第10話は原作9巻の『過ちのダークエンジェル』『妹のウエディングドレス』をアニメ化した回です。
『過ちのダークエンジェル』部分については、桐乃の出番が無いのでカット。
『妹のウエディングドレス』について語って行きます。
京介と一緒に行くと約束していたライブだったのに、モデルの撮影の仕事が長引いて行けそうになくなり、そのことを伝えるメールを京介に送った桐乃。
それを知った京介は痛チャリに乗って、撮影現場に駆けつけます。
しかし、不審者と間違われてスタッフに警備員を呼ばれそうになる京介。
桐乃に自分の兄だと助け舟を出され、何とか開放されます。
何とか助かりホッとしたところで、桐乃のウエディングドレス姿を見て驚き、顔を赤らめる京介。
京介がわざわざ痛チャリに乗って駆けつけてきたのは、ライブを楽しみにしてた自分を迎えに来るためだと知って驚く桐乃。
痛チャリでライブ会場まで二人乗りで行くという京介の提案に最初は戸惑うも、結局は行くことにする桐乃。
「もっとしっかり掴まってろ!」という京介に対し、「そんなことしたら胸が当たっちゃうじゃん! このエロ! シスコン!」と悪態をつく桐乃。
自転車が揺れた衝撃でつい京介にしがみついてしまう桐乃。
エロい……。
自分の為に必死に自転車を漕ぐ京介の背中を見つめる桐乃。
兄を見つめる妹の表情は美しい……。
下り坂。
さっきから何かと悪態ばかりついてるくせに、兄の見ていないところでは嬉しそうな表情の桐乃。
ここはアニメオリジナル演出。グッジョブ!!
「あーあ、初めての二人乗りがこんなのだなんて、そんな兄妹絶対あたしたちだけだって」
再び京介の背中を見つめ、微笑む桐乃。
兄を見つめる妹の表情は美しい……。(大事なことなので2回言いました)
京介「妹ってのはな、兄貴と一緒にいるときにこそ、最高の魅力を発揮するんだよ!」
(原作9巻P.122 『俺の妹はこんなに可愛い』より引用)
何とかライブ会場に着くも微妙に遅刻。
京介に文句を言いまくる桐乃。さっきまでのデレは何だったのか……。
さっきまで勢いよく文句を言ってたのに、京介に手を握られただけで、すぐ大人しくなっちゃう桐乃さん、マジ、チョロイン。
「ありがと……」の部分は、原作では伏せられてたのですが、アニメでは明かされています。
しかし、せっかくの桐乃の言葉も、残念ながら喧騒で京介には通じず。
「ふん、なんでもないっての!」
まとめ
うん、今回は良かったんじゃないでしょうか?
最初見たときは、桐乃のモノローグが全然なかったし、細かい部分が原作と微妙に違うし、痛チャリの規制の光がうざいし、『過ちのダークエンジェル』よりも『俺の妹はこんなに可愛い』をアニメ化してくれよ!……って感じで微妙かなと思ったんですが、この記事を書くために桐乃の表情をキャプチャーしてたら、そんなのどうでもよくなってきました。
可愛いは正義!!
jitsumai.hatenablog.com