『僕たちは繁殖をやめた』5巻の感想

この記事には作品の重大なネタバレがありますので、お気をつけください。

生き別れの“兄妹”は運命的に再会する。
ただの男女として──。
決して結ばれてはならない二人が織りなす
禁断純愛ラブストーリー!!


心と瞳は実の兄妹であることを口実に、心の実家で同居生活を始めることに。二人は親の目を盗みながら、恋人として、兄妹として、生き別れた日々を埋めるかのように濃密な時間を過ごす。ところが、心と瞳の実の母親・大迫梢から病院に呼び出されたことで、二人の関係は一変する――!

(上記はAmazonのあらすじより転載)

内容紹介と感想



今回も単行本とKindle両方で購入しました。


表紙は心と瞳。
こうして見ると、やっぱりあまり似てないかなぁ……。
何も知らない人がこの表紙を見て、二人が兄妹だとわかる人はほとんどいない気がします。


裏表紙。
前にもどこかで書いたかもしれませんが、近親の恋愛関係を禁断と表現するのは個人的に好きではないです。
安易すぎるし、どうにも安っぽく見えるんですよね。


目次。
5巻は第35話から43話までが掲載されています。
心と瞳がアイスのことで兄妹喧嘩をする話から、父親に二人の関係がバレた後、心と別れて母親の元に帰ろうとする瞳を心が引き留めようとする話までですね。

おまけで巨匠と銭丸の番外編の5と6もあり(Webで公開されたもので、描き下ろしではありません)

各話の感想については、連載時に書いているので割愛。
jitsumai.hatenablog.com

読み直してみて、いくつか気になったところだけ、抜粋していきます。


Webで読んだ時は気にしてませんでしたが、ここの瞳めちゃくちゃ怖いな(笑)。


いちゃつく二人。
今思うと、この頃は良かったなぁ……。
最近の展開は、色々な意味で辛すぎる。



改めて読んでみると、この母親の「子供を作れ」発言は酷かったですね、もうちょっとちゃんと説明してくれよ……。
瞳が勝手に勘違いして暴走したという部分はありますが、この不用意な発言のせいで、心と瞳(と読者)がどれだけ振り回されたことか。
どうもこの辺りから、作品が迷走し始めたような気がしますね。

ここからは、恒例の乳首修正について。
毎度のことですが、ブログの都合上モザイクを掛けてますのでご容赦を。


第39話「二人きり」から。
Web版。


単行本。


Web版。


単行本。
相変わらず「これ、隠した意味あるの?」という修正多いですねぇ……。


Web版。


単行本。
左上に申し訳程度に乳首が描かれています。
これはさすがにモザイク掛けなくてもいいでしょ。


Web版。


単行本。
見えてねぇ……。


Web版。


単行本。
下のコマのはちゃんと瞳の乳首が描かれています。

以上。
ぶっちゃけ大したことないので、これ目当てで購入するのはお勧めしません。

ちなみに、今回も描き下ろしはありません。
まぁ、作者さんも子育てで大変そうですし、描き下ろしが無いのは仕方ないとしても、今回はWebでの単行本宣伝話もないのはどういうことなんですかね?
僕自身、作者さんの宣伝ツイート見るまで、今月が単行本の発売日だってこと忘れてましたよ?
「編集さんは単行本売る気あるのかな?」と、疑いたくなります。


次巻予告。
6巻は3ヶ月後の2022年5月9日(月)発売予定。
「クライマックスへ!」って書いてありますが、終わりが近いのでしょうか?
最近の展開からして、そろそろ終わりそうな雰囲気は漂ってますが。

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