『ぐらタン』召しませ体験版の感想

作品情報

ブランド:コットンソフト
2010年5月28日発売予定

借金が理由で自宅に住めなくなってしまった主人公。
路頭に迷っていた主人公の前に、今まで存在を知らなかった腹違いの4人の姉妹が現れて、一緒に暮らすことに。

実は姉妹たちにはそれぞれ動物に変身してしまうという魔法がかけられていて、それを解くには5人のきょうだいが「家族の絆」で結ばれるしかないと知らされる主人公。年頃の男として、突然現れた4人の姉妹との生活にドキドキしながら、家族として日常を過ごしていくという学園ラブコメディ。

内容と感想

体験版のサイズは413MB。インストールしてプレイするタイプです。

体験版はダイジェスト形式になっています。
最初に10年前のプロローグ。
それが終わると涼芽、桐花、蒔紀、岬子、みのり、それぞれのダイジェストがプレイ可能。
全部プレイすると次回予告が現れて、それを選ぶと体験版はおしまいです。

ダイジェストはすべてゲーム序盤の内容で、ヒロイン達との簡単なイベントと4姉妹の変身シーンが中心。
長さは1人15〜30分程度で、合計プレイ時間は1時間半程度でした。

Hシーンは各キャラにありますが、ほとんどがペッティングか手コキ程度の軽いものです。
あと、桐花に裸立ち絵を確認。

システムは一通りのものが揃っていて特に問題なし。
画面サイズは1024*768と大きいです。

妹について

三ツ谷 桐花(みつや きりか)

主人公の異母妹。
年齢は兄と同じだが、誕生日の差で妹ということになっている。
兄と同じ学校に通っており1年生。兄とはクラスメイトでもある。

一人称は「あたし」
兄の呼称は「あんた」
CV:青山ゆかり

父親に魔法をかけられていて、暴力を振るうと小さな蝶の妖精のような姿に変身してしまう。
性格は気が強く、すぐに手が出る暴力系のツンデレ

以前から主人公が兄であるということは知っており、クラスメイトとして密かに兄を観察していた。
その結果、兄がドスケベ男であることを知り嫌悪している。

妹らしさはまるで無し。
体験版の時点では気が強いクラスメイト以外の何者でもないです。

卯月 岬子(うづき みさきこ)

主人公の異母妹。
年齢は兄の1つ下。
中○3年生?

ゲーム開始時では一人だけ違う学校に所属しているが、もう少ししたら進学して、姉や兄たちと同じ学校に通うことになっている。
一人称は「わたし」
兄の呼称は「お兄ちゃん」
CV:新堂真弓

性格は気弱でおどおどしていて、すぐに謝るくせがある。
根が素直で騙されやすい。
家事が得意で、一家の炊事洗濯掃除などを一手に引き受けている。

父親によって、泣くとうさぎに変身してしまう魔法をかけられていて、変身すると性格が明るくハイテンションに変わってしまう。

桐花と違い、こちらはちゃんと妹らしいです。
とはいえ、まだ兄妹の距離感は遠くどこか他人行儀。

兄について

主人公。
学生。
ゲーム開始時は1年生で、進級間近。

母子家庭で母親と二人暮らしをしていたが、母が1500万円の借金を作ってしまい、借金取りに追われる生活になってしまう。
当の母親はギャンブルで一発当てて借金を返すため、ラスベガスへ行っている。
父親は本物の魔法使いで、マジシャンとして世界中を旅していて現在は行方不明。

物語が始まると、腹違いの姉妹が4人いることが判明する。
小倉という苗字から『ぐら』というあだなで呼ばれている。

性格はバカでスケベという、いかにもエロゲ向きな主人公。
セクハラ大王でヒロインたちにセクハラしまくる。
とは言っても本当に相手が嫌がる事はしない節度ある(?)セクハラ。
セクハラ以外の部分は常識的で、周りに気を配れる優しさを持っている。

まとめ

個性的な4人の姉妹と幼なじみに囲まれた生活ということで、雰囲気やテキストはノリが良く、とても楽しめました。
エッチシーンも結構多そうな雰囲気。
萌え系のエロゲとしてはかなり良さそうです。

反面、実妹ゲームとしては、不安な出来。
突然出来た妹なので、とにかく兄妹らしさが薄いです。
岬子はともかくとして、桐花についてはとても妹とは思えません。
この辺がゲーム本編で解消されるかどうかは非常に怪しいです。

結論としては買う予定。
実妹モノとしては不安はありますが、4姉妹のやり取りは楽しいですし、ゲーム自体はとても気に入りました。まきいづみボイスな姉のみのりも気になりますし、今回はハズレ覚悟で突撃します。