実妹キャラの評価ポイント その3

兄妹の絆

兄妹愛とよく似てますが、ここでは関係という意味で考えます。

よく実妹ゲームに出てくる妹の台詞として「お兄ちゃんの事が一人の男の人として好き」というのが出てきますが、この台詞あまり好きじゃありません。「兄として好きだし、男の人としても好き」という意味なら問題ないんですが、「兄妹であることなんて関係ない」みたいな台詞が出てくると、かなり萎えます。他にも「兄妹じゃなくて恋人になりたい」「これからは兄妹じゃなくて恋人だね」というような台詞も引っかかりますね。

例え二人が恋人になったとしても、兄妹じゃなくなるわけではありません。兄妹であることを否定するような台詞は、兄妹という事実や現実から目を背けているみたいで好きではないです。

あと、お兄ちゃん→○○さんみたいに、兄への呼称が名前に変わるのも好きじゃないですね。

他にも、二人の関係があまり兄妹を感じさせず、まるで普通の男女のような場合は評価が下がります。二人が血の繋がった兄妹である、という根本を軽視してる兄妹はNGです。

エッチ

本番に関してはあまり重視していません。
まあ、無いよりはあった方がいいし、描写が薄いよりは濃い方が嬉しいですが。
避妊についてしっかり考えている兄妹に対しては好感度がアップします。

僕は本番よりも着替えやお風呂に遭遇するシーン、オナニーシーン、キスシーンの方が好きですね。二人が肉体的に結ばれる前の微妙な関係が実妹ゲームの最も美味しい部分だと思ってるので。
これらのシーンをしっかり押さえてる作品は評価が上がる傾向にあります。

着替えやお風呂に遭遇するシーン

一つ屋根の下に住んでいる以上、お約束のイベントでしょう。
でも、このシーンが無いゲームって結構多いんですよね、嘆かわしい……。

オナニーシーン

お兄ちゃんの事が好きで抱いて欲しいけど、兄妹だからそんな事許されない……。でも、夜中にお兄ちゃんのことを考えると身体が熱くなって我慢できなくなってしまい、せめて想像の中だけでもと自分を慰めるうちに、ついつい指も声も激しくなってしまう妹。そしてその現場を見てしまい、(まさか妹があんな事をしてるなんて……)とドキドキする兄。

……とまあ、もはや妹モノの伝統ともいえるお約束イベント。今後もこの伝統は脈々と受け継がれ、決して絶える事はないでしょう。こういったお約束イベントを積み重ねていくことによって妹への思い入れは深まっていくということを、製作者の方は忘れないでいただきたい。

キスシーン

兄と妹の初めてのキス。実妹ゲームで一番好きなシーンです。このシーンに至るまでに積み重ねた兄妹のイベントが多いほど、その感動も大きい。
この大事なシーンに特別な1枚絵を用意しないで、Hのついでに済ませられるとがっかり。
キスシーンとHシーンは絶対に分けるべきだと思っています。

あとがき

今はこんなところですかね。
他にも思いついたらその4を書くかもしれません。