アニメ『シスター♥プリンセス』第17話~第18話の感想

第17話 おキューですわ……ポッ♥






今回は春歌回。
前回の花穂回も作画が良かったですけど、今回は更に凄いです。


突然出てきた犬から兄を守ろうと立ちはだかる春歌。
兄の表情……。


凛々しい。


見事に犬を追い払った後、兄を踊りの催し物に誘う春歌。
恥じらう姿が可愛いです。



転んで捻挫した兄を甲斐甲斐しくお世話する春歌。


「春歌ちゃんは、なんでそんなに僕の世話をしたいの? 怪我させちゃったって思ってるから?」という兄の質問に対し、


「お怪我のことは関係ないですわ。わたくし、兄君さまのお役に立ちたいんです。兄君さまだからこそお世話するんです」と答える春歌。
花穂とは、またちょっと違った意味で健気ですね。


「あっ、兄君さま。駄目です、そんな急に動いちゃ……」
「ごっ、ごめん、春歌ちゃん……」
「あっ、春歌ちゃん……」
「うっ、うぅ……」
「兄君さま……」
「ふぅ、ふぅ……まだ?」
「兄君さま、もうちょっとの辛抱ですわ」
「うっ、うぅっ……」
「もうじき、もうじき良くなりますから……兄君さま、頑張って」


まぁ、お灸のことなんですけどね。
しかし、このシーンは艶かしくてエロいです。




お世話になったお礼に春歌を秋祭りに誘う兄。
この兄にしては、なかなか気の利くチョイスです。


射的で景品を見事に落とし、嬉しくて思わず兄に抱きつく春歌。


その後で我に返って恥じらうところが、奥ゆかしくて良いですね。


兄にあんみつを食べさせようとする春歌。


「はい、あーん」


ボートから降りる時に、よろけて兄に抱きついてしまう春歌。


拾った髪飾りのお礼に、おじさんから兄と二人だけのダンスをする機会をプレゼントされる春歌。


ダンスシーンの作画は、さすがに力尽きたのか微妙でしたが、カットは綺麗。





春歌以外の作画もレベル高め。

今回、オリキャラのおじさんが出てきたのですが、話に上手く溶け込んでいて、邪魔には感じさせなかったです。
踊りの催し物で、春歌だから日本舞踊だろうと視聴者に思わせておいて、洋装のダンスを持ってくるところは上手い演出でした。今回の脚本家の人は良いセンスしてますね。


春歌の魅力を存分に描いた素晴らしい春歌回でした。今までで一番良かったです。

第18話 ……永久の……契りを……

今回は千影回。
千影の不思議な力で幽体離脱し、謎の世界に飛ばされた兄が前世? の千影に出会うというお話です。




作画も引き続き絶好調です。
前々回あたりから、作画が確変してますね。





前世? の千影。
性格が少し異なっていて、素直です。
確か設定では前世で兄と千影は恋人同士だったが、何らかの罰を受けて、結ばれることのできない関係である兄妹に転生させられた(ネタバレ)みたいな感じだったと思うのですが(10年以上前の記憶なのであまり自信無し)、シスプリはメディアによって設定が変わったりするので、アニメでもそうなのかは不明。


大胆な千影。
この妹たちには兄を誘惑する遺伝子が(以下略)


良い雰囲気になってキス。
寸前で邪魔が入るのはお約束。


千影を守るために、死神に立ち向かう兄。


まぁ、あっさりやられて千影を攫われてしまうのですが……


千影を助けるために、再び死神に挑む兄。
まぁ、やっぱりあっさりやられるんですが。


再び別の空間に飛ばされた後、永遠の契りを結ぼうと迫ってくる前世の千影。


二人だけの関係を求める千影に対し、兄は妹たちの待っている世界に戻りたいと千影を拒否します。
千影には申し訳ないが、あくまで妹たちを優先する兄の姿勢は偉い。



この衣装を見る限り、どうも最後に出てきた前世の千影は、千影本人っぽいです。
千影の台詞から察するに、これまでも似たようなことを何度も繰り返していて、そのたびに兄に二人だけの関係を拒否されているようですが、諦める気はなさそう。



今回は非常に珍しく集団でも作画が崩れません。18話目にして初めての快挙です。
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