甘原 出雲 『はらハラしちゃう!!〜親にはナイショの子作り性活〜―甘原出雲編―』(クール系・黒髪ロング、エロ妹、小悪魔)

作品情報

タイトル:はらハラしちゃう!!〜親にはナイショの子作り性活〜―甘原出雲編―
ブランド:アトリエかぐや 作品ページ
ジャンル:超ブラコン妹が自分の下着やテクを使って濃厚ご奉仕AVG
発売日:2011年9月30日
販売価格:パッケージ版2,480円(税別)、ダウンロード版2,000円(税別)

実妹との近親相姦をテーマにした、低価格ソフトの抜きゲーです。

あらすじ

学園の教師である主人公が、教え子であり昔から恋愛感情を抱いていた妹に弱みを握られて、禁断の関係を迫られるという話。

システム


システム設定は必要なものは揃っていて特に問題なし。プレイしてて支障になるようなことはありませんでした。

CGモードと回想モードはありますが、音楽モードはありません。

CG枚数は13枚、回想シーン数は12。
いくら低価格ソフトとはいえ、この数は少ないですね。せめて両方15は欲しかったところ。

妹について

名前 年齢
甘原 出雲(あまはら いずも) 兄の7、8歳ぐらい下、高○3年生
一人称 兄呼称
兄さん、甘原先生
身長 体重 スリーサイズ
不明 不明 不明だが胸は大きい
CV 原画 シナリオ
香澄りょう 唯々月たすく すまっしゅぱんだ
備考
特になし

主人公の実妹
星乃鷲学園第3学部北校3年生。

演劇部の部長。
ルックスはクールで近寄りがたい大人な雰囲気を醸し出しているが、後輩からは姉のように頼られ慕われていて、学内での人気は非常に高い。
前作である『はらハラしちゃう!』の設定を見るかぎり女子校というわけではないようですが、なぜか男教師や男子生徒は存在すら出てきません。

子供の頃から兄のことが大好きで、兄が自分を女として見てくれていることにも気づいていたが、兄が自分に飽きて家を出ていったと誤解していて、兄を何とか自分に振り向かせようと迫ってくる。
普段の態度は大人びてクールだが、兄の前でだけは子供っぽく甘えてきたりする。
やや痴女っぽいところがあり、Hには積極的。

「あら、やっと気づいてくれたのね、兄さん」


「逃さない……。飽きたっていうなら、また私に夢中になるようにしてあげればいいんだものね」


「これから兄さんにご奉仕してあげる。私以外の女じゃ満足できなくしてあげる」

兄について

星乃鷲学園第3学部北校の教師。
教科は現代国語。
妹の出雲のクラス担任をしている。

年齢は25歳ぐらい。(作中の描写から推定)
家族構成は両親と妹の出雲の4人家族。

教師としては生徒の受けも良く、人気もある。
女性にもモテる方で同僚の女教師や生徒に何度か告白もされているが、今のところすべて断っている。(女性経験はあり)

妹の出雲に恋愛感情を抱いていて、数年前から彼女の下着を盗んでオナニーをしているうちに、下着フェチになってしまった。
いつか出雲を襲ってしまいそうな自分を恐れて、現在は家を出て一人暮らしをしている。

シナリオ

シナリオの長さは1時間ほどのルートが2つで計2時間ほど。

シナリオが始まると簡単な状況説明の後、妹の出雲が、兄が自分の下着でオナニーしてたことをネタに脅迫してきて、自分を受け入れるように迫ってきます。
しかし、兄の方は「自分たちは兄妹だし、出雲の気持ちを受け入れてしまえば出雲を苦しめることになる」と考え、あくまで出雲を拒もうとします。そんな兄に対し、出雲は強引に兄のモノを手コキしてきて、無理矢理にでも兄を自分の虜にしようとしてきます。

このシーンの後、出雲を素直に受け入れるか、出雲の将来の幸せを考えてあくまで拒否するかでルートが分岐します。
出雲を素直に受け入れれば、後は両想いになった出雲とやりまくるだけです。演劇部の部長という設定が、Hシーンやエンディングなどでちょっとだけ生かされてたりしますが、それ以外はシナリオ的に特に面白みもないし、エンディングも微妙なので、細かい内容や感想は省略。
最後のHで出す場所によって、妹が妊娠するかどうかが決まります。

出雲の将来の幸せを考えて拒否した場合は、それでも諦めない出雲が強引に関係を迫ってきます。
出雲の誘惑に耐え、何とか説得しようとする兄の姿勢が良いですね。
たとえ脅されても自分のことよりあくまで出雲の幸せを考え、バラしたいならバラせばいいときっぱり拒否する兄は格好いい。シナリオ的にはこっちの方が断然面白いです。

(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)




