『シスコン兄とブラコン妹が正直になったら』第13話公開

『シスコン兄とブラコン妹が正直になったら』第13話公開

第13話 妹が水着になったら

冒頭から外人4コマパロで吹いた(笑) まさか天丼で来るとはこの海のリハクの目を(以下略)
表紙では重版のお知らせが書いてあります。あのピンクのカバーは店頭でもよく目立ってて、見つけやすいのがいいですね。

今回は詠が友達と水着を買いに行くお話。
ほぼ全コマで詠が赤面してますね。恥ずかしがる妹というのは、何回見てもいいものです。

「やはりはじめてはお慕いする殿方にあげたいものですし~」という友人の台詞。
作中では水着を見せるという意味で使われてるのでスルーしそうになりますが、なかなか意味深な台詞ですよね。シスブラは健全な漫画なので、そっちには行ってませんが(笑)

それにしても、お慕いする殿方で当たり前のように兄を連想する詠のブラコンぶりは相変わらず凄い。
「一番にお兄ちゃんに見てほしくて…」のコマの詠の可愛さよ。
照れ隠しに髪をいじる仕草がたまらんです、はい。

jitsumai.hatenablog.com

『にーにといっしょ!』の感想

作品情報

にーにといっしょ!  (1) (まんがタイムKRコミックス)

にーにといっしょ! (1) (まんがタイムKRコミックス)

中学生の妹ちゃんは、かなりのブラコン。
だけど大学生のにーに(兄)もシスコン。しかも兄妹は、2人暮らしで! ?
自立しなくちゃと思うものの、おバカな妹ちゃんは結局にーにに甘えてばかり! にーにとお風呂に入らないし、にーにに耳掃除してもらわないし、
にーにのトランクスなんて履かないんだから…!

上記は、Amazonの商品説明から転載。


ec.toranoana.shop
とらのあなでたまたま限定版を見かけて、前から気になっていたので衝動買い。

まんがタイムきららで連載されている4コマ漫画。

以前にも紹介しましたが、元はニコニコ静画で連載されていた作品です。
seiga.nicovideo.jp
それが商業連載に変更になったという経緯があります。

感想


妹の名前は妹(まい)。
一人称は「私」、兄呼称は「にーに」
中学1年生。
兄は大学院生なので、年は結構離れています。

ブラコンな妹が脱ブラコンをするために頑張るお話……と書くと、いかにも地雷臭いですが、実際は妹ちゃんは全然脱ブラコンできてません。
兄の方も妹のためを思って、脱ブラコンさせようとは考えていますが、そこまで本気というわけでもなく、普通に甘やかしています。


兄の方は妹に対し、特に恋愛感情は持ってないのは確かですが、かといって、単なる妹というには依存し過ぎなところもあります。
妹の方は兄に対してガチっぽいのですが、シスコンの範囲といえば、言えなくもない。

どうにも中途半端というのが、僕の印象です。


妹の実義ですが、兄の友達に実妹と言われて特に否定しないシーンがあります。
確定ではないですが、実妹の可能性は高そうです。そもそも義妹なら、結婚できるし、無理に脱ブラコンさせる必要もないですからね。

まとめ

掲載誌が百合に定評のあるきらら系だけあって、妹のことをガチ百合レベルで好きな親友がいたり、幼なじみの高校生が兄を好きだったりと不安要素はあります。
1巻のラストでは親友が幼なじみに対し、妹を脱ブラコンさせて、兄を幼なじみとくっつけるために、協力を提案したりしてますしね。ただ、1巻の時点では「この先どう転ぶかは何とも言えない」ですね。

安全策を取るなら様子見が一番だとは思いますが、そうしてる間にあっさり2巻乙になられても困りますし、果たして期待して応援しても大丈夫な作品なのか? なかなか判断が難しいですね。

有須 星子 『うそつき王子と悩めるお姫さま –Princess syndrome–』(ウザかわ系・ヤキモチ妬き、お兄ちゃんっ子、高身長、ゲーム好き)

作品情報

うそつき王子と悩めるお姫さま 応援バナー
タイトル:うそつき王子と悩めるお姫さま –Princess syndrome–
ブランド:Whirlpool(ワールプール) 作品ページ
ジャンル:現代メルヘンチック学園ADV
発売日:2013年10月25日
販売価格:8,800円(税別)

