実妹ゲームに物申す 第5回 兄妹から恋人になるのではなく、兄妹で恋人になって欲しい

前書き

jitsumai.hatenablog.com
まさかの第5回目。
前回は12年以上前という、誰も覚えてないだろうというこのコーナーが超久しぶりに帰って参りました。
今回も実妹ゲームの問題点について語っていきますよ。

兄妹から恋人じゃなくて兄妹で恋人

今回のテーマは恋人という表現について。

最近プレイした実妹ゲームで、立て続けに兄妹の関係に恋人という表現が出てきて萎えまくったので、この表現について考えてみます。

まず前提として、兄妹が恋人という関係になることについては問題ないと思います。
僕としてはなるべく兄妹のままで恋愛してほしいですし、必ずしも恋人になる必要はないと思っていますが、兄妹という関係から一歩進んで恋人になりたいという気持ちは、特におかしなものではないでしょう。
兄妹のまま(ここ重要)、恋人という関係になるなら何の問題もないです。

問題なのは、兄妹から恋人になる、兄妹<恋人みたいな表現です。

妹「今日からは兄妹じゃなくて恋人だね」


妹「もうお兄ちゃんはお兄ちゃんじゃなくて恋人なんだから、これからは名前で呼んでいい?」


兄「俺たちは、もう兄妹じゃなくて恋人なんだから問題ないさ」

具体例を挙げるとこんな感じでしょうか。
これらの表現の何が問題かというと、兄妹という関係を軽視しているように感じることですね。

恋人になるとしても、それはあくまで兄妹という関係が前提であって、ここを軽視して欲しくないんですよね。
兄妹から恋人になるのではなく、兄妹で恋人になって欲しいんですよ。

妹「今日からは兄妹で恋人だね」


妹「恋人になってもお兄ちゃんはお兄ちゃんなんだから、これからもお兄ちゃんって呼びたいんだけどダメ?」


兄「俺たちは確かに兄妹だけど、恋人でもあるんだから問題ないさ」

先程の台詞を修正するとこんな感じになります。
兄妹<恋人ではなく、兄妹=恋人、この違いわかって欲しいです。

恋人を強調し過ぎるのも問題

先程「兄妹が恋人という関係になることについては問題ない」と書きましたが、物事には限度があって、あまりに恋人を強調されるのも兄妹という関係を軽視しているように感じます。


上記は、この前プレイした作品についてのツイートですが、さすがにここまで恋人を連呼されると兄妹であることを忘れてるんじゃないかと不安になりますね。
恋人という表現は、たまに出てくるなら気になりませんが、あまりに使いすぎるのは問題だと思います。