あらすじ
公式サイトのストーリー参照。
システム
クリックで読み進めていき、選択肢でシナリオが分岐する、一般的なエロゲ。
ウインドウサイズは1280*720のワイド。
システム設定は必要最低限のものは揃っていますが、バックログからのシーンジャンプが出来ない、エフェクトカット機能がないのが気になりました。
プレイ時間は共通ルート2時間ちょっと、個別ルート2時間ぐらい。
総プレイ時間は8時間程度。
裸立ち絵あり。
妹について
| 名前 | 年齢 | |
|---|---|---|
| 御巫 優羽 (みかなぎ ゆう) | 兄の2つか3つ下？、高○3年生 | |
| 一人称 | 兄呼称 | |
| 私、わたし | 兄貴、あんた、お兄ちゃん、おにいちゃん、飛馬 | |
| 身長 | 体重 | スリーサイズ |
| 不明 | 不明 | 不明だが胸はかなり大きい |
| CV | 原画 | シナリオ |
| 鈴谷まや | あげきち | 西田一、蒼夜 |
| 備考 | ||
| 複数妹 |
主人公の妹。
御巫家の次女で受験生。
妹たちを置いて家を出ていった兄に対し反発しており、兄が志望校でB判定なのに対し、自分はA判定ということもあり、兄を格下扱いしている。
兄が不在の間に家を守ってきた姉の愛鳥のことを尊敬しており、妹の陽菜のこともシスコンレベルで可愛がっているなど、姉妹仲は良好。
兄に対してはツンツンだが、内心は兄に好意を持っているというお約束のツンデレ妹。
共通ルートでのツンは結構キツめですが、ちゃんとデレもあります。
優羽の実義については、作中に何度も実の妹と出てきますし、疑う要素もないので実妹は確定。
優羽のCG枚数は17枚。
内訳はイベントCG3枚に、HCG14枚。
優羽に壁ドンするCGがお気に入り。
Hシーン数は9つだが、本番以外のシーンが多く、他の妹に比べると本番は4つと少なめ（しかもそのうち一つはバッドエンド）。
「妹のおっぱい透け見したぐらいで、慌てちゃって。兄貴ってほんと童貞みたいね」
「ふうん可愛いんだ、妹なのに、女の子として見ちゃってるんだ……」
「駄目だよ、どこかで私は諦めてたのに……そんなに優しくすると妹も本気になっちゃうよ♪」
兄について
主人公。
元フリーターで、現在は大学浪人生。
両親は一番下の陽菜が生まれたばかりの頃に亡くなっており、現在は妹3人と実家で4人暮らし。
御巫家は古い名家で、長男が妹を娶るという風習があり、それに反発して妹を守りたいと思っていた兄は、高校を中退して3年ほど家を出ていた。
妹たちのことは大切に思っており、シスコン気味。
自分より立場が上な妹たちに、兄としての威厳を見せつけたいと思っているが、上手くいかず空回りすることが多く、結構情けない。
優羽との関係は、自分より勉強ができるのもあって見下されてるのとキツイ態度を取られることもあって上手くいっていないが、優羽のことを嫌っているわけではない。
「だから、その……すっごく綺麗になって驚いたというかその……妹がこんなに綺麗に成長するなんて思わなかったというか……」
「出来る！ 俺が優羽を幸せにしてやる！」
「だって、妹大好きなシスコンの俺を、優羽はちゃんと受け入れてくれた。俺にとっては、天使みたいな妹……いや恋人なんだよな」
シナリオ
物語は兄が3年ぶりに家に帰ってきてから、1ヶ月ほど経過したところから始まります。
妹の愛鳥、優羽とは離れていた間に溝が出来てしまい、優秀な愛鳥のおかげで兄の権威も失墜。
家での立場がなく、妹たちの扱いに苦労する兄の姿が描かれます。
そんな中で、昔と変わらず兄を慕ってくれる脳天気な陽菜の姿は、数少ない癒やし要素。
姉妹仲は良好で、妹同士の交流や関係もちゃんと描かれているのが好印象ですね。
共通ルートでは、優羽が愛鳥と兄の関係に嫉妬して足コキを始めたところからHシーンが始まり、これをきっかけに愛鳥とはお風呂でソーププレイや妹じゃなく姉として甘やかされる授乳手コキ、陽菜にはオナホールコキをされることになります。本番はありません。
共通でのHシーンはすべて妹上位ですし、かなり情けない兄ですが、悪夢にうなされる陽菜を落ち着かせるところは珍しくちゃんと兄してて格好良かったです。
このイベントは共通ルートでの兄の一番の見せ場であり、この出来事をきっかけに、妹たちとの関係も少し改善されます。
（ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい）
優羽ルートに入ると、愛鳥や陽菜に兄を取られるのではないかと危機感を覚えた優羽が兄を誘惑してきます。
Hな自撮りを兄に送ったり、オナホールで兄のモノを手コキしたりといった感じで兄を弄ぶ優羽ですが、深夜に兄が寝ているところにお兄ちゃんと呼んで頬にキスしたりと可愛いところも。
そんなある日、優羽の仕打ちに耐えられなくなった兄はさすがにキレて反論。
しかし、ちょっと怯んだだけで、優羽には通じません。
ここで兄の面目を保つため、覚悟を決めて行動するかしないか選択を迫られます。
行動しないを選んだ場合、優羽にすっかり支配されてしまった兄は、ご主人様とマゾ奴隷という関係に堕ちるバッドエンドに。
行動するを選んだ場合、兄は優羽に壁ドンして迫ることに。
兄に可愛いと言われ、好きだと言われた優羽はすっかりメロメロになってしまい、兄にイカされてしまいます。
これ以降、今までの反抗的態度は鳴りを潜め、優羽はデレデレに。
しかし、兄としては優羽のことはあくまで妹として好きであって、恋人としては見られません。
それでも良いという優羽に付き合ってデートし、ホテルにまで行ってしまった兄は優羽と一線を越えてしまいます。
そのままラブラブな生活が続くかと思いきや、愛鳥が二人の関係に勘付き反対してきます。
ここで愛鳥があっさりと二人の関係を認めたりせず、しっかりと喧嘩して、話し合いの末に認めてくれるという流れは良かったですね。
約束通り優羽と同じ大学に入学し、卒業して就職を決めた兄は、優羽と海外に移住。
結婚し、男の子と女の子の兄妹に恵まれて幸せに暮らすというハッピーエンドで終わります。
（ネタバレここまで）
他ルートの優羽
愛鳥ルートではあっさり愛鳥との関係を認めてくれます。
陽菜ルートではちょっとゴネますが、陽菜を取られたくないというシスコンぶりを発揮するだけで、あくまでギャグです。
親バレ、周りバレ
ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
親バレは無し。優羽と付き合い始めたことやHしていることは愛鳥にすぐバレて、反対されます。そのことで愛鳥と優羽の間で喧嘩になりますが、陽菜のおかげで二人とも冷静に。最後には、兄が優羽と同じ大学に入学することを条件に認めてくれます。
禁忌、背徳描写
そこそこあります。
優羽は妹であることを気にしていますし、兄も兄妹であることに悩みます。
といっても、そこまで深刻になるほどではないし、話のスパイス程度です。
まとめ
優羽のキャラやシナリオ自体は良かったです。
ツンとデレの落差は大きいですし、デレて素直になった後の優羽はとても可愛かったですね。
特に優羽に壁ドンするシーンはお気に入りです。
ただ、愛鳥と同様に優羽の場合も恋人＞妹な表現が多く、名前呼びもあるのが残念でした。
妹＝恋人でいいじゃん……
お気に入り度（10点満点） 9
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