
そして圧倒的なポンコツさと可愛さを誇る妹のそらは。


これはもう買うしかないだろ、常識的に考えて! ……と言いたいところなのです『Happy Wardrobe』の時の苦い件もあるのでね……(同じなかひろさんシナリオ)。
いくら体験版が良くても本編の出来が良いとは限らないですし、個別ルートに入ったら突然失速するのでは? という不安がどうしても拭えません。


しかし、それよりももっと大きな問題があります。
体験版をプレイするとわかるのですが、群雲兄妹には超常の力や秘密があるようで、両親の存在も含めて、兄妹の実義がハッキリしないのが最大の不安材料。
特に神谷家に伝わっていて、失われたはずの『勇』の神技を兄が持ってる? 部分などは非常に怪しいですし、そらはが兄とは違う神技を持ってる可能性も非常に高く、実は二人に血の繋がりは無かったと言われても驚かないぐらい怪しい伏線がたんまりあります。


更に3時間以上ある体験版の中で、兄もそらはもただの一度も、お互いについて実妹や血の繋がった兄妹という言葉を使いません。(もし仮に僕がメーカーの立場の人間なら、チラッとでもその手の言葉を入れてユーザーを安心させますけどね……そらはが本当に実妹なら、それらの単語を入れることに問題は全くないはずですし。)
正直、黒に限りなく近い灰色だと思います。


もちろんこれらは、あくまで僕がそう感じただけで、実際は単なる杞憂であり、そらはが実妹という可能性だってありますけどね。
僕だって、そらは自身は非常に可愛いと思いますし、テキストやシナリオのレベルはかなりのものだと思うので、出来れば実妹であって欲しいと思っていますよ。


ただ、僕はこれを発売日に買うのは相当リスクが高いと思うので、申し訳ないですが、現時点では様子見を決め込みます。
この体験版をプレイして、予約したり、発売日に突撃する自信は、さすがにありません。
チキン野郎で申し訳ない……。