シスプリ同人誌『君と見た夢の続き』の感想

作品情報

■タイトル:君と見た夢の続き
■作品:Sister Princess鈴凛
■内容:表紙カラー・本文モノクロ/全36P
■対象:全年齢
■ジャンル:ストーリー/シリアス
■【Sisters' Day/20190615】頒布新刊


Sister Princessシスプリ鈴凛ちゃんが海外留学中にクリスマスを迎えるお話です。
連載終了から5年程度経過したという設定です。
鈴凛ちゃんが寂しがったり思い悩んだりする性格をしています。

上記はBOOTHの商品説明より転載。

シスター・プリンセス20周年記念イベント「Sister's Day」で頒布されたシスプリの同人誌です。
僕はイベントに参加出来なかったので、BOOTHの通販で購入しました。


ちなみに、現在は完売しています。増刷があるかどうかは不明。

内容と感想


子供の頃の兄と鈴凛の思い出から始まり、序盤は遠い異国で寂しさを我慢しながら努力する鈴凛の心理描写、


中盤は鈴凛を心配した千影との会話とシリアスな展開が続きますが、後半は兄や姉妹全員が登場して賑やかになります。


鈴凛が寂しがっているところに現れて優しい言葉を掛けてくれるお兄ちゃんは格好良いですし、



鈴凛のために集まってくれた妹たちとの触れ合いも、家族の温かさが感じられて良かったです。

ラストはいつもの元気を取り戻した鈴凛で締め。
シスプリらしい優しい世界に癒やされました。

作者さんのあとがきでも触れられていましたが、シスプリという作品は解釈の自由が幅広く、終わりの無い作品なんですよね。だから原作終了から20年経っても根強いファンがいますし、記念イベントも開催され、新作の同人誌も作られています。

懐古や思い出補正もあるかもしれませんが、やっぱりシスプリは素晴らしい作品だと、この同人誌を読んで改めて思いました。

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