『うららちゃんはプロレスなんて大嫌い!』の感想

作品情報

「うららに二度とプロレス仕掛けないで!!」成績優秀&容姿端麗な桃乃井うららとプロレス偏愛主義を貫くWJ激推しなうららのお兄ぃちゃん・正樹の目ん玉飛び出るようなハイスパートプロレスごっこ!!正樹に恋するうららの幼なじみ&親友・小町河玲奈もうららに負けじとUスタイル全開!!もちろん実在の個人・団体等にはいっさい関係ありません!!

上記はAmazonの内容紹介より転載。

mangacross.jp
マンガクロスで連載されている、Web漫画。
この記事を書いている現在、最初の3話と最新の3話が無料で読めます。


Kindle版を購入。


単行本1巻は第13話まで収録されています。(Webで公開された第7話と8話が単行本には収録されておらず、Webと単行本では話数が2話分ずれてます)

妹について


主人公?
名前は桃乃井 うらら(もものい うらら)。
高校1年生で兄の1つか、2つ下?
一人称は「うらら」
兄呼称は「お兄(に)ぃちゃん」「クソ兄貴」「バカ兄貴」

学校で一番の美少女で成績もトップクラスの優等生……なのだが、プロレス好きの兄のせいで、学校で浮いてしまい孤立しているのが悩みの種。
部活は兄に無理やり入れられたプロレス同好会で副部長。(部員は兄と妹の2人だけ)

現在は親元を離れ、兄と二人暮らし。
実の父は既に亡くなっており、母が再婚した新しい父親(兄妹と血の繋がりはない)との4人家族。

子供の頃から兄に仕込まれたプロレスの知識と実力は兄に引けを取らず、日々勝ったり負けたりを繰り返している。
プロレス好きな兄のことは迷惑に思っているが、なんだかんだで兄妹仲は良い?


妹の実義ですが、モブの台詞で実の妹という表記有り。


11話で兄妹の過去が明らかになるのですが、これらを見る限り兄妹の血が繋がってるのは、ほぼ確定です。

兄について


名前は桃乃井 正樹(もものい まさき)。
うららの兄で高校2年か3年生 作中では17歳となっています。

2020年2月1日追記

2巻のこの描写と作中でホワイトデーが2回あったことから、1巻最初の時点では2年生なのが確定。

プロレス同好会の部長。
顔はなかなかの美形ですが、中身は非常に残念。

プロレス大好きなプロレス馬鹿。
プロレスを学校で広めようと頑張っているが、まったく相手にされないので、妹に相手をしてもらおうと日々プロレス勝負を挑んでくる。

プロレスの実力は本物で、かなり強く、妹相手にも容赦なくプロレス技を仕掛けてくる。
なんだかんだで結構なシスコン。

感想

マニアックなプロレスネタを混じえたドタバタギャグコメディです。
僕はプロレスには詳しくないので、細かいプロレスネタの方はサッパリわからないんですが、わからなくても普通に読めるし、面白いです。


兄妹のプロレスバトルもかなりガチな内容で、迫力あります。
(うららのパンチラ……というかパンモロも頻繁に有り)


お互い技を掛けるのに、相手にまったく遠慮しないのも凄い。
兄も妹に対して、容赦なく技を掛けます。

第11話は兄妹の過去回想なんですが、他の回と違ってシリアスな良いお話でした。




妹にプロレスを見せるために必死で肩車する兄、いいですねぇ。



新年の初詣で、照れ隠しに妹にプロレス技を仕掛けるデレツンお兄ちゃん(笑)


この作品には妹の親友で兄妹の幼なじみでもある玲奈(れな)ちゃんというキャラがいるのですが、この子も昔から兄と仲が良く兄のことを慕っています。


兄の方は、今のところはまったく恋愛に興味はなさそうで、玲奈ちゃんのことを特に意識したりはしてないようですが、うららは玲奈ちゃんと兄の仲を応援しています。



一応こんな描写もあるっちゃありますが、もちろん単なるギャグの前振りです。
兄妹愛は間違いなくありますが、兄妹恋愛に関しては期待しない方が良いです。(まぁ、そもそもそういう漫画じゃないですしね)

まとめ

なかなか良い兄妹モノです。
兄妹恋愛要素はないですが、遠慮のない兄妹描写は見てて微笑ましい。
漫画自体も面白いですし、お勧め。



ちなみに1巻が売れないと打ち切り濃厚なようなので、気になったらなるべく買ってあげてください。
個人的には、2巻で打ち切りにするにはもったいない漫画だと思います。

jitsumai.hatenablog.com

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