『こころリスタ!』原画集の感想

内容と感想


とらのあなで注文したのが届いたので感想を。

本のサイズはB5(一般的な同人誌のサイズ)で72ページ。

内容としては原画集というか線画集ですね。
『こころリスタ!』で使われたイベントCGの線画が掲載されていて、茉森さんがそれぞれにコメントを書いています。線画自体は、正直見てて大して面白いものではないのですが、ゲームに使われていない画面外の部分の絵がどうなっているのかがわかるのは、ちょっと面白かったです。

この画集のメインは、やっぱり各線画に対する茉森さんのコメントですね。キャラやエロに対するこだわりやこのシーンは『こころナビ』の○○のシーンを意識したものですとか、普通に見ているだけじゃなかなか気づかないイベントシーンの細かい部分の説明や補足などが書かれています。コメント量も結構あるので、読み応えありました。

ゲームの線画以外にも、ショップ特典や公式サイトや雑誌に掲載されたCG、グッズの線画なども掲載されています。そして画集の最後には亜方さん描き下ろしの絵が6枚掲載されています(雪音、星歌、さち、ぺんぺ、メルチェ、魔ア子のHシーン絵)。特に魔ア子はゲーム中でHシーンがなかったので、なかなか貴重かも。モノクロなのが残念ですけどね。

まとめ

『こころリスタ!』をプレイして気に入った人なら、わりとお勧め。
『こころリスタ!』が発売されてからもうすぐ1年。さすがに細かい部分は結構忘れてたりしますが、この原画集を読んでいると当時プレイした時の思い出などが蘇って懐かしい気持ちになりました。

どうせならモノクロの原画集という形ではなく、『幻月のパンドオラ』の時のように、カラーのビジュアルファンブックで亜方さんや茉森さんへのインタビュー記事などを読みたかったですが、最近はもうエロゲのビジュアルファンブック自体、あまり発売されなくなってきてますからね。寂しいですが、これも時代の流れなのかもしれません。