瑞木 理桜 『妹×妹? 素直になれない妹達とのえっちな共同生活』(ツンデレ系・ヤキモチ妬き、しっかり者、巨乳)

作品情報

タイトル:妹×妹? 素直になれない妹達とのえっちな共同生活
ブランド:マウントポジション 作品ページ
ジャンル:AVG
発売日:2018年7月27日
販売価格:パッケージ版2,800円(税別)、ダウンロード版2,600円(税別)

あらすじ

公式サイトのストーリー参照

システム

クリックで読み進めていき、選択肢でシナリオが分岐する、一般的なエロゲ。

ウインドウサイズは1280*720のワイド。
システム設定は一通りのものは揃っていて特に問題なし。

裸立ち絵あり。
ハーレムルートあり。

妹について

名前 年齢
瑞木 理桜(みずき りお) 兄の1つ下、高○1年生
一人称 兄呼称
私、わたし 兄さん、にいさん、バカ兄、バカ兄(に)ィ、お兄ちゃん(幼少時)
身長 体重 スリーサイズ
不明 不明 不明
CV 原画 シナリオ
雪村 とあ かん奈 づか
備考
特になし

主人公の妹。
学園の1年生で、兄と同じ学校に通っている。

学校の成績は優秀で運動神経も良く、家事も万能。
真面目なしっかりもので、人当たりが良く、誰にでも優しいうえに、美人でスタイルも抜群という完璧超人。

昔はお兄ちゃんと呼んで懐いていたが、今はなぜかキツく当たってきて、暴力まで振るうように。
かなりのヤキモチ妬きで、悠莉と仲良くしてるとすぐに怒り出す。

理桜の実義については、パッケージには血縁関係はありませんと書いてありますが、作中では特に実義に関しての描写はなし。義理を匂わせる描写はまったくないので、実妹と考えて良いかと思います。

理桜のCG枚数は単独6枚(イベントCG1枚に、HCG5枚)、悠莉とのセット8枚(イベントCG1枚に、HCG7枚)の14枚。
胸を押し付けてくるCGと寝バックのCGがお気に入り。

「兄さん、しっかりしてよね。私、妹として恥ずかしくなるから」


「………………私にはあんまり可愛いって言ってくれないのに」


「はぁ? うちの兄さんが最高なのなんて、地球は丸いぐらいに常識なんですけど!」

兄について

主人公。
学園の2年生。
部活には所属していないが、図書委員で放課後に委員の仕事をしている。

家族構成は両親と妹の4人家族。
両親は仕事でほぼ家にいないので、実質妹と二人暮らし。
家の料理はほとんど妹の理桜が作っているが、一応自分でも作れる。

性格は、ごく普通のエロゲ主人公。
妹のことは可愛いと思っているが、最近は理由が不明のまま冷たくされていて、接し方に悩んでいる。
兄としてしっかりしようとするが、妹たちのHなお誘いには、つい流されてしまう優柔不断な性格。

「理桜は俺の自慢の妹だ」


「大丈夫だよ。そういうめんどくさいところも可愛い」


「俺も、大好きだよ……」

シナリオ

共通ルートは、状況説明を兼ねた日常生活→悠莉が引っ越してきて一緒に生活することに→悠莉と理桜とのHという感じで進んでいきます。状況と性欲に流されるまま、二人に手を出してしまう兄はかなり情けないですね。ちなみに悠莉とのHは回避不可。兄の初めての相手は悠莉で固定です。

理桜との初Hは、兄に迫ってくる悠莉への対抗心とヤキモチから理桜が夜這いを仕掛けてくるというもので、兄がこれ以上悠莉に手を出さないように、兄の性欲を解消するという名目でHなことをしてきます。

その後も、こんな事はいけないと思いながらも、悠莉と理桜に迫られてはHを繰り返す兄。
共通の長さは大体1時間程度です。

共通の最後に選択肢が1つだけあって、そこから理桜ルートと悠莉ルートに分岐。両方クリアすると、ハーレムルートへの分岐が出現し、ハーレムルートをクリアするとコンプ。攻略なんて必要ないほど、難易度は低いです。
ちなみに、一度クリアした後? 最初からプレイすると序盤に理桜と悠莉の会話シーンが追加されていて、普段兄には見せないデレデレな理桜が見られます。

シナリオはあってないようなものというか、どこかで見たようなキャラ、どこかで見たような展開、どこかで見たような台詞とテンプレ臭が凄いです。悠莉の過去なんて、もう100回見たというぐらいのお約束展開なうえ、モノローグであっさり片付けられてしまいます。

理桜ルートも、なんか気がつけば両想いになっていたというキンクリ展開で、「丁寧な恋愛描写? 何それ美味しいの?」って感じ。兄妹描写や妹が兄を好きになったきっかけなどは悪くないですが、こちらもテンプレって感じで目新しさはまるで無し。両想いになった後のイチャラブも短いです。

ハーレムルートについては、プレイ前からそういう作品だとわかってたから良いとして、理桜と悠莉にどちらが大切かと言われて「同じぐらい大切だ」と答えたお兄ちゃんには失望しました。子供の頃から一緒に暮らしてきた実の妹とぽっと出の偽妹が同じって……このお兄ちゃんにとっての妹の存在ってそんなものなの?

他ルートの理桜

悠莉ルートでは、ほとんど出番無し。
修羅場なんてものも一切ありません。

親バレ、周りバレ

ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
親バレは無し。悠莉は理桜と兄がHしたと知っても、全く驚かないし、反対もしません。

禁忌、背徳描写

ほとんどありません。
兄は妹に手を出したことについて申し訳程度に悩みますが、形だけです。

まとめ

微妙かなぁ……。
2時間あればコンプできてしまう内容の薄さは、擁護のしようがないですね。特に個別ルートの短さは酷い。10分かからず終わります。
ハーレムルートの方はそこそこ長いですが、それでもせいぜい30分というところ。

CG枚数20枚やシーン数13という数字だけ見れば、特に少ないというわけではないですし、これが2000円ぐらいだったら僕も「まぁ、低価格ソフトだし、こんなものかな」と納得しますが、2800円という価格を考えると、内容が釣り合っていないように感じました。

10年前の作品ならともかく、2018年の新作でこの内容では……
お気に入り度(10点満点) 7

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おまけ

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