感想
www.youtube.com
（動画の公開は期間限定なので、お気をつけください）
何ヶ月も家に帰ってこない兄がいるという子供の相談に乗るエミたち。
「わたしに任せて」
自分に似た境遇の子供をほっておけないのか、サンクチュアリにいるという兄を連れ戻すことを引き受けるエミ。
……といっても、探すまでもなく兄のシンゴがやってきて、兄弟はあっさり再会します。
「お願いです、家に帰ってあげてください」
シンゴに家に帰るようにお願いするエミ。
「家に帰って、シンジくんとヴァンガードをしてあげてください昔みたいに。お願いします」
わざわざ頭まで下げてお願いするエミに驚くスイコとシュカちゃん。
「他人事じゃありません」
シンゴに、他人事なのにどうして（そこまでするのか）と言われ、涙を流して反論するエミ。
エミと弟に涙ながらにお願いされて、家に帰るのは無理でも、ここでヴァンガードをすることはできると答えるシンゴ。
兄弟がヴァンガードをすることになり、嬉しそうなエミ。
しかし、ヴァンガードを憎んでいるアイチの許可なく勝手にヴァンガードはできないということで、シンゴはアイチに許可を取りに行くことに。
「妹さんに、エミさんに会ってあげてほしいのです」
しかし、シンゴは自分たちのことではなく、エミのことをアイチにお願いします。
「エミさんは寂しがっておられます。私はアイチさまが兄として妹さんを寂しがらせて平気でいられるような人ではないと思うのです、会ってあげてください！！」
よく言ってくれた！！
僕の中でシンゴの株が急上昇しました（笑）。
「いいよ、エミをここに連れてきてくれるかい？」
シンゴの頼みを快く聞き入れるアイチですが、何やら意味深な笑みを浮かべます。
嫌な予感しかしない……。
シンゴに言われて、アイチの元に一人で向かうことになるエミ。
「大丈夫だよ、みんな」
みんなは一緒について行こうとしますが、エミは大丈夫だと断ります。
兄のことを信頼しているのですね。
「ウィンガル」
アイチのお迎えのウィンガルが来て嬉しそうなエミ。
「アイチ！」
約束通りアイチがやってきて、嬉しそうに駆け寄るエミ。
「よく来てくれたね、会いたかった」
「私も」
感動の兄妹再会です。
「アイチ、どうして会ってくれる気になったの？」
「エミが寂しがっているってシンゴくんが」
「シンゴさんが弟のシンジくんとヴァンガードをするのを許してあげてほしいの」
アイチが会ってくれる気になったのはシンゴのおかげと聞いて、シンゴのことをお願いするエミ。
シンゴと二人でお互い相手を優先するという、心温まるやり取りですね。
「あぁ、さすがアイチ様の妹」
そんなエミの優しさにシンゴも大感激です。
「一緒にうちに帰ろう？」
アイチに促され、自分のお願いも伝えるエミ。
「僕はうちには帰れない。僕のことはもう忘れて欲しい」
「えっ？」
お願いを拒否され、ショックを受けるエミ。
「さようなら、エミ」
エミに一方的にお別れを告げるアイチ。
口調こそ優しいですが、やってることはかなり酷いですね……。
「アイチ……」
妹を泣かすとは……兄失格ですな。
「せめて、どうしてうちに帰れないのか教えて！ アイチィ……」
食い下がるエミ。
「僕は今の世界を守らなければならない」
「今の世界？」
「エミや櫂くんたちが生きているこの世界さ」
「違う！ この世界は歪んでるんだよ！！ 本当のアイチは櫂さんたちと大好きなヴァンガードをやってて……」
「エミ！！ この世界は正しいんだ！！」
エミを怒鳴りつけ、反論するアイチ。
今までのアイチのイメージからは考えられない言動ですね。
「それでもあなたはエミさんのお兄さんなのですか！ 泣いている妹さんを見て、どうして平気でいられるのです！！」
立ち去ろうとするアイチに、正論をぶつけるシンゴ。
よく言ってくれた！！ シンゴさんカッケー！！
「僕が平気だと思っているのか！！」
「あなたは先導アイチではないのです」
「アイチさまは、人をそんな目で睨むようなお方ではないのです」
アイチの言動にショックを受けるシンゴ。
「決めました！ わたしはもうあなたをお慕いするのはやめるのです！！」
「コーリン！ こいつを黙らせろ！！」
ショックで本当の記憶を取り戻したシンゴを黙らせようとコーリンに命じるアイチ。
アイチの株がどんどん下がっていく……。
そのコーリンは、エミが不在のシュカちゃんたちを襲っていました。
「シュカちゃんたちを襲うために、わたしをここに？」
ショックを受けるエミですが、これはアイチも知らないコーリンの独断の行動のようです。
コーリンに襲われているシンジを助けに来るエミとシンゴ。
「お待たせ！」
シュカちゃんと合流するエミ。
コーリンの勝手な行動に怒っているアイチ。
エミたちがすぐに駆けつけてこれたのは、アイチの協力があったようです。
「エミちゃん、変身よ！」
「うん！」
さすがのエミも怒ってますね。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、君が呼ぶ！ 悪を倒せと今日も呼ぶ！ 二人はいつもブラスター・ペア！！」
今回の変身口上です。
「俺にも戦う力を！」
「エミちゃん！」
「うん！」
エミたちのスペリオルリアライズでブラスター・ブレードにライドする櫂くん。
「ダメだよ櫂くん！ あぁ、ダメだよ櫂くん……ヴァンガードに触れては」
そんな櫂くんを見て動揺するアイチ。
急に苦しみだして、馬に乗って戦場を離脱します。
大将が真っ先に逃げ出してどうする……。
「あっ、アイチィ！！」
どこかへ行ってしまったアイチを心配そうに見つめるエミ。
苦戦する櫂くんを助けるシンゴ。
SK4を離脱し、小茂井シンゴに戻ることを宣言するシンゴ。
青き炎の解放者（リベレイター） パーシヴァル、誓いの解放者 アグロヴァルを召喚し、櫂くんと協力して敵を倒すシュカちゃん。
今回はちゃんと活躍の場があって安心しました（笑）。
戦いが終わり、カードファイト部の部室で、同じカードファイト部の部員として、アイチにヴァンガードの楽しさを思い出せようと誓い合うナオキとシンゴ。
「いや、それは俺の役目だ」
そんな二人に張り合ってくる櫂くん、そこは空気を読もうよ……（笑）。
約束通りヴァンガードをする小茂井兄弟。
そんな二人を見て、兄にさよならを言われたことを思い出し、寂しそうなエミ。
というところで今回は終わり。
……と思いきや、Cパートでお久しぶりの伊吹登場。
今度こそ本当に終わりです。
あとがき
いやー、アイチが酷い。
今回でアイチの株が大暴落ですね。
なにか理由があるのだとは思いますが、妹を泣かせ、三流のボスみたいな言動で、SK4から離脱者まで出してしまうアイチにはがっかりですよ。
果たして、ここから巻き返しはあるのでしょうか？
ないと困りますけど……。
