この記事には作品の重大なネタバレがありますので、お気をつけください。
感想
今週の扉絵。
花火をする兄妹ですが、上半身と下半身のバランスがなんかおかしいような？
見てると、どうにも違和感あります。
ネットの記事にショックを受ける瞳。
義母に女優を目指すことを勧められますが、そんな瞳を見て、あまり嬉しくない様子の心。
瞳が女優として有名になって遠くに行ってしまうと、二度と一緒にいられないという理屈がよくわからない。
兄妹なんだし、多少忙しくなったとしても、会おうと思えば普通に会えると思うのですが……。
映画制作サークルのメンバーでバーベキューにやってきた先で心といちゃつき、巨匠に怒られる瞳。
巨匠の言い分はごもっとも。
開き直る瞳。
この前は父親に本当の家族にして欲しいと言っていたのに、今回は心のことをほぼ他人と言い出したり、瞳の言動はブレブレでいまいちハッキリしないですね。
瞳と兄妹の関係について話し合う心。
心の提案は現実的で、悪くないと僕には思えますね。
瞳の悲痛な叫び。
理屈では心の言っていることが正しいとわかっていても、そう簡単に納得できることではないですよね。
左ページの瞳の台詞はわかる、わかりすぎる。
いつかこういう時代が来てくれるといいんですけどねぇ……。
このシーンめちゃくちゃいいですね。
兄妹のやり取りもそうですが、蛍に囲まれて抱き合う二人が美しいです。
あとがき
タイトル的にほのぼの回かと思ったら、瞳の心情にスポットを当てた意外に重要な回でしたね。
瞳が危ない橋を渡ってでも、やたらベタベタしたがるのは、自分たちの関係が悪いものではないと思っているのと、隠す気がなかったせいだったと。
今までは流されがちで頼りないと思っていた心ですが、そんな妹の考えを理解して心配したり、年上として妹をリードしたりと、だいぶ良いお兄ちゃんになってきてます。
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