あらすじ

公式サイトのストーリー参照。

システム

クリックで読み進めていき、選択肢でシナリオが分岐する、一般的なエロゲ。

ウインドウサイズは1280*720のワイド。
システム設定はかなり細かく設定できます。
Hシーンの中外差分CGを自動回収できる機能は便利だと思いましたが、回収できるのはCGだけで、テキストは未読なので、結局あまり意味ないなと思いました。

TIPSというキャラや用語の説明集。
選んだシーンから始められるシーンジャンプ(選べるシーンが少ないのであまり意味なし)。
好きなボイスを選んで登録し再生できるボイス鑑賞機能。
裸立ち絵有り。

プレイ時間は共通ルート3時間、個別は3時間ぐらい。

妹について

名前 年齢
有須 星子(ありす せいこ) 兄の1つ下、高○1年生?
一人称 兄呼称
星子 おにーちゃん、腐れ兄貴
身長 体重 スリーサイズ
179cm 不明 B94/W68/H95
CV 原画 シナリオ
桐谷華 てんまそ、こもわた遙華(SD原画) 七烏未奏
備考
高身長

主人公の妹。
アンデルセン学園1年生。

性格は明るいが、ちょっと空気が読めず、騒がしいところがある。
ゲームが大好きで、得意。
家事は苦手で兄任せ。
背がやたら高いですが、本人は特に気にしてなく、周りも何も言わないのでほぼ死に設定です。

星子の<お姫さま>は嫉妬の感情で発動する「人魚姫」。
<望奏(メルヘン)>は<海之藻屑(チェンジソープ)>で、これを使うと、周りのモノ(主に衣服)を溶かしてしまう。

独占欲が強く、ヤキモチ妬きなお兄ちゃんっ子だが、本人は否定している。
兄に対しての洞察力が非常に高く、兄の様子がおかしかったり、嘘をついたりするとすぐに気づく。

作中で同じ血を引いてるという描写があるので実妹は確定。

星子のCG枚数は26枚。
内訳はイベントCG14枚に、HCG8枚、SDCG4枚。
兄に抱きつくCG、子供の頃の一緒に本を読むCG、EDのCGがお気に入り。
星子のCGは兄とセットのCGが多いのが良いですね。
あと、星子の立ち絵は面白いのが多いです。

「な、な、なにデレデレしてるんですか! この腐れ兄貴は!」


「おかげさまで、おにーちゃんの童貞、頂いちゃったです」


「利用するですよ。星子の暮らしが快適になるように。星子に愛を与えられるのは、おにーちゃんしかいないですから」

兄について

主人公。
アンデルセン学園2年生。
<お姫さま>に対抗できる<王子>という特別な存在で、その力を使ってお姫さまの暴走を抑えるのが役目。
学園では風紀委員(キャリバー)として活動する。

家族構成は父親と妹の星子の3人家族。
母親は兄が子供の頃に出ていってしまい、それがトラウマになっている。
ゲーム開始時点で、親元を離れ、後から来た星子と一緒に学園の女子寮に住むことになる。

性格は、真面目で常識人。
料理は得意で、寮の食事作りを手伝うことに。
<王子>として鍛えているので身体能力は非常に高い。

星子のことは、ちょっとウザいと思っているが、面倒見は良く、兄妹の仲は良い。
星子のボケにツッコむなど、遠慮のない兄妹関係。

顔出し有りで、王子様風のイケメン。

「<お姫さま>は助けるさ。俺は、<王子>だからな」


「今まで近くにいたからこそ、特別な好きが実感出来るんです。こんなに自分が誰かを好きって気持ち、相手が妹でなければ気付けなかったと思います。むしろ、恋人は妹であるべきです」


「それは大丈夫だ。今の俺は、星子以外の裸に興味が無いから」

シナリオ

物語は主人公が、島にある学園に転校してくるところから始まります。
最初の数日はそれぞれのヒロインとの顔合わせと、学園に馴染むための学生生活と寮生活が続きます。
妹の星子は、最初は実家にいますが、数日経つと、学園に転校してくることに。
ちなみにプレイ開始から、星子が転校してくるまでに1時間半かかりました……。

