一条 熾月、瑞月 『はぴねす!2 Sakura Celebration』(真面目系・ヤキモチ妬き、恥ずかしがり屋、ツンツン、貧乳、お兄ちゃん大好き系・世話焼き、大らか、巨乳)

作品情報

タイトル:はぴねす!2 Sakura Celebration
ブランド:ういんどみるOasis 作品ページ
ジャンル:はーとふる魔法学園ADV
発売日:2019年2月22日(金)
販売価格:9,800円(税別)

あらすじ

公式サイトのストーリー参照。

システム

クリックで読み進めていき、選択肢でシナリオが分岐する、一般的なエロゲ。
画面サイズは1280*720のワイド画面。

システムは必要なものは揃っていますが、エフェクトを完全に切ることができず、一部の演出、画面切り替え時、日付が変わる時、アイキャッチなどがクリック連打しても飛ばせなかったり、少しもたついたりするので、急いで読みたい時は少々気になりました。

スキップが演出が引っ掛かる感じでやや遅めなのも気になりましたが、次の選択肢まで飛ばせるシーンジャンプ機能もありますし、これについてはそこまで問題ではないでしょう。

あと、セーブデータをロードしたり、アフターストーリーをプレイするのにタイトル画面→ゲームを始める→データロード、アフターストーリーとワンクッション入れないといけないインターフェイスも不便。なぜタイトル画面から直接行けるようにしなかったんでしょうか? そちらの方が一般的だと思うのですが。

共通ルートのプレイ時間は3、4時間ぐらい、個別ルート3、4時間、◯◯◯◯ルート2時間ぐらいでした。総プレイ時間は18時間ぐらい?
各ヒロインのルートをクリアするとそのヒロインのアフターストーリーが解放されます。

立ち絵鑑賞モードあり。
立ち絵の動かし方や魔法のエフェクトなどはかなり凝ってますね。
裸立ち絵は無し。

3月12日追記
アップデートパッチ1.1で上記の不満点はいくつか改善されて、プレイしやすくなっています。ユーザーの意見を汲み取って、きちんと対応してくれるのが素晴らしいですね。

妹について

熾月

名前 年齢
一条 熾月(いちじょう しづき ) 兄の1つ下、高○1年生?
一人称 兄呼称
兄さん
身長 体重 スリーサイズ
156cm 不明 B78(A)/W52/H82
CV 原画 シナリオ
杏子御津 こ~ちゃ 元長柾木、セロリ、ちゃとら、天野スズメ
備考
1月17日生まれ(山羊座)、B型

主人公の妹で、瑞月の双子の姉。
桜ヶ丘学園1年生。

スコットランドの魔法学院に2年間留学していたが、物語の冒頭で帰国してくる。
魔法の実力はかなりのもの(ClassはC)で、雑誌に載るほどの有名人。
マジックワンドの名前はアルバ(人格は男)。
好きなものはかぼちゃで、かぼちゃプリンがお気に入り。

人付き合いは苦手で、態度はそっけないが、不器用なだけで内面は優しい。

妹の瑞月とは仲が良いが、過剰なスキンシップには引き気味。
胸が小さいのを気にしている。

兄のことは好きなようだが、なかなか素直になれない。
結構ヤキモチ妬き。

熾月のCG枚数は18枚。
内訳はイベントCG10枚に、HCG8枚。
ソファで兄にもたれかかるCGとお風呂場で髪を下ろしているCGがお気に入り。

「……に、兄さんといるのが嫌なわけじゃ、ない」


「……久しぶりに実感したよ。兄さんの隣にいると安心できる気がするということを」


「そ、そういうわけにはいかない。私は兄さんの恋人だが、兄さんの妹であることも変わらない。そこは譲れない」

瑞月

名前 年齢
一条 瑞月(いちじょう みづき ) 兄の1つ下、高○1年生?
一人称 兄呼称
わたし お兄ちゃん
身長 体重 スリーサイズ
154cm 不明 B88(E)/W55/H85
CV 原画 シナリオ
猫村ゆき こ~ちゃ 元長柾木、セロリ、ちゃとら、天野スズメ
備考
1月17日生まれ(山羊座)、O型

