作品情報
タイトル:shin-neko ~再会した妹との新たな関係~
ブランド:mirimiri 作品ページ
ジャンル:成長した妹とひとつ屋根の下ADV
発売日:2020年8月28日(金)
販売価格:パッケージ版2,750円(税別)、パッケージ版 小春抱き枕カバー付き12,750円(税別)、DL版2,500円(税別)
あらすじ
公式サイトのストーリー参照。
システム
クリックで読み進めていく、一般的なエロゲ。
プレイ時間は3時間ぐらい。
選択肢は一箇所だけありますが、シナリオは一本道です。
ウインドウサイズは1280*720のワイド。
システム設定は最低限のものしかないですが、プレイには特に支障なし。
妹について
名前 | 年齢 | |
---|---|---|
小春(こはる ) | 高○生? 兄の2つか3つ下ぐらい | |
一人称 | 兄呼称 | |
私、小春 | お兄ちゃん | |
身長 | 体重 | スリーサイズ |
不明 | 不明 | 不明だが、胸のサイズは小さめ |
CV | 原画 | シナリオ |
小波すず | しばいぬにき | 若葉 祥慶 |
備考 | ||
方向音痴 |
主人公の生き別れの妹。
子供の頃は泣き虫だったが、大人になってからは成長して普通に。
不器用なところがあり、料理もあまり得意ではないが、兄のために家事を頑張っている。
兄のことは子供の頃から大好きで、できれば恋人になりたいと考えている。
小春の実義については、ハッキリとした描写はありませんが、法律的に結婚出来ないと言っているので実妹と考えて問題ないと思います。
発売前には、実は猫だったりするんじゃないかという疑惑もありましたが、杞憂だったようです。
小春のCG枚数は20枚。
内訳はイベントCG6枚に、HCG14枚。
指輪をつけるCGと食事の時に可愛く舌を出すCGがお気に入り。
キスCGがなかったのが残念でした……。
Hシーン数は7つ。
オナニーシーンや手コキだけのシーンも含まれており、本番は5つ。
Hシーンの尺は長めなうえに、小春もHに積極的なので、結構エロかったです。
「だけど……お願いしますっ! 私はお兄ちゃんと一緒にいたいの! また小さかった頃みたいな時間を過ごしたい!」
「えへへ、ありがとうねお兄ちゃん! ふつつかな妹ですが、今後ともよろしくお願いします!」
「私をお兄ちゃんのお嫁さんにしてください」
兄について
主人公。
大学生。
家族は妹の小春だけで、両親は兄妹が幼い頃に亡くなっている。
引き取ってくれた親戚の元を離れ一人暮らしをしていたが、小春と一緒に住むことになる。
性格は特にこれといった特徴のない、普通のエロゲ主人公。
料理は小春に任せているが、他の家事はちゃんとやっており、妹だけに任せないのは好印象。
妹のことは大切に思っていますし、接し方も問題なし、良兄ですね。
「大人になって嫌なことがあったら、お兄ちゃんを頼れ! そしたら絶対に助けてやるから!」
(俺はどんな時でも小春の味方で、この笑顔を守り続けられればいいんだ)
「俺たちは兄妹だから法律上の結婚は出来ないけど、これからも俺のお嫁さんとして傍にいてほしい」
シナリオ
物語は、両親が亡くなり、妹の小春と別々に引き取られることになって、お別れするところから始まります。
小春と離れ離れになり、大学生になった主人公は、家を訪ねてきた小春と再会し、一緒に暮らすことに。
今まで離れていた分を取り戻そうと、二人で試行錯誤しながら仲良くなっていく過程は、読んでて楽しかったです。
(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)
順調に仲良くなっていったある日、一緒のベッドで寝ていた時に、小春が兄を想いながらオナニーを始めます。
小春の気持ちに気づいてしまった兄は、知らないふりをしようとするのですが、挙動不審になってしまい結局バレてしまいます。
小春がオナニーしてるのに気づいていたことを正直に話すと、小春は子供の頃にやったお医者さんごっこをやろうと提案してきます。
お互いを触り合っているうちにHな気分になってしまい、そのまま一線を越えてしまう兄妹。
その後は小春とデートしたりHしたりといった日々が続くのですが、小春ノートで今までの出来事と小春がその時どう思っていたかを振り返るシーン、風邪を引いてしまった兄の代わりに小春が家事を頑張るという妹の成長を感じさせるシーン、指輪を渡してプロポーズするシーンは特に良かったです。
子供についてなど、二人の将来の生活についてもちゃんと真面目に考えているのが好感持てました。
(ネタバレここまで)
禁忌、背徳描写
ほとんど無いです。
兄妹で結婚出来ないことは二人とも理解はしていますが、それについて悩むような描写はほんの少しだけ。
まとめ
小春は、可愛くて、健気で、Hでと妹の理想を詰め込んだような妹ですね。
守ってあげたくなるような妹ですが、兄に守られるだけでなく、自分も兄の役に立ちたいと努力するところも良いです。
兄妹の関係も、最初は久しぶりの再会ということでちょっとぎこちないですが、一緒に暮らすようになってから少しずつ変わっていく関係性、時折挟まれる子供の頃のエピソード、不器用だった小春が努力して料理や家事をこなせるようになる成長ぶりなど、短いながらも丁寧に描かれていました。
お互い助け合いながら、一生を共にしていく兄妹っていいですね。
そういえば、shin-nekoというタイトルですが、結局最後まで意味がわかりませんでした。
作中にそれがわかるような要素ってありましたっけ? だれかわかる人がいたら教えて下さい。
小品ながらも、兄妹の関係を丁寧に描いた良作
お気に入り度(10点満点) 9
おまけ
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