女未 あかね 『お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして!』(お兄ちゃん大好き系・寒がり、天才、敬語)

作品情報

タイトル:お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして!
ブランド:Tinkle Position 作品ページ
ジャンル:妹と添い寝でハグするADV
発売日:2018年5月25日
販売価格:9,800円(税別)

あらすじ

公式サイトのストーリー参照

妹について

名前 年齢
女未 あかね(おなみ あかね) 中○2、3年生?
一人称 兄呼称
兄さん、お兄ちゃん
身長 体重 スリーサイズ
148cm 不明 B75/W57/H77
CV 原画 シナリオ
花影 ほたる K子 大和うみ、東人
備考
11月7日(知恵の日)生まれ、B型

女未家の次女。
そらと制服が違い、こはくと同じなので、中○生と思われます。

勉強が得意で、近所でも評判の天才少女。
その頭脳を生かして、両親の病理研究の手伝いをしている。
性格は几帳面で、妹の中でも特に身だしなみに気を使っている。
超寒がり体質で、冬は天敵。

兄の血液データ回収のための採血は、あかねの仕事。
普段は兄のことを兄さんと呼んでいるが、テンパったりするとすぐにお兄ちゃん呼びになってしまう。

あかねのCG枚数は20枚。
内訳はイベントCG9枚に、HCG11枚。
布団の中で兄にうつ伏せになるCG、腕を組むCGがお気に入り。

「うぅ~……部屋がづべだいー……早くこたつに入りだい~……」


「お兄ちゃんを思うと、ドキッとなるの。胸の奥が熱くなるの。体もすごく熱くなるの。ぎゅってされたら、溶けそうになっちゃうの。気持ちが止まらなくなるの。……えっちな気持ちに、なるの……!」


「……関係は変わっていくものです。恋人じゃなくなるかもしれない、夫婦でなくなるかもしれない。それでも『兄妹』は絶対になくなりはしない。何度でも、そこから始めることができる」

兄について

主人公。
通信制の学園に所属してはいるが、学園自体には通っておらず、通信制のカリキュラムをこなして自宅で勉強をしている。

家族構成は両親と妹4人の7人家族。
両親は仕事で海外にいるため、現在は兄妹だけの5人暮らし。

子供の頃は酷い喘息をわずらっていたが、今は普通の健康体。
小さい頃から、喘息で何かあった時すぐ連絡が取れるように妹1人と一緒に寝ていて、今もそれは続いている。

かなりのシスコンで、何につけても妹優先。
あまりに行き過ぎて、ちょっと妹たちに引かれるところも……。
妹たちのことは大好きだが、相手も年頃の女の子ということで、過度なスキンシップはしないように気をつけている。

性格はほぼ、前作の主人公と同じです。
前作をプレイした人ならすぐに馴染めるでしょう。
いわゆる目無し主人公で、顔出しは無し。

あかねのことは、普通に妹として可愛がっていますが、そのわりに何度も部屋を温め忘れるのはご愛嬌。

「いいんだよ、そんなの関係ない。世界中の知らない誰かよりあかねの方が大事だし」


「そういうこと。えっちしても、好き同士でも、妹は妹。あかねはあかね。新しいことを積み重ねた、成長したあかねになっただけだよ」


「あのさ、俺だって、男ではあるけど、あかねのお兄ちゃんでもあるんだよ。エッチを我慢してるからストレスがって、それじゃまるで、エッチのためにあかねといる、みたいじゃないか。大事な、大好きな妹のことを、性欲処理のためだけの穴みたいに扱うなんて、できるわけないだろ」

シナリオ

あかねをハグする相手に選んだ場合は会話とハグが中心、兄を意識してちょっとずつ様子がおかしくなっていくあかねの姿が描かれます。

(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)





あかねシナリオに入ると、兄への気持ちが抑えられなくなったあかねが兄に告白、兄もあかねのことが好きな自分に気づき、あかねを受け入れます。しばらくはHシーンが連続しますが、さすがにこのまま兄を独占し続けるのは良くないと感じたあかねは、しばらくハグとHは控えようと提案してきます。……が、結局一日しか持たず、またHしてしまう兄妹。気まずさは、兄がちょっと良いこと言って、ごまかします。

その後は、クリスマスにあかねと街でデートすることになるのですが、そこであかねの友達二人組に出会います。クリスマスに兄と二人でデートなんてありえないと言ってくる友達に対し、兄は兄妹だけど彼氏でラブラブだと告げるのですが、その時の友達のドン引き具合がなかなかリアルで、ちょっと胸が痛いです。まぁ、この件はその友達二人もそれぞれ兄と弟のことが好きだったというオチであっさり解決するんですが……。

その後ホテルでHすることになるんですが、このシーンでのあかねのダブルピースしながらの頭の悪い言動はドン引きでしたね。エピローグでこはくに兄とのHを見られても、そのまま平気でHを続けるあかねは、もう痴女にしか見えません……。





(ネタバレここまで)

親バレ、周りバレ

ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
親バレはなし。エピローグで妹たちに関係を正直に話したというモノローグがありますが、あっさり二人の関係を受け入れてくれます。

禁忌、背徳描写

ほとんどないです。
兄妹でHするのは、世間的には良くないという認識はありますが「そんなの関係ねぇ!」って感じで強引に押し切ります。作風的にもブランド的にも、シリアスを期待するような作品ではないので、これで良いと思います。

まとめ

あかねのシナリオは、読むのが苦痛になるぐらい面白くないです。

とにかく、あかねとの会話が致命的につまらない。あかねは、この年齢で両親の研究を手伝っている近所でも評判の天才少女という設定なんですが、作中にそれを実感できるような描写が全然無いんですよね。会話してても、年相応の少女という印象で、そらと大して変わらず、天才と呼ばれるほどの頭の良さなんてのは全然感じられません。

兄と両想いになるという過程もテンプレでまったく面白味がないですし、両想いになったら性欲に流されてひたすらHシーンの連続、なんかウジウジ悩み始めたと思ったら姉妹のフォローと兄の言葉であっさり解決、クリスマスデートの時の友達とのやり取りも、シリアスは一瞬でやっぱりあっさり解決、その後のホテルのHではいきなりダブルピースで頭の悪い台詞を言い出してドン引き、二人の関係を家族にどう説明するかについても、エピローグのテキスト数行であっさり解決。

あかねシナリオに関しては、もう本当に褒めどころがまったくなくて、発情した兄妹がひたすらセックスしていた印象しかありません。そのHがエロければ、まだ救いはあるんですが、お兄ちゃんが早漏過ぎなうえに、苦手なアナルセックスまであって全然使えない始末。

プレイ前はあかねを一番気に入っていただけに、このあかねシナリオの出来には本当にがっかりしました。

天才や寒がりという設定が、シナリオやキャラの魅力にまったく繋がっていない……
お気に入り度(10点満点) 6

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おまけ

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