霧島 沙那 『ヤキモチストリーム』(ヤンデレ系・ブラコン、敬語、淫妹、黒髪ロング、巨乳)

作品情報

タイトル:ヤキモチストリーム
ブランド:まどそふと 作品ページ
ジャンル:ヤキモチヒロインとイチャラブ学園生活ADV
発売日:2014年9月26日(金)
販売価格:8,800円(税別)

あらすじ

公式サイトのストーリー参照。

システム

クリックで読み進めていき、選択肢でシナリオが分岐する、一般的なエロゲ。

プレイ時間は、共通ルート3時間、個別ルート2時間ぐらいで、コンプまでのプレイ時間は12時間ほど。

ウインドウサイズは1280*720のワイド。
システム設定は一通りのものは揃っていますが、既読スキップが早めとはいえ、次の選択肢までジャンプ機能がないのは微妙に不便でした。

裸立ち絵あり(メインヒロインのみ)。

妹について

名前 年齢
霧島 沙那(きりしま さな) 兄の1つ下、高○生?
一人称 兄呼称
私、わたし、沙那 お兄様、おにいさま、おにいひゃま
身長 体重 スリーサイズ
156cm 不明 フジヤマ級
CV 原画 シナリオ
桃山いおん Syroh、ななてる(SD原画) 椿また、もじゃすびい
備考
1月5日生まれ、A型

主人公の妹。
清新学園1年A組所属の学生。
部活は書道部。

基本的には(料理以外)なんでも出来る優等生だが、兄のことになると奇行に走り気味。
兄に対しては兄妹以上の感情を抱いており、独占欲も強く、ヤンデレ気味。

沙那の実義に関しては公式サイトのキャラ紹介実妹と紹介されていますし、作中でも何度も実妹描写が出てくるので疑う余地はないかと。

沙那のCG枚数は21枚。
内訳はイベントCG9枚(SDCG含む)に、HCG12枚。
指輪を渡すシーンのCGがお気に入り。

Hシーン数は7つ。
なかなかエロかったです。

「ああ、それは……自然と、ですね。きっとお兄様が、私にとって誰より素敵で頼もしい方だからです」


「改めて思いました。私とお兄様の愛の前には、兄妹などという障害は些細なものだと。いえむしろ、血の繋がりがあるからこそ、より強固な絆で結ばれるんです」


「大好きな気持ちもそのまま。妹である沙那も……そのまま。私、お兄様の恋人になります。」

兄について

主人公。
清新学園2年C組所属の学生。

家族構成は両親と妹の4人家族。
イギリスに留学していたが、沙那が重篤という知らせを聞いて帰ってきた。
実家は和菓子屋をしており、たまに店番を手伝ったりしている。
女心には非常に鈍感。

妹の沙那のことは、沙那のためなら自分の留学を取りやめるほど大事に思っているが、ゲーム開始時点では恋愛感情などはない。

「俺は重度のシスコンだ! 沙那を世界一可愛いと思ってる!」


「今の俺達のまま、今よりもっと仲良く……好きになっていこう? 兄妹のまま恋人になったっていいじゃないか」


(恋人でもお兄ちゃんでもいい……ただ、俺達らしく。沙那と一緒に歩んでいこう)

シナリオ

物語は、主人公が妹の沙那が重篤と聞いて、留学先のイギリスから帰ってくるところから始まります。
引きこもりになってしまった妹を心配した兄は、留学を取り止め、日本の学園に編入することに。

あとは、妹と一緒に暮らしながら、昔知り合いだったヒロインたちと再会して、好感度が上がるイベントをこなしたりというエロゲお馴染みの展開が続きます。
主人公は超鈍感で、妹やヒロインたちの好意に全然気づかないのは少々イライラしました。

ちなみに、共通ルートでヒロインの一人ターニャと兄がキス(唇)をするというイベントがありますので、気にする人は注意。

妹の沙那はヤンデレ系で、兄を巡って他のヒロインと喧嘩になったりすることはありますが、基本的にはギャグですし、お人好しな部分もあるなど、ヤンデレといってもそんなに重くはないです。言葉様のような展開はないので、そっち方面には期待しない方がいいでしょう。

(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)





ルートに入ると、沙那にキスされるというイベントが発生。
このことをきっかけに二人の間は、ぎくしゃくしてしまいます。

その後、自分の沙那への気持ちに気づいた兄は、沙那を思い出の場所へ連れていき告白するのですが、この一連の流れはなかなか良くて感動しました。

両想いになった後に、恥ずかしくなって兄の顔が見られなくなってしまう沙那も可愛かったです。

恥じらい大事!

まぁ、その後は淫妹になって恥じらいも失われてしまうのですが……。

ラスト付近で、兄妹での結婚を周りに認めさせるために、内閣総理大臣を目指すと決意したり、建国を検討する沙那のたくましさには感心しました(笑)。





(ネタバレここまで)

他ルートの沙那

他のヒロインと付き合い始めても、すんなり諦めないのが良かったですね。
特に、ターニャルートの沙那は、しっかり決着を付けてから身を引くという見せ場があります。

親バレ、周りバレ

ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
ラスト付近で母親に沙那との関係を話そうとするのですが、上手くはぐらかされます……が、間接的に認めてくれるという展開。周りバレはありません。

禁忌、背徳描写

ちょっとだけあります。
兄妹以上の想いがあることに気づいて二人が悩むシーンは、短いながらも背徳感あって良かったです。

まとめ

なかなか良かったですね。

沙那はヤンデレというだけでなく、真面目な優等生、兄に対する愛情が強すぎて変態になるところ、意外なお人好しぶり、兄との関係に悩む年相応の弱さ、付き合い始めての恥じらい、Hシーンの淫妹ぶり、兄妹の関係を認めさせるためのたくましさなど様々な側面があり、見てて飽きません。

兄妹で恋人になるということについても、意外と真面目に考えられており、子供の頃の思い出などもしっかり押さえられていて、この辺りはさすがまどそふとという感じ。

抜きゲーのようにHシーンが連発するところはちょっとくどかったですが、そこ以外は特に不満もなく楽しめました。

ヤンデレはぬるいが、色々な表情を見せる沙那のキャラは面白かった
お気に入り度(10点満点) 9

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