『ダダダ』の感想

僕が毎月購読している『ヤングアニマル嵐』という雑誌があるんですけど、先月のNo.3から『ダダダ』という漫画の連載が始まったんですね。

簡単に内容を説明すると、主人公はボクサーで、子供の頃、ボクサーだった父親に憧れていたものの、父親は怪我による後遺症で荒れて家庭内暴力を振るい始め、母親はそれに耐えきれず、主人公を置いて家を出ていってしまう。そんな父親に、ボクサーとして強くなって認められるために、頑張るも……という感じ。

第一話を読んだ時は「ふーん」って感じで、最後に妹が出てきて「あっ、これ妹出てくるんだ」と思っただけなんですが、今月の二話を読んだら、兄妹モノとしてのあまりの出来の良さに認識を改めましたね。


とりあえず妹は実妹ここは安心して良い。


妹が変質者に連れ去られそうになるのを、お兄ちゃんが助けた後のシーン。


こんなん妹に言われたら、お兄ちゃん泣くしかないやろ。
このお兄ちゃんとのシンクロ率が100%を越えましたよ。


これらの一連のシーンは本当に素晴らしくて、感動しました。
最後の画像の左上、お兄ちゃんの手に頬を擦り寄せる妹のコマも、妹の不安な気持ちをよく表していて上手い。
こういう妹の姿を見ると「守ってやりたい」って、お兄ちゃんならなりますよね。

あとね、このお兄ちゃん不器用なところが可愛いです。
自分と違い、母親に愛された妹に嫉妬めいた感情を抱いて、最初は妹に対し、突き放すような態度を取るんですが、その後に、ちゃんと反省し、妹にごめんと謝れたり、小さな子供と話す時にちゃんと座って目線を合わせようとしたりするのがポイント高い。
こういうお兄ちゃん大好きですよ、僕は。


ちなみに先月号は電子書籍で読めます。
この作品は、短期集中連載らしいので、単行本が出るかは微妙なところ。
「とりあえず単行本が出てからチェックすればいいや」が通じる保証は無いです。

この雑誌、別に妹目当てで買ってたわけじゃないんですが、思わぬ拾い物をしました。
妹は小学生なので、さすがに兄妹恋愛には期待出来ませんが、兄妹の関係が自分のツボに思いっきりハマりました。
続きが、すごく楽しみです。

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