『ダダダ』最終話 未来①公開
試合が終わってアパートに戻った相瀬兄妹。
勝てなかったことをゆめに謝る兄ですが、ゆめは帰ってくるという約束をちゃんと守ってくれた兄に逆に感謝の言葉を掛け、抱きつきます。
神崎との試合を通じてボクシングに向き合えた兄は、ゆめにボクシングを続けていいか問いかけるのですが、「ゆめはそれに答えず」唐突に母親の話を始めます。
「お母さんはね、大きな夢に向かって頑張るお父さんが好きだったんだって。すごくかっこよかったって」
その後、結局兄の問いに答えないまま、兄のためにコンビニに買い物に出かけようとするゆめ。
しかし、出かける前に振り返って「ゆめは今のお兄ちゃんが大好きっ」と答えます。
この一連の表現上手いですよね。
母親が夢に向かって頑張る父親が好きだったように、ゆめも夢に向かって頑張ろうとする「今の」兄を大好きと言うことで、先程の兄の問いに対して間接的に答えています。
布団に横になって会話するシチュやスキンシップの多い距離感の近さもそうですが、この作者さんの兄妹描写は本当に上手いなぁと感心します。
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— あみ (@higemoku) 2018年3月5日
最終話です❗❗20日の更新で最後になります…❗正直寂しいですが❗描ききりました…❗是非読んで下さい❗単行本2巻も準備中ですのでお気に召しましたら是非お手に取って下さいませ✨ここまで見守って頂きありがとうございました❗ pic.twitter.com/046WuuY6Ar
次回はいよいよ、最終回。
果たしてどんな結末を迎えるのか、要注目です。