『妹とラブる!』『もっと!妹とラブる!!』の感想

作品情報

友人達から次々に聞かされる
恋バナラッシュに焦った直希は、
妹である雪花と月花から、
女の子にモテるためのレクチャーを受けることに!
手取り足取りの密着レッスンで兄の理性&股間は大沸騰!
さらに妹たちの弱点を刺激して逆にメロメロにもしちゃったり★


小柄で人懐っこい雪花は直希に密着して
女の子の接し方を教えてくれたり、
一見クールながらデレるとすごい月花も
弱点を狙い撃ちでもうアヘっちゃう★
二人の妹とのエッチまみれのレクチャーは学校内でも!
調理室で体育倉庫でラブジュース散らしながら乱れちゃいます!

上記はAmazonの内容紹介より転載。
18禁のエロラノベです。
全2巻。

妹について

雪花


主人公の上の妹。
名前は宝條 雪花(ほうじょう ゆきか)。
陽宮(ひのみや)学園1年生で、兄の2つ下。
学校の成績は学年1位になるほど良い。

一人称は「あたし」
兄呼称は「お兄ちゃん」「おにいちゃん」
背は低めで、童顔、胸も小さめ。
性格は無垢で、昔から兄に懐いていて、今も慕ってくれている可愛い妹。
おもらし有り。

実の妹という表現があるので実妹は確定。

月花


主人公の下の妹。
名前は宝條 月花(ほうじょう つきか)。
陽宮(ひのみや)学園1年生で、兄の3つ下。
姉の雪花とは約1歳違いだが、誕生日の関係で学年は同じ。
バスケ部に所属していて、1年生でエース。

一人称は「わたし」
兄呼称は「兄さん」
黒髪ロングのポニーテール。
姉と違い大人びた容姿で、背も高くスラっとしたモデル体型で胸も大きい。
クールな性格で、兄に対しても冷たいが本当は……。

兄について

主人公。
名前は宝條 直希(ほうじょう なおき)。
高校3年生。

家族構成は両親と妹2人の5人家族。

優秀な妹たちに比べると平凡。
上の妹である雪花とは仲がよいが、下の妹である月花とは距離がある。
年頃の男子らしく、彼女が欲しいと思っているが……。

感想

複数妹モノ。
友人に彼女がどんどん出来ていき、焦りを感じた主人公が、妹にモテるための秘訣や女子への接し方について教えてもらおうとしたのがきっかけで、姉妹とHすることになるお話。

言葉巧みに兄を誘惑してくる雪花がエロいですね。
兄はもちろん相手は妹だからと拒もうとするのですが、ちょっとずつ兄の抵抗を崩していき、キス→愛撫→セックスと持ち込む小悪魔ぶりと、そのセックスを月花に目撃されたシーンはゾクゾクしました。

けど、この作品が面白かったのは、この後月花とHするまでですね。
クールビューティーだと思っていた月花の豹変ぶりが極端すぎて、冷めてしまいました。

姉妹とHした後は、二人とデートしたりHしたり、二人の妹のどっちを選ぶか兄が悩んだり、雪花の友達の葵ちゃんに告白されたりという感じで進んでいくのですが、普通すぎてあんまり面白くないです。

とどめは1巻のラストの展開ですね。
葵ちゃんの告白は好きな人がいるからとちゃんと断った兄ですが、好きな人が妹と知った葵ちゃんが諦めきれずに自分も妹になると言い出して、兄をお兄様と呼んで迫ってくるんですね。
ここで兄がきっぱり断ってくれればいいんですが、妹が好きという事情を知られた弱みもあり、邪険に出来ず受け入れることに。

続編である『もっと!妹とラブる!!』では、葵ちゃんを含めた妹3人でイチャラブすることになるのですが、偽妹である葵ちゃんは、そもそも妹じゃないし、それを受け入れる兄や妹たちもなんだかなぁって感じで、全然楽しめませんでした。

