『で・こ・つ・ん★』5巻の感想

作品情報

新たな敵にあの兄妹も再登場して贈る“でこつん”ラブコメディ第5弾。


仮面を外した真心は、咲夜と南風に挟まれて広場のベンチに座っていた。不意に、南風が身を寄せてくる。「いまだけは咲夜の”おにいちゃん”。だから、それらしく、振る舞って」 「おにいちゃぁん」 甘えた声で、咲夜が右腕にしがみついてきた。「おにいちゃん、わたし、出場できたら……絶対、がんばる」 「そうだな。がんばろうな」 一週間後、泉命女学園高・中等部合同で行われる≪最強ペア決定戦≫。青龍、白虎、朱雀、玄武の各寮から一〇組のペアが、心技体を競い合う。だが、戦いを前に青龍寮以外が手を組んだという情報が入ってきて!? 

上記はAmazonの内容紹介より転載。

感想

今回は寮同士で行われる最強ペア決定戦の話がメイン。
後半までは決定戦のメンバーを決めるまでのあれこれに費やされます。なのに後半は「えっ?最強ペア決定戦はどうなるの?」という急展開に。使姫(エンゼル)についてもインフレ起こしてるし、「こんな展開にしてこの先どうするの?」という不安を掻き立てられます。

妹モノとしての感想は4巻の時とあまり変わりません。相変わらず兄は他の女の子と仲良くしすぎですね。特に兄と希のフラグが立ちすぎてて、心愛エンドはますます遠のいた印象。

以前もちょっと書きましたが、この兄の妹を見る目はあくまで「お兄ちゃんとして」なんですよね。妹を女性として見ることがまったくと言っていいほどない。心愛の方も「兄や姉に頼らずにすむ、強い自分になりたい」ということで兄離れをしようと頑張っているし、あくまで仲の良い兄妹のまま終わりそうな雰囲気です。

一応この巻の最後で兄妹についても急展開がありますけど、兄妹恋愛についてはかなり望みは薄いかなぁ……っていうか次巻で終わり? 打ち切りなの?