星子が登場してから、雰囲気は一気に賑やかに。
星子が嫉妬から<望奏(メルヘン)>を使って、クラスの女の子や兄を裸にさせたり、部屋で一緒にゲームしたり、皆で海に行ったりという感じで共通ルートは進んでいきます。

(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)





星子ルートに入ると、星子が前にも増して頻繁に兄に会いに来るようになります。
お昼ご飯は兄の教室に来て食べ、放課後は他の女の子たちを交えながら兄と一緒に過ごし、寮の自室では兄と一緒にゲームといった具合に。

そんなある日、家族にトラウマを持つリイナが、兄と星子の兄妹としての仲の良さに嫉妬して、<望奏(メルヘン)>を使い、二人の兄と妹という関係を消してしまいます。
それはあくまで一時的なもので、すぐに元に戻るのですが、これがきっかけで兄と星子はお互いを意識するように。

兄と星子の様子がおかしいことに気づいたクラスメイトの柚が、兄に星子のことが好きなのじゃないかと問い詰めてくるのですが、兄はそれを否定。
それを聞いた柚は、兄に告白し、自分と付き合わないかと提案してきます。
悩んだ兄ですが、付き合ううちに好きになるかもしれないと柚に言われ、結局了承。
二人は付き合い始めます。

順調に付き合いを深める二人。
星子も二人を邪魔したりはせず、嫉妬でお姫様になることもなく普通に接してきます。
そんな星子に違和感を覚えながらも、柚と付き合っていく兄ですが、舞踏会の模擬会で柚が星子に見せつけるように兄にキス(唇です……)をしたことで、今まで我慢していた星子の嫉妬が爆発。

実は柚が兄と付き合い出したのは、星子の隠された本音を引き出し、二人をくっつけるためだったという事実が明かされ、柚は星子に本当の気持ちを兄に話すように勧めてきます。
柚に促され兄に告白する星子、兄もそれを受け入れ、皆の前で星子にキスをします。

両想いになった後は、イチャラブとHが続きますが、ここで告白→即Hじゃないのは良かったですね。
両想いになってから一線越えるまでに結構な尺を使ってるのも、個人的に嬉しかったです。

この後は、行方不明の母親などの話になっていきますが、ネタバレなので割愛。
そこまでシリアスにはならないし、最後は綺麗なハッピーエンドです。





(ネタバレここまで)

他ルートの星子

ヤキモチ妬きの星子ですが、自分以外のルートではそうでもなく、ヒロインとの仲をすんなりと認めてくれます。
昔から一緒にいて、兄のことを良く見ているということで、兄本人よりも、星子の方が兄の気持ちをわかっていることが多く、そういう描写は良いなと思いました。
修羅場などはまったくないし、星子がシナリオに深く関わってくるわけでもないので、星子目当てなら特に他ヒロインのルートをプレイする必要はないです。

親バレ、周りバレ

ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
親バレは、両親に二人の関係を報告するシーン有り。驚いてはいますが、反対はなく応援してくれます。周りバレは島中の人に二人の関係がバレてますが、特に反対されたりということはなく、優しい世界。ちなみに両親はビジュアルはないですが、ボイスは有ります。

禁忌、背徳描写

あまりないですね。
お互い兄妹で結ばれること自体は普通じゃないと自覚はしてますし、結ばれるまではそれなりに悩みますが、これといって反対する人間が登場しないので、禁忌や背徳感はほとんど感じられません。

まとめ

非常に良かったです。

遠慮のない兄妹関係、豊富な思い出描写、星子のウザ可愛いキャラ、付き合ってからのイチャラブ描写、両親との問題を解決してのハッピーエンド。どれもお気に入りです。
ラストの、本来は盛り上がるであろう展開はあっさり過ぎですし、柚関連はちょっとモヤっとするものがありましたが、それ以外の部分は良かったですし、まぁ、許容範囲。

星子のキャラと兄妹描写が、僕の好みにクリティカルヒット
お気に入り度(10点満点) 10

別のキャラのレビューを読む

おまけ

jitsumai.hatenablog.com
プレイした際のTwitterでの呟きを別記事にまとめました。
良かったら参考にしてみてください。

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個人的には『間宮くんちの五つ子事情』と『Berry’s』が気になってるんですが、今ある積みゲーを崩すまでは、なるべく新規購入は避けたいところ。じゃないと永遠に積みゲーが崩し終わりません……。