実妹二人の怒りを買う結果になってしまいそうだが、しばらくは葵に――言い方は悪いが防波堤、あるいは目眩ましになってもらうという考えが浮かんだ。
(略)
今後、学校で妹たちとベタベタしすぎて、変な噂が立ってはまずい。それを未然に防ぐためにも、二人とは少し距離を置いて、葵と親しくする姿を見せつけるのだ。うまく周囲が葵を直希の恋人と思ってくれれば、禁忌の関係がバレる危険も減ってくれるはず。

このお兄ちゃん最低だな……。
これに納得して協力しちゃう葵ちゃんが、都合の良い女過ぎて見てられない。

実妹二人の方も、葵ちゃんと仲良くする兄を見て嫉妬するのはいいんですが、兄にHなことされるとすぐふにゃっとなっちゃって簡単に許しちゃうし、この作品は女の子たちが都合良すぎるのが、僕には合わなかったです。

あと、苦手なアナルセックスもあるんですが、この作品も喘ぎ声がやっぱり酷い。

「んぐぉぉぉぉっ、おぼっ、おぐっ、んんぉぉぉっっ! あひっ、いひはぁっ!」


「んもぉぉぉっ、おひっっ、おひぃぃっ、ひゃあぁぁっっ! んもっ、もぃっ、いぐっっ……まらイクッッ、いぐのぉぉっ、おにいっ、ひゃあぁぁっっ♥」


「んぐあおぉぉぉぉっっっ! んぉふぅぅぅっっ、ふぐっっ、んぃぃぃいっっっ……いふぅぅっっ、いぐっ、あんんんぅぅぅっっ! いぐっ、いっぐぅぅぅっっっ!」

僕には理解できないんですが、他の人は、こういった下品な喘ぎ声で興奮したり、燃えたりするものなんでしょうか?
兄妹モノの兄は、「兄なんだから妹の全てを受け入れてやる」みたいな台詞を言ったりしますが、僕はどう頑張ってもこういった境地には達せる気がしません……。

まとめ

微妙でしたね……。
妹二人だけが相手なら、内容が面白くなくてもまだ許せたんですが、偽妹の葵ちゃんが普通に妹として受け入れられてる時点で、僕には無理です。

やっぱりお兄ちゃんには妹以外とHして欲しくないなぁというのが、僕の偽らざる本音。
妹以外の女の子と喜んでHしているお兄ちゃんも、それを受け入れる妹も見たくないです……。

"電気外祭り2018 SUMMER" 公式ビジュアルブックレットのショップ特典ポスター画像公開、『妹×妹? 素直になれない妹達とのえっちな共同生活』ツイッターキャンペーン第2弾開始

"電気外祭り2018 SUMMER" 公式ビジュアルブックレットのショップ特典ポスター画像公開


K-BOOKSの特典が『おにギュ』のそらの描き下ろしイラストによるA3ポスターですね。
秋葉原じゃないと買えないようですが……。


IRODORIとのコラボイベントの詳細も公開されています。
募金はなかなか良い企画だと思いますね。

『妹×妹? 素直になれない妹達とのえっちな共同生活』ツイッターキャンペーン第2弾開始

キャンペーンページ

応募期間は7月30日まで。
抽選で1名2名にかん奈先生のサイン色紙とゲームのパッケージ版が当たります。
運が良ければタダでゲームが手に入るので、Twitterをやってる人は応募してみてはいかがでしょうか?

