あらすじ
作品ページのSTORY参照。
妹について
名前 | 年齢 | |
---|---|---|
友里 海音(ともさと |
不明 | |
一人称 | 兄呼称 | |
わたくし | お兄様、信一さん | |
身長 | 体重 | スリーサイズ |
149cm | 43kg | B82/W54/H79 |
CV | 原画 | シナリオ |
岩泉まい | 結城しん、遊月ことな | 蒼夜、結月、影花 |
備考 | ||
複数妹 |
父の紹介で友里家に養女(義妹)として迎えられるが、実際は主人公の異母妹。
友里家の6女で一番下。
電波なゴスロリ少女。
伯爵という兎の人形をいつも抱えている。
オカルト好きで、怪しい呪いのアイテムをたくさん持っている。
料理が得意でかなりの腕前。
兄のことは、前世で悪い魔女に引き裂かれた恋人の生まれ変わりと思い込んで慕っている。
兄について
主人公。
学生。
性格は基本的には普通のエロゲ主人公。
妹達には押され気味で、兄としての威厳が保てないと悩んでいる。
妹達に迫られると抵抗できず流されるままで、かなり情けない。
家族構成は両親と姉3人に自分、妹の湊と円+海音の9人家族。
両親は長期出張で家に居らず、姉3人は既に家を出ていてゲームには出てこない。
海音のことは最初は可愛い子だと思っていたが、電波と知ってかなり引いている。
共通ルートで、媚薬と海音の誘惑によって海音の処女を奪ってしまう。
シナリオ
海音ルートに入っても、相変わらず海音に流されるまま身体を重ねる兄。このままではマズイと感じた兄は、海音の電波な奇行の原因を探るため、まずは海音とデートをして相手のことをよく知ることにします。海音もそんな兄に打ち解け始め、二人は少しずつ仲良くなっていきます。
(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)
一方でゆかりは海音が何か目的があって兄に近づいていることに勘付き、海音を問い詰めるのですが、海音はとぼけて応えません。
実際に海音は兄に気に入られるように演技をしていることが海音視点からわかるのですが、兄の方はそんなことには全然気付かずに、兄として海音に優しく接していきます。最初は演技のつもりだった海音も、純粋な兄に惹かれはじめます。
そんなある日、事あるごとに海音と対立していたゆかりが、本気で海音を問い詰めることに。ゆかりの剣幕に耐え切れず、家を飛び出す海音。後を追いかけてきた兄に、海音は本当のことを話し始めます。
自分が湊たちの父親の隠し子であり、兄と血が繋がっていること。
母に捨てられた自分に比べて、のうのうと何も知らずに幸せに暮らしている友里家の人間を憎んでいること。
自分が友里家に来て兄に近づいたのは友里家の人間を仲違いさせて引き裂くためだったこと。
そのために兄を含め皆を騙してきたこと。
すべてを知った兄は海音のことを受け止め、それでも海音が好きだと告白します。普段はヘタレな兄ですが、このシナリオでは珍しく格好いいです。他の皆とも仲直りし、友里家に受け入れられた海音はEDで兄と結婚。子供もできて幸せそうに微笑み、物語は終わります。
親バレ、周りバレ
両方一応ある程度。EDで父親に結婚を反対されたという描写があるんですが、説明のテキストだけです。その際に湊、円、ゆかりが協力してくれたことがわかります。
禁忌、背徳描写
無いですね。
兄は海音と血が繋がっていることをED付近まで知りませんし、それを知っても兄妹であることなんかどうでもいいと言い放ちます。海音の方も実の兄妹でHすること自体に罪悪感を覚えている描写はありませんし、兄と両思いになってからは兄ではなく恋人として見ています。
(ネタバレここまで)
まとめ
シナリオ自体は悪くなかったんですが、実妹モノとしては失格。
兄と海音に実の兄妹であるという意識が希薄すぎます。
兄妹であることより恋人であることを選んだ二人には、がっかりしました。
湊と円に比べるとどうしてもね……
お気に入り度(10点満点) 7