主人公の妹で、熾月の双子の妹。
桜ヶ丘学園1年生。

人懐っこく、社交的な性格。
料理が得意で母親が仕事で忙しい時は代わりに作っている。

姉の熾月のことは大好きで、よくくっついている。
姉と違って魔法の才能はあまり無い。

兄のことは大好きで、スキンシップも激しい。

瑞月は単独シナリオはありませんが、ちゃんと兄と両想いになるシナリオはありますし、Hもあります。

熾月のCG枚数は5枚。
内訳はイベントCG1枚に、HCG4枚。(熾月との3PのCG含む)

「ふっふっふっ、わたし、お兄ちゃんの妹だもん。何でもお見通しだよ」


「はい、お兄ちゃん。ハッピーバレンタイン、だよ。いつもわたしのお兄ちゃんでいてくれて、ありがと」


「わ~~い、ありがとっ。お兄ちゃん大好きっ」

姉妹の実義について

姉妹の実義ですが、作中に血の繋がった妹や実妹という表現が一度も出てきません。

それだけならよくあることなので気にしませんが、兄妹で好きになるにあたって、そのことがほとんど問題になりませんし、作中の登場人物も誰一人として兄妹という理由で反対したりしません。シナリオを読む限り母親はどう見ても同じで、義妹という表現が出てくるわけではないのですが、どうもこの辺りスッキリしないものがあります。公式サイトで主人公と妹たちの誕生日が4ヶ月違いであることの説明が、どうしてもつかないんですよね。

アマガミ』の美也と同じパターンだと思いますが、作中に義妹という説明がどこにも無いということで、うちのブログでは実妹として扱います。


3月12日追記 どうやら設定ミスだったようで、兄妹の誕生日が変更になっています。この変更により、2人が実妹なのは確実と考えて問題ないでしょう。

兄について

主人公。
桜ヶ丘学園2年生。

家族構成は義理の両親と妹2人の5人家族。
本当の両親は兄妹が幼い頃に事故で亡くなっていて、今の両親とは義理の関係。
義理の父親は仕事で海外に行っているので不在、現在は義理の母親(本当の母親の妹で正確には叔母)の海音(みおん)さんと妹たちと一緒に暮らしている。
楓子先輩という許嫁がいるが、お互いの母親が勝手に決めただけで、正式なものではない。

真面目で困っている人を放っておけない性格。
人より運動神経が優れていて、いろいろな部から入部を頼まれるほどだが、本人にその気はなくすべて断っている。
魔法はあまり得意ではないが(ClassはD)、簡単な魔法や、身体を強化する魔法ぐらいは使える。

女の子には密かに人気があるらしいが、親しい人間以外にはそっけなくクールなので、距離を置かれている。

妹たちのことは、普通に可愛がっているし、妹想いの良い兄です。

「そんなことはない。妹との平和な時間を幸せに感じるのは、すくなくとも俺にとっては普通だ」


「言ってもらえたら、いいんだけどな。俺は、熾月が何を言ったって、受け入れられるつもりだからさ……」


「兄として……妹が危険になるかもしれないことを、放っておけるわけがないだろ! そんなのは絶対に認められない!」

シナリオ

共通ルートでの熾月と瑞月の出番はそれなりにありますが、脱衣所で熾月の裸を見てしまうイベント以外は、特筆するような出来事は無し。

初回プレイ時は花恋ルート固定。
選択肢は出てきますが、ルートに関わる選択肢はロックされていて選べません。花恋ルートをクリアすると、熾月を含めた他のメインヒロインのルートが解放されます。

(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)