『シスコン兄とブラコン妹が正直になったら』第15話前編公開

『シスコン兄とブラコン妹が正直になったら』第15話前編公開

第15話 これからもずっと一緒にいたくなったら 前編

今回は温泉回。
タイトルの表紙はPC版だと見開きで迫力ありますね。

うたのお兄ちゃん呼びは相変わらず破壊力高いなぁ。兄妹揃ってあたふた慌ててるのが可愛い。

名字が同じ件は、大方の予想通りいとこということでごまかしましたね。いとこならお兄ちゃん呼びでも、そこまで不自然ではないですし。

しかし、意味深なあみちゃんの様子が気になる。今回のタイトル的にも、もう一波乱ありそうな感じです。

jitsumai.hatenablog.com

『えっちな兄の面倒を見てあげるのは妹の義務!』の感想

作品情報

私たち姉妹を幸せにすること。それが兄の
義務!──なんだからねッ。
 ツンツン真面目な凜が、天才無口な唯が、
おませな小悪魔・渚が、ぽわぽわロリ巨乳
繭が、みんなそろっていもうと誘惑!
 幼いカラダで競うようにバージンを捧げて、
毎晩いっしょにお風呂に、おねむ!
「お兄ちゃんのこと、大好き」 
「唯も……兄、好き」
「お兄ぃ、渚のココ、いっぱい使って?」 
「繭々も、にぃにぃに喜んでほしいの!」
 順番こで、四人の妹嫁を味わって満足させ
るのだって、兄の義務!?

上記はAmazonの内容紹介より転載。

18禁のエロラノベです。
1巻完結。

妹について


主人公の妹。
名前は深草 凛(ふかくさ りん)。
深草家の長女。
兄の2つ下の15歳で中学3年生。
一人称は「私」
兄呼称は「兄さん」「バカ兄ぃ」「お兄ちゃん」「おにぃちゃん」

黒髪ツインテールツンデレ妹。
Aカップ微乳で、妹たちより小さいのがコンプレックス。
昔はお兄ちゃんにベッタリの妹だったが、両親が亡くなってしっかりしなければいけない長女という立場もあり、今ではすっかり口うるさくなってしまった。
本当はお兄ちゃん大好きで甘えたいと思っているが、素直になれないのが悩みの種。
Hはアナルメイン。

妹たちは、実の兄という表現があるので全員実妹なのは確定。


名前は深草 唯(ふかくさ ゆい)。
深草家の次女。
兄の3つ下の中学2年生。
一人称は「唯」
兄呼称は「兄」「兄ぃ」「あにぃ」

銀髪眼鏡っ娘
Cカップの美乳。
頭脳明晰で冷静沈着、何を考えてるのかよくわからない不思議系妹だが、感情が無いわけではない。
普段は落ち着いているが、内心は兄の事が大好きで、兄の事となると冷静でいられなくなる。
兄についての記録と収集をしていて、兄観察日記は十二冊にもなっている。


(画像はモザイク描けてますが、元絵はもちろんモザイク無しです)
名前は深草 渚(ふかくさ なぎさ)。
深草家の三女。
兄の5つ下の○学6年生。
一人称は「ボク」
兄呼称は「お兄ぃ」「おにぃ」

金髪でボクっ子でいたずらっ子な小悪魔系妹。
Aカップ微乳
兄をからかうのが大好きで、Hないたずらを仕掛けては楽しんでいる。
兄の目の前でのおしっこシーン有り。


名前は深草 繭(ふかくさ まゆ)。
深草家の四女で末っ子。
兄の6つ下の○学5年生。
一人称は「繭」「繭々」
兄呼称は「にぃに」「にーに」

茶髪(本文では黒髪)でストレートロング、無邪気で甘えん坊なEカップロリ巨乳妹。
兄のことが大好きで、Hなことにも興味津々。
お赤飯はまだ。

兄について

主人公。
名前は深草 亮(ふかくさ りょう? あきら?(ふりがなが無いので不明)。
高校2年生。

家族構成は妹4人の5人家族。
両親は6年前に不慮の事故で亡くなっている。

容姿は中肉中背で、学校の勉強は中の下の下。
女心がわからず、デリカシーの欠片もないと、平凡でダメダメな兄だが、妹たちに対する愛だけは凄い。

感想

複数妹モノです。
学校で悪友とエロコレクションを集めていたのがバレた兄が、怒った凛に妹七ヶ条を突きつけられたのがきっかけで、姉妹全員とHすることになるお話。

複数妹というと、兄妹だけでなく、姉妹同士の関係もちゃんと描けているかが大事なポイントですが、この作品はその点はバッチリ。
凛や唯などは妹としてだけでなく、ちゃんと姉として妹たちのことを考えていますし、姉妹間のヤキモチや劣等感、姉妹愛なども描写されています。

