『いもーと*もーど』の感想

作品情報と感想

タイトル:いもーと*もーど
作者名:きりりん

以前コメント欄でteveshszatさんに教えてもらった成年コミックです。

大分前に買って読んでたんですが、ブログのネタが切れた感想を書いてなかったのを思い出したので書いてみます。

水仙の華の沼の淵 前編、中編、後編 全86P

この単行本のメイン話で兄妹の心が入れ替わるTSモノ(TS=Trans Sexual=性転換)。


話の展開や伏線の貼り方が上手いです。
入れ替わりと兄妹の恋愛という二つの組み合わせを実に上手く生かしていて、単にヤるだけのエロ漫画とは一線を画した出来。

兄妹のやり取りや心理描写が秀逸。
子供の頃の妹が殺人的に可愛い。

ツン・トレ 24P

兄が歳の離れた声優の妹にえっちでツンデレを教える話。
普段は控えめな妹がSに豹変して兄を責めまくるのが面白いが、それ以外は普通のエロ漫画。

わたしとあの子とあの子のお兄ちゃん 28P

幼い妹のことが好きな兄が妹の友達を妹の替わりにして抱く話。

妹が兄を(表面上は)嫌ってるのと、妹の友達が兄が妹を好きなことを知ってて抱かれるという設定が面白い。
ラストの展開がダークで後味はよくないんですが、結構好きな話です。

私が○だったころ 28P

親バレした兄妹の話。背徳感高め。
話に救いが感じられなくてせつない。

おひざだっこ 32P

この話は他と違い妹じゃなくて妹的存在の話なので省略。

ハンバーグセット 12P

おひざだっこの続編で書き下ろし。特に書くことなし。

まとめ

話の面白さとエロのバランスが絶妙。
妹モノが好きな人なら買って損はしない出来だと思います。
ただ、ロリな絵柄は人を選ぶかも。

作者のサイト