香原 瑞希 『かみぱに!』(ツンデレ系・罵倒、暴力、甘え)

メーカー  クロシェット

ゲーム内容

親元を離れ、幼い頃に過ごした天水町に戻ってきた主人公。
一人暮らしをしたいとやってきた妹の瑞希と共に二人暮しを始めた主人公の家に、ある日、神様を名乗る古依という少女が押しかけてきて一緒に住むことに。
隣に住む幼なじみの片瀬恵、生徒会長の九条天音、神社の娘霧島乃々香などと共に穏やかな学生生活を送っていた主人公だったが、古依の登場によって何やら波乱の予感が…?

妹について

香原瑞希

名前は瑞希(みずき)。
一人称は「あたし」。
兄の呼称は「兄貴」「バカ兄(にい)」「お兄ちゃん」。
年齢は兄の一つ下。兄と同じ学園に通っている。
性格は兄に対してはキツいが、他の人に対しては元気で明るいキャラ。
兄妹の仲はあまり良くない。

兄について

泉ヶ森学園の二年生。

家族構成は祖母、両親に妹の瑞希を含めた5人家族。
現在は東京に住んでいる親達の元を離れて、瑞希と祖母の家で二人暮しをしている。

性格は普通のエロゲ主人公。
妹の瑞希の事は兄として大事に思っているのだが、その思いとは裏腹に兄へ暴力的な態度を取り続ける妹の態度に悩んでいる。

シナリオ

「なにキモイこと言ってんの?顎外すぞバカ兄」
「オマエがいらねぇんだよ!あたしの生活費返せ!」
「反抗するのね!兄の分際で!」

ゲーム序盤の瑞希はこんな感じ。
兄にすぐに暴力を振るったり、暴言を吐いたりと
事あるごとに兄に絡んできて、かなりひどい妹です。
具体的には足を舐めろと言ったり、顔を踏んできたり、ストンピングをかましてきたり。
しかし、この態度にはそれなりに理由があるので今は我慢しましょう。
理不尽な仕打ちに耐えた後にはご褒美が待ってるものです。

シナリオの方は、まずそこそこの長さの共通ルート。
瑞希の出番は多すぎず、少なすぎず。
ツンツンな瑞希の態度に時折表れる、可愛い部分を見逃さずに読んでいきましょう。

瑞希ルートに入ると今の兄妹の関係を何とかしようと、
兄が瑞希に色々とアプローチし始めます。

少しずつ溝が埋まっていく兄妹。
この辺りの描写は非常に丁寧に書いていて秀逸。
中でも学校で起こったある事件の時に、瑞希を庇う兄の態度にはしびれました。
兄とはこうあるべしという見本ですね。
この辺りからようやく瑞希のデレが始まります
といってもまだまだ序の口ですが。

「兄貴も、ありがと。…信じてくれて」

夏休みに入り、日常を過ごす二人。
そんなある日、古依と瑞希の仲がふとしたきっかけでギクシャクします。
それを解消しようとみんなで行った海での夕暮れ。
古依と仲直りしてホッとしたのか調子を崩す瑞希をおんぶし家に帰る途中で、二人は色々な事を話します。
この日をきっかけにようやく昔の様に素直な妹になり始める瑞希。
呼び名もお兄ちゃんに変わり、デレ期の第2段階目に入ります。

「…うん、そうだよね。ありがとう。お兄ちゃん」
「い、いい?じゃあ、あたしの部屋で…しよ?」


その後、神様である古依や兄の失った過去の記憶について調べ始める瑞希。
その最中に神社で気を失った瑞希は事故の恐怖をきっかけに、まるで小さな頃に戻ったように兄に甘え始めます。
瑞希のデレもいよいよ第3クールに突入。
もはや兄を足蹴にしてた頃の瑞希の面影はまったくありません。

「お兄ちゃん…一人に…しないでよぅ」
「うん…一緒に寝てもいいかな」
「お兄ちゃん…いなく…ならないよね?」


(ここからネタバレ強くなります。未プレイの人はお気をつけください)