熾月ルートに入ると、兄が熾月のことを意識し始めます。
御咲神社の『使鬼守(しきもり)』を巡って、統也と熾月が対立するのを止めたのがきっかけで、熾月が何かをしようとしているのを察した兄は、熾月から話を聞き出して熾月のやろうとしていることに協力すると申し出るのですが、熾月にこれは絶対に自分一人でやると拒否されます。

その後、何とか熾月と仲直りをした兄は、協力して調べ物を進めるのですが、その途中で熾月が兄を想ってオナニーをしてる場面を見てしまいます。

これによって動揺し、ぎこちなくなる二人や、その二人の様子を不審に思う周りの反応などはもの凄く面白かったですね。オナニーの件をきっかけに妹の気持ちに気づいた兄が、自分も妹のことを好きなことに気づいて両想いになって、そのまま結ばれる……というあっさりした展開ではなく、ここから両想いになるまでにかなり悩んで尺を取っています。それがシリアス一辺倒ではなく、かといって明るすぎないという展開で、ここは読んでて本当に楽しかったです。両想いになってようやく素直になった熾月が甘えてくる様子は、とても可愛かったですね。

その後はラストに向けて、呪いや使鬼守関係でいろいろあるのですが、正直この辺はあまり面白くなかったです。

熾月のアフターストーリーは熾月と恋人になってから一ヶ月後のお話。
うっかり熾月が楽しみにしていたかぼちゃプリンを食べてしまった兄が、熾月にお仕置きと称してHなことをされるというもの。ぎこちないながらも、頑張ってお仕置きしようとする熾月の不器用さに萌えました。

メインヒロイン4人をクリアするとすべてを解決するグランドストーリーが開放。
このストーリーで瑞月と両想いになり結ばれるのですが、瑞月単独シナリオというわけではなく真白とのHもあります。(いわゆるハーレムルート)
グランドストーリーをクリアすると熾月&瑞月、真白のアフターストーリーが開放されます。

熾月&瑞月のアフターストーリーはグランドストーリーの数週間後の話で、3人でえっちしようというもの。個人的に3Pは嫌いですが、この作品の場合は、3人でえっちするのも仕方ないかなというぐらい兄妹の仲が良いので、特に不満はないです。





(ネタバレここまで)

他ルートの熾月と瑞月

どのルートでも普通に祝福してくれます。
反対はまったく無し。

親バレ、周りバレ

ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
瑞月と付き合うことになり、二人で瑞月と母親にそのことを話すのですが、普通に祝福されます。兄妹だからとかそういう話は一切なし、めっちゃ軽いノリです。仲間にも話すんですが、誰一人反対は無しというか、二人が兄妹という問題についてまったく触れられません。瑞月についても同じです。まぁ、この作品にそういう重い話は合わないのでこれでいいと思いますが、この辺はちょっと物足りなかったです。

禁忌、背徳描写

ほとんど無いです。
兄の場合、兄妹であるということに悩むというよりも、熾月の気持ちをどう受け止めればいいのか、自分の気持ちはどうなのかという方向での悩みです。熾月も兄のことを好きなことに悩むのですが、そんなに重い雰囲気はありません。瑞月の方も似たような感じです。

まとめ

一条家で過ごす日常が楽しいですね。
素直になれない熾月がいて、明るい瑞月が兄やみんなの面倒を見てくれて、海音さんは普段はふざけてからかってきたりするのですが、本当は家族想いだったりと、とにかく居心地が良いです。兄妹だけでなく、姉妹同士の描写、親子描写も良く、家族っていいなと思わせてくれます。

主人公兄妹の両親が亡くなっていたり、シリアス展開もあったりするのですが、幸せをテーマにしているだけあって、優しい世界ですね。個別ルートは日常のどうでもいいようなダラダラしたイベントがほとんど無く、テンポ良く話が進みサクサク読めるのでプレイも快適。作中で巧みに張り巡らされた伏線が、ラストで綺麗に回収されるのが気持ち良かったです。

人の繋がりや家族の絆を感じられ、心温まる良作
お気に入り度(10点満点) 9

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