情けない兄を特に理由もなく妹が慕っている……というわけでもなく、妹たちそれぞれが、なぜ兄のことを好きになったかも、ちゃんと作品内で描写されています。もちろん兄妹の過去描写も有り。

背徳感はほぼ無いですが、兄妹では恋人になれないということは、妹たちはちゃんと理解していますし、それでも兄のことが大好きなのは止められないというのは健気で良かったですね。
兄の方も、もちろん妹に手を出すのは良くないというのはわかっているのですが、妹のことが大好きなシスコンなので、妹に迫られると我慢出来ないという感じです。

ちなみに妹たちは全員妊娠し、ボテ腹Hや母乳プレイまであります。
中学生や○学生の妹を孕ませたうえに、その母乳を吸って赤ちゃんごっこなんてのは、なかなか見れないレアシチュです。
ボテ腹Hは挿絵もちゃんとあり。
「主人公は学生なのに、妹全員孕ませて大丈夫なのか?」という問題は、作中で強引ながらちゃんと解決してます。(ご都合主義でツッコミどころ満載ですが……)

ここまでは褒めてきましたが、もちろん悪い部分もあります。
まず、誤字脱字が目立つのと、文法が怪しいところが多い。
明らかに推敲してないのが丸わかりで(そのわりに、中学二年生であることはハッキリ書いてあったり(14歳以上のHは合法)、○学生はしっかり伏せ字だったりと、変なところはしっかりしてるのが不思議ですが)、読めなくはないんですが、あまりにも多いので、気になって集中が阻害されるのが残念でした。

あと、Hの最中の妹の喘ぎ声が酷い。
前でする唯や繭はまだマシな方ですが、後ろでする凛や渚の時は本当に酷い。

(おっ、おほぉぉぉぉ……イクっ、凛イグしゅるぅおぉぉぉ……)


(ああぉんっ、らめぇぇっ、ずるずる一気に抜くのらめぇっ、あぉぉぉっ、早ひぃっ、抜けりゅのも、挿っれくりゅのも速しゅぎるぅ)


「えぉぉ、へぉぉっ、お兄ぃが言ったのぉっ、ボクろアヘ顔見りゅっれぇっ! らから、いっぱい見しぇてりゅのぉっ! わざと負けてあげてりゅのぉ!」


「イクっ、イクイクぅ、おっ、おほぉっ、あなりゅ、おっ、おほぉおおおっ」

こんなの読まされると本当にドン引きです……萎え萎えです。
妹がおち×ぽを連呼するのも、個人的にはちょっと……妹にはあまりお下品な言葉は使ってほしくないです。

他にも、複数プレイの最中に、妹同士でキスしたり、愛撫や貝合せをしたりするのはちょっとモヤっとしました。


Kindle版は、こんな感じで表紙のデータが壊れているのも気になりましたね。(もちろん、正規な手段で購入したものですよ)

まとめ

複数妹モノとしては、良く出来てます。
姉妹は4人とも個性的でキャラが立ってますし、姉妹同士の関係もちゃんと描けてます。
Hも喘ぎ声だけは酷いですが、妊娠目的の子作りH、妊娠後のボテ腹Hや母乳プレイなどは、非常にエロいです。

僕はハーレムモノや○学生とHするような作品は本来嫌いなんですが、この作品の場合はエロゲではなく小説なので、個別エンドはメディア的に不可能だと最初からわかっていましたし、姉妹同士の関係が上手く描けていて、妹たち全員が兄の事が本当に好きなのが伝わってきたのと、Hもちゃんと同意や覚悟のうえでするので、○学生という部分もあまり気になりませんでした。