兄を好きな気持ちを抑えきれなくなった瑞希は、兄にずっと一緒にいたいと告白。
自分の中にある瑞希への想いに気付いた兄は、瑞希の気持ちを受け入れ、
二人は初めてのキスをします。

二人の関係に気付いた古依は気をきかせて家を出て行くことに。
急に家に二人っきりになってしまった二人は、お互いを意識し過ぎてギクシャク。
気まずい毎日を過ごす二人は、こんな事なら以前のような兄妹関係の方がよかったんじゃないかと悩み始めます。
(このシーンは良かったですね。お互い好きだからって安易にHに入らないところが、じらされる感じでたまらない。)

そして

兄「俺、瑞希のことが、ほしい。妹だってことはわかってる。わかってても、抑えられそうにない」
瑞希「あたしは、もうずっとずっと前から、お兄ちゃんにつかまってた」
兄「俺のこと嫌いだったんだろ」
瑞希「きらい…振り向いてくれないお兄ちゃんはきらい」
瑞希「ほかの人のこと見てるお兄ちゃんもきらい」
瑞希「あたしのこと全然わかってないお兄ちゃんもきらい」
瑞希「でも…大好きだから、きらいのままでいられないの」


遂に瑞希のデレも最終段階
二人は結ばれ、ここからはもうデレッデレ。瑞希の勢いは止まりません。
学校でも兄の傍にくっつき、人前で腕を組む始末。
恋人に見えると言われれば大喜び。
周りに二人の関係を隠そうとする兄は瑞希の勢いを抑えようと必死です。

「お兄ちゃん…大好き」
「お兄ちゃん、はい。あ~ん」
「あっ!?それとも、私を食べて~とか、そういう方がいい?」


この後はイチャイチャとHをしつつED。
二人が結ばれてからEDまでが、ちょっと短いのが残念です。







(ネタバレここまで)


親バレ、周りバレ

親は兄妹の過去の会話の中に出てくるだけで、本編にはまったく登場しません。
二人の仲はバレないままED。
周りには一応隠しますが、二人の態度でヒロイン達にはバレバレ。
しかし、大丈夫かと心配してくれる祝福ムード。反対はありません。

禁忌、背徳描写

ほとんどないですね。
兄妹である事について少しは悩みますが、暗い雰囲気はありません。

エッチ

Hシーンは4つ。
一つは瑞希のオナニーですが、これが物凄くエロい
ただ、残念ながら瑞希視点であり、兄がオナニーを目撃する事はありません。
残りの3つは普通のH。
フェラ、騎乗位、正常位、立位、背面立位、バック。
描写は連発もあったりして、わりと濃い目。
尺は短かったり、長かったりですが、そこそこ使えるレベルだと思います。
出す場所は中3回、外1回。二人とも避妊については全然考えてません。

まとめ

瑞希シナリオは、萌えに関してだけいえば、実妹ゲームのお手本といってもいいぐらい素晴らしい出来。

兄妹としての日常をしっかり描写し、仲の悪い状態から少しずつ打ち解けていくシナリオ。
普段から妹の事を案じ、ここぞという時に頼りになる兄
兄に裸を見られる、一緒に寝る、瑞希のオナニーイベントなど、一緒に住んでいる妹ならではのお約束イベントもしっかり抑えてあります
そして中盤から後半にかけての瑞希は、序盤の暴力的な瑞希からは考えられないほど可愛く、兄に甘えてくる姿が破壊力抜群

ただ、逆にいえば萌えしかないとも言えます。
親バレや周りバレ、背徳とか禁忌など、そういった要素は弱いです。
実妹キャラは背徳が苦手という方や、「実妹キャラに興味を持ったけど、何からプレイしたらいいかわからない」という実妹属性初心者になら文句なしにお勧め。

ツンデレ妹の最高峰
お気に入り度(10点満点) 10


別のキャラのレビューを読む