『幻月のパンドオラ ビジュアルファンブック』の感想


ようやく手に入れたので感想を書いてみます。

仕様

A4サイズ縦型・表紙本文フルカラー・116P
価格3000円(イベント・通販価格)

表紙

表紙は描き下ろし。
帯のファミ通ネタでいきなり吹いた(笑)
あっかんべで舌を出す詩乃鈴が可愛いですね。
位置が中央というのも何気に嬉しい。
カバーを取ると表紙や各キャラのラフが載ってます。

イラストギャラリー

今まで公式や雑誌、店舗特典やグッズで使われたイラストが1ページ、もしくは見開きサイズで載ってます。
雑誌のイラストは見たことないのが多かったですね。
全体的に詩乃鈴が多め。次にuni先輩、真姫って感じでした。

キャラクター&イベントCG

キャラクターのページでは、普段隠れて見えない表紙のイラストや立ち絵の全体図が見られます。
各キャラについての茉森さんと亜方さんのコメントもあり。

イベントCGはストーリーダイジェストとゲームのテキスト付きで掲載されています。
ハッキリ確認したわけじゃないですが、多分ゲームのイベントCGは全部載ってるんじゃないかと。(差分は一部のみ)
ちなみにHシーンのCGはゲームよりモザイク薄めです。

湧仁学園電芸部によるデジタルデザイア クロスレビュー

写真の帯を見ればわかると思いますが、ファミ通のアレです。
真姫、詩乃鈴、uni先輩の3人が『幻月のパンドオラ』の作中で出てきた8つのゲーム(隠れ鬼、パンデミック・プリンセス、ガンバリエーションなど)について点数付きのレビューをしています。
わざわざ各ゲームのロゴを作ってる辺り凝ってますね。
詩乃鈴のコメントは兄への言及が多めで楽しい。

『幻月のパンドオラ』の舞台

自宅や学園、ゴスバーガーなどを背景CGとともに紹介。
これについては特に書くことはないかな。

スタッフインタビュー

茉森さんと亜方さんへのインタビュー記事が6P。
気になった部分をピックアップしてみます。

注.引用部分はすべてを引用してるわけじゃなく、文の前後を省略したりしています。

由緒とみまりのHシーンについて

茉森(敬称略)「ファンサービスのつもりでしたが、元の作品が好きなユーザーさんから由緒やみまりのエッチシーンは入れてほしくなかった」というご意見はありました。濃いファンでいてくれる方の気持ちに対応できてなかったかな、と思いましたね」
亜方「今回は「異空間でエッチしているので、現実にエッチしているわけではない」という設定はあったのですが、それだけではフォローにならなかったですね。ご意見を参考にして、もっと愛してもらえるように気をつけていきたいと思います」

とりあえず一安心かな?

由緒の兄が現在どうしているのかについて

亜方「『たいせつなうた』のどのルート後の世界なのかや、直哉のことなどは、あえて、ハッキリとは表現しないようにしています」
茉森「ただ、由緒のファンのことを考えて、セリフの内容は配慮しているつもりです」

スーパーダッシュ文庫『幻月のパンドオラ』について

茉森「企画当初は、私自身が3巻分執筆する予定になっていましたが、色々と他の仕事が入る都合もあり、専門の方に構成をお任せすることになりました」
茉森「自分は詩乃鈴ルートがいいかと思ったのですが、編集の方から「やはりメインヒロインの真姫ルートで」ということになりました」

茉森さん自身が書いた詩乃鈴ルートが読みたかった……。

ファンディスクについて

亜方「現状だと、ファンディスクを作るのに2年くらいかかる目算です。だったら、新作を発表した方がよろしいかと思いますので……」
茉森「私自身は、一度やってみたいという気持ちが大きいのですが、採算的にも厳しく……。でも、いつかは作ってみたいです。いつになるかはわかりませんが」

次回作について

茉森「次回作の内容・方向性はもう決まっています。内容の発表はまだまだ先の話になってしまうかと思いますが、気合入れていきたいと思います」
亜方「早く発表出来るよう、現在鋭意制作中です」

あとがき

感想はこんな感じです。
本の内容には満足してるんですが、値段と入手が難しいのが難点ですね。
僕はトイズ・プランニングの通販で入手しましたが、既に予約終了していますし、手数料や送料などを含めて3850円もかかりました。

一般の本屋では流通してないらしく、アニメイトゲーマーズとらのあなメロンブックスなどの専門店で売ってるらしいのですが、在庫は少ないとのことなので、今からでは入手するのが難しいかもしれません。(一応とらのあなの通販で売ってるのを見つけましたが、在庫僅少……)(1/9 18:44追記 注文不可です……)