感想
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(動画の公開は期間限定なので、お気をつけください)
「ねぇ、アイチは? アイチはどうなったの?」
兄の心配をするエミ。
「アイチのデッキだ」
なぜかエミの元へ帰ってくるアイチのデッキ。
「ごめんなさい、ちょっと待って」
ブラスター・ブレードのカードと一緒に、アイチにデッキを返すという櫂くんの提案に待ったをかけるエミ。
歪みが消えても、戻ってくるのはエミの知らない別の世界のアイチということで、エミの心中を察するスイコと伊吹。
「ブラスター・ブレードを戻す前に、私とヴァンガードしてもらえませんか?」
アイチのデッキを使い、櫂くんとヴァンガードファイトすることを望むエミ。
「ありがとうございます」
櫂くんからブラスター・ブレードのカードを借りることになり、お礼を言うエミ。
「イメージしろ」
「はい」
櫂くんに言われ、イメージを開始するエミ。
「感じる。焼け付く日差しや乾いた土の匂いも。アイチもこんな感覚の中で戦っていたんだね」
イメージを感じ取るエミ。
アイチの妹だけあって、ヴァンガードのセンスは抜群です。
「スタンドアップ、ヴァンガード」
櫂くんとのファイト開始。
シリーズを通して、櫂くんとエミのファイトは初めてかな?
スイコとレッカにアイチのことでからかわれるコーリンを不思議そうに見つめるエミ。
エミは恋愛ごとにうといので、よくわかってなさそうです。
「なにが歪みなのか、なにが正しい姿なのか、道を走ってる自分自身にはわからない。だけど自分の道を、世界を広げることはできる」
「立ち上がれ、私の分身!」
エミとアイチが重なるこの演出は熱い!
「惑星クレイの神聖国家「ユナイテッド・サンクチュアリ」の正規軍、ロイヤルパラディンの光の剣」
「ブラスター・ブレーーードッ!」
兄の分身であるユニットにライドするエミ。
「このブラスター・ブレードを受け取ったら、アイチの世界は変わるんだと思う」
「どんなに辛いことや悲しいことがあってもヴァンガードがあれば乗り越えられる!」
「そしてそれは、ヴァンガードで繋がった絆の力なんだ!!」
「はぁぁああっ!!」
クリティカルトリガーをゲットし、櫂くんのドラゴニック・オーバーロードにアタックを仕掛けるエミ。
エミさん、マジ格好いい、MKっす!
「てぇぇえええっ!」
ドラゴニック・オーバーロードのガードを見事に打ち破り、とどめを刺すエミ。
見事に櫂くんに勝利したエミ。
昔の感想記事でエミは櫂くんより強いんじゃないかと書きましたが、7年半越しに証明されて嬉しい。
「ヴァンガードは楽しいってこと!」
カードアニメの主役らしいところを見せるエミ。
「これ、お願いします」
ファイトに満足し、櫂くんにブラスター・ブレードのカードを託すエミ。
子供時代の櫂くんに、ブラスター・ブレードのカードを渡す櫂くん。
これでようやく元の歴史に戻りますね。
(こうして私達の冒険は終わりました。歪みはすべて消え去って街には平和が戻ってきています)
(でも、一人で飲むタピオカミルクティーはなんだか美味しくありません)
浮かない顔のエミ。
「もう、何やってるのよアイチ! ケイタイは?」
兄に放送で呼び出され、ぷんぷんなエミ。
「あぁ、うちに忘れてきたみたいで……」
ドジっ子兄、アイチ。
「行くよ、ヴァンガードのイベント始まっちゃう!」
口では怒りながらも、口調や表情は嬉しそうなエミ。
なんだかんだ言って、兄の世話を焼くのが大好きなのは確定的に明らか。
「あぁぁぁぁっ、待ってよ、エミーーっ」
妹の後を追いかけるアイチ。
今回のシリーズではエミがアイチのことを追いかけてばかりでしたが、今は逆ですね。
「伊吹さん、ありがとうございます」
結局、伊吹に助けられることに。
顔を赤らめているところ可愛い。
やっぱりアイチはこういうのが似合いますね。
「アイチィ、なんかこの人怖そうだねー」
「大会決勝で当たった福原高校の人だよ」
なにげないやり取りですが、今までのことを思うと、兄妹がこういう普通の会話をしてるだけで嬉しくなりますね。
身長差もいい。
「こう見えても優しい人だから大丈夫」
妹を気遣うアイチ。
今までとは違う、本当に優しい声です。
伊吹に見られてたことに気づいて、気まずそうなエミ。
表情可愛いですね。
どうも、このエミは伊吹のことを覚えてなさそうです。
イベントの進行について説明を受けるアイチ。
隣でスマホにメモを取っている、しっかりもののエミ。
兄と違って頼りになる妹ですね(笑)。
「ホントだ。意外といい人だね、アイチ」
「しーーっ!」
飲み物を買いに行ってくれた伊吹を褒めるエミと慌てて口止めするアイチ。
「私は黒い服の可愛い女の子が好きです」
なんのカードが好きかと聞かれて答えるエミ。
これはシュカちゃんのカードのことですね。
そんな妹を不思議そうに見つめる兄。
フォローの一つぐらい入れてやれよ、気が利かないなぁ……。
「いえ、ごめんなさい。なんかよくわかんないこと言っちゃった」
結局、自分でフォローするエミ。
イベントのステージに登場した兄に拍手を送るエミ。
アイチがヴァンガード甲子園で優勝しているので、時間軸的には続・高校生編後のようです。
会場にジャマーが現れたというアナウンスに反応する伊吹とエミ。
「なにあれ?」
「ずいぶん雑な設定の悪役だな」
といっても、単なるイベントの催しで、二人とも呆れ顔です。
「うふふふ、アイチ頑張ってー」
ステージ上の兄に声援を送るエミ。
まさかのシュカちゃん登場。
といっても、他のキャラ同様にIFの世界での記憶はないようです。
「ブラスター・ペア登場!」
なし崩し的にイベントに参加させられるエミ。
「リアライズ!」
「リア……ライズ?」
思わず台本にない台詞と構えをしてしまったエミに唖然とする一同。
「いいね、それ、リアライズ。それもらっていい?」
「う、うん……」
自分でもなんでそんなことをしたのかよくわかってないエミをフォローするシュカちゃん。
あとがき
綺麗に終わりましたね、良い最終回でした。
後半はエミの活躍が急に少なくなったうえに、アイチの態度があまりにも酷かったので、不安になったこともありましたが、この最終回では、元の世界に戻った先導兄妹が仲良くヴァンガードのイベントに参加していましたし、兄妹の会話ややり取りも多く、可愛いエミもたくさん見られました。
アイチの頼りなさは相変わらずで、最終回でもあんまり良いところなかったですが、エミは楽しそうでしたし、今までの苦労もちゃんと報われたので、結果オーライ。細かい不満はありましたけど、終わりよければすべてよしってことで、満足しました。
色々ありましたけど、このアニメ、見て良かったです。
半年間お疲れさまでした。
2021年2月7日追記
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この代永さんゲストの裏話は、先導兄妹の色々な話が聞けて特に良かったのでお勧め。
魔法少女アイチはマジで見たい(笑)。