感想
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(動画の公開は1週間限定なので、お気をつけください)
「アイチィィィィィ!!!」
いきなりエミの絶叫から始まる回想シーン。
初対面のシュカちゃんにじっと見つめられて居心地悪そうなエミ。
上目遣いの表情が可愛い。
カードからヴァンガードを召喚しようとするも上手くいかず慌てるシュカちゃんとエミ。
シュカちゃんの持っていた杖に触った途端変身してしまい、慌てるエミ。
シュカちゃんのアドバイスに従い、覚悟を決めるエミ。
初めてのリアライズで、見事にブラスター・ブレードを召喚するエミ。
「リアライズ、出来る?」
黒づくめの集団を追い払うも、いまいち状況が掴めていないエミ。
場面は回想から今の時間に戻ります。
「えーっ、届けてあげるんですかぁ? やっさしー」
風邪を引いたスイコの面倒を見ている伊吹をからかうエミ。
「それって、同じ屋根の下ってことぉ?」
「同棲ってやつかなぁ、ヒューヒュー」
伊吹とスイコが一緒に住んでいることを知り、からかうエミとシュカちゃん。
女の子はこういう話大好きですね(笑)。
「あーっ、ですよねー」
「こんなおじさんと一緒に暮らせるなんて、スイコさん耐性高いなぁ」
部屋は別々と知って、いきなり手のひら返すエミとシュカちゃん。
ひでぇ……。
「シュカちゃん、人を腫れ物みたいに言わないの!」
失礼なことを言うシュカちゃんをたしなめるエミ。
「ふーん、あいつからカードを取ったら一体何が残るんだろうな?」
エミからこの世界ではアイチがヴァンガードをやってなかったことを聞き、サラッと失礼なことを言う伊吹(笑)。
「やっぱりこの世界は歪んでて、アイチも正しい姿じゃないんだ……」
ここから再び回想シーン。
「わたしの仕事は花摘み。迷子のヴァンガードたちを色々なところから集めてくるの」
謎だったシュカちゃんの秘密が一つ解き明かされましたね。
「ねぇ、よかったらあなたのリアライズをもっと見せて? わたしいっぱいカード持ってるの」
シュカちゃんから杖を渡され、受け取るエミ。
「あのお屋敷に私の兄がいるんだけど、その兄をなんとか家に連れ戻したいの!」
「名前はアイチっていうんだど、これ!」
「あれ? この人見たことある」
「えっ、ホント!?」
どうやらシュカちゃんはアイチのことを知っている模様。
「お兄さん、ヴァンガード好きだよね?」
「ヴァン……ん、なにそれ?」
ヴァンガードを知らないエミ。
アイチとエミの写真。
アイチの制服は宮地学園のものですね。
アイチが高校生ということは、エミも中学生ということで間違いなさそう。
エミの制服が今までのシリーズと微妙に違う(胸の赤いリボンがない)のは、なにか意味があるんでしょうか?
「あの屋敷が建ってから、あなたのお兄さんは家に帰ってこなくなった。それで合ってるよね?」
「うん……合ってる」
「あのね、あなただから特別に言うけど、わたし色んな世界を自由に行けるの!」
また一つ、シュカちゃんの秘密が。
「本当のお兄さんは、あのお屋敷に閉じこもるような人じゃない」
「本当のアイチってどういうこと?」
「あなたのお兄さんはみんなから好かれていて、それにヴァンガードがとっても強いの!」
「えっ?」
フラッシュバックするイケメンアイチ。
エミからは兄がこんな風に見えているらしいです。
「エミちゃん、一緒にこの星、元通りにしない? あなたのその力とわたしの力で!」
「星の並びを正しくするにはどうしたらいいの?」
「色んなところにいって、歪みを直していくの。一つ一つ、丁寧に」
「丁寧に……」
「でも、その一つ一つを直していかないと」
「歪みのすべては直らない」
「この世界の歪みを正せば、お兄さんは元に戻る。そしてわたしは帰る道がきっと見つかる」
なぜ二人が歪みを直しているのか、その理由が明かされましたね。
「伊吹さんが言ったことは、シュカちゃんが言ってたこととおんなじ」
「先導のことか?」
「うん、本当にアイチはヴァンガードが好きで、みんなから好かれていたの?」
「ああ、少なくとも俺の見たかぎりではな」
「良かった。シュカちゃんは本当の別のアイチがどこかに存在していて、ヴァンガードが大好きなんだって言ってるけど、私にはよくわからなくって……」
「わたしは……子供の時一緒に笑っていた頃のアイチをまた見たい」
「意外かよ」
「あっ! ごめんなさーい、いつも感謝してまーす」
「わたしはヴァンガードの中のエレメンタルなんです」
「エレメンタル? 人間じゃないってこと?」
また、シュカちゃんに関する重要な事実が。
「そう、でも、これはエミちゃんには黙っていてほしいんです。エミちゃんがわたしのこと信じてくれなくなるかもしれないから」
「魔法というか、時間移動できるあなたを怪しまないことの方が難しいかもね」
「ですよねー」
「なぜ、あなたはエミちゃんを手伝っているの?」
「手伝ってるっていうより、こちらも助けてもらってるんです。帰るための道を探すため、あとカードユニットたちの心をより鮮明に感じることができるから」
「それはエミちゃんが最初から持っていた力なの?」
「わからない。でも、エミちゃんがいなかったらきっと……」
「実現できてなかった……ってことよね」
エミの存在は、シュカちゃんにとっても必要不可欠のようです。
「もうサンクチュアリに入ることはできないのかもしれない」
「そういえば先導はブラスター・ブレードのことも忘れているのか?」
「どうなんだろう? サンクチュアリに入った時はブラスター・ブレードを私が呼び出していたんです。アイチ何も言ってなかった」
「ロイヤルパラディンを使うやつなら、ブラスター・ブレードは不可欠なカードだ」
「そうなんですか……」
「あぁ。あいつにとってもブラスター・ブレードはかけがえのない存在、それなのに……」
あとがき
今回は色々なことが判明した重要な回でしたね。
イフでのエミのいた世界ではアイチがヴァンガードをやっておらず、エミもヴァンガードを知らない。
↓
アイチは謎の屋敷に行ってしまい帰ってこず、心配したエミは何とか兄を連れ戻したいと考えていた。
↓
そこにシュカちゃんが現れて、兄を元に戻すには、この世界の歪みを正すことが必要ということを知り、エミは兄のために魔法少女として頑張っている。
↓
シュカちゃんは人間ではなくヴァンガードの中のエレメンタル。だけど、このことはエミには内緒。内緒にしている理由は自分のことを信じてくれなくなるかもしれないから。
↓
世界を移動できるシュカちゃんは帰るための道を探しており、シュカちゃんにとってもエミは必要不可欠な存在。
↓
アイチがブラスター・ブレードの存在を忘れているかどうかは不明。
こんな感じです。
シュカちゃんがちょっと怪しい雰囲気を漂わせてますが、大丈夫かな?
まどマギみたいなのは勘弁してほしいですが、視聴者に怪しいと思わせるミスリードっぽい気もしますし……現状ではまだ判断が難しいですね。
伏線が回収されたと思ったら、また新しい謎が提示されるという感じで、だいぶ面白くなってきました。
エミがアイチのことをどれだけ大切に想っているかもちゃんと描写されていますし、良い感じですね。
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