あくまで拒否の姿勢を崩さない兄にさすがの出雲も諦め、誘惑をやめる代わりに、これからは昔のように自分を避けず、実家で暮らしていた時のように構って遊んで欲しいとお願いしてきます。出雲のお願いを了承し、チャンスがありながら出雲を自分のものにしなかったことを少しだけ残念に思いながらも、これで普通の兄妹になれると安心する兄ですが、そうは問屋が下ろしません。

出雲は表面上諦めたふりをして、兄を油断させただけ。
後日、兄を演劇部の部室に誘いこむと、兄に睡眠薬を吹きつけ、縛り付けて自由を奪います。目を覚ました兄は出雲に「あきらめてくれたんじゃないのか?」と問うのですが……

「まさか。私がそんなに素直な子だと思ってたの?私は兄さんが欲しいの。兄さん以外要らない。兄さんを手に入れるためなら、何だってする……」
「あはぁ……兄さん……好きよ。愛してる。なのにどうして兄さんは私の想いを受け入れてくれないのかしら? 仕方がないから、こうして強引に奪うしか、方法がなくなっちゃったじゃない」
(中略)
「このぶっとい兄さんのオチ●ポで……私の処女膜を破ってもらうの。それだけじゃないわ。私のオマ●コの中に、いっっぱいいっぱい、種付けしてもらうの……。兄さんに赤ちゃん、孕ませてもらうの♪」
(中略)
「クスクスッ、子供ができたら……もう兄さんも私から離れられなくなるわ。そしたら、私たち二人、ずっと一緒にいられるわよね」

出雲さんぱねぇっす!

……いや、真面目な話、実妹たるもの兄に対してはこれぐらい深い愛情を見せてくれないとダメですよね。
そんなの、おかしい? 間違ってる? いやいや、実の兄を愛してるという時点で既に世間の倫理観なんてぶっ飛んでるというのに何を今更。多少の狂気はあって当然ですよ。

この後、出雲は自らの言葉通り強引に兄に初めてを捧げ、中出しさせます。
妹に中出しをしてしまったという事実に、もう説得は無意味だと諦めた兄は、ようやく建前ではない本心を出雲に告げます。

「出雲……聞いてくれ。俺は……お前のことに飽きたから家を出て行ったんじゃない……。お前の事が好きだからっ! 好きになってしまったからっ! だから出ていったんだっ!」
「え……」
「お前のことが好きなんだよっ! お前が大きくなって、成長していくたびにその想いも大きくなっていって……。このままじゃいつかお前を傷つけてしまうと思って、だからっ、だから出ていったんだっ! お前に飽きるなんて、そんな事あるはずがないだろっ!」

今まで隠してきた気持ちを洗いざらいぶちまけた兄は開きなおり、これまで我慢してきた分、出雲を激しく求めます。そんな兄を受け入れ、歓喜の嬌声を上げて身悶える出雲。
この作品で一番熱いシーンですね。

この後は短いながらも兄妹のイチャイチャとHがあって、エンディング。
何も遠慮することなく、素直に甘えてくるようになった出雲はとても可愛いです。ラストの出雲の笑顔の一枚絵は素晴らしい出来でした。







(ネタバレここまで)

親バレ、周りバレ

ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
親バレは親自体が登場しないのでないです。周りバレは学校の女子生徒たちにバレますが、普通に応援してくれます。

禁忌、背徳描写

出雲の方は兄のことが大好きで細かいことは気にしないイケイケな姿勢ですが、兄はちゃんと真剣に妹である出雲との関係を考えているため、葛藤が多めで背徳感あります。
最近は抜きゲでも、こういった兄妹の関係を真面目に考えた作品が出てきてるみたいで、いい傾向だと思います。大して深い考えもなく「兄妹でも関係ない」「愛し合ってるなら構わない」なんて簡単に言ってしまう作品では、妹が実妹である意味がないと僕は思いますよ。

まとめ

とにかくエロい。
僕が今までプレイしてきた実妹ゲームの中では、トップクラスのエロさです。
エッチの項目でも書きましたが、Hシーンは相手が実妹というのを上手く利用していて、ぶっちゃけかなり興奮しました。僕は妹とのHシーンというのはほとんど重視しないし、あまり興味もないんですが、そんな僕でもこの作品のHシーンは凄いと思いましたね。

兄は妹との関係を真面目に考える良兄ですし、妹の出雲は黒髪ロングの容姿と見た目に反した子供っぽさのギャップもあり、かなり可愛いです。

出雲がHシーンでは痴女っぽくなる
出雲の声が年齢よりも年上に感じる
兄妹のHを他人に見せる露出のシーンがある(回避不可、どう進んでも必ず1つずつある)
出雲がなぜ兄を好きになったのか説明がない

などというマイナス部分もありますが、総合的に見ればマイナスよりもプラスの方が大きいと僕は感じました。

エロい妹も欲しいが、実妹ならではの背徳も欲しいという贅沢な人にお勧め
お気に入り度(10点満点) 9

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