『シスコン兄とブラコン妹が正直になったら』4巻(最終巻)の感想

作品情報

小さな嘘から始まった実兄妹同士の“恋人ごっこ”。「これからもずっと一緒」とクリスマスに誓い合い、お互いをより大切なものと認識した、兄・律と妹・詠。年が明け、迎えた3学期。進路調査で将来のことを意識し始めた律は、詠との“これから”を考え始める。しかし、実兄妹だからこそ、二人だけの問題ではすまない。友人たち、そして両親とはいったいどうなるのか――!? みんなに内緒の実兄妹ラブコメ、堂々完結!!

上記はAmazonの内容紹介より転載。
サイコミで連載していた実兄妹ブコメ漫画です。

内容紹介と感想

4巻は第32話から最終話である第48話までを収録。
単行本のおまけ要素としては、各話の合間にサイコミのスペコンのイラスト(ノベル部分はなし)とカバーイラスト案のラフ、巻末には作者のあとがき漫画が収録されています。

内容は、年越し、初詣、スケート、ツイスターゲーム、進路について、バレンタイン、友達バレ、親バレなど。
各話の感想は、連載時に書いたので省略。

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この作品は、兄妹の子供の頃もちゃんと描いているのがいいですよね。
こういう描写の積み重ねがあるからこそ、兄妹への思い入れも深まるというのを、作者さんはよくわかってるなあと感じます。



兄妹恋愛の明るい部分だけでなく、暗い部分を描いているのも流石。
こういった描写があるからこそ、兄妹で恋愛することの重さや現実が感じられて、より最後のハッピーエンドが引き立ちますね。


手を繋ぐ兄妹っていいですよね。


ベロチュー、エロすぎやろ……。
サイコミは、よくこれを通したなぁ。


妹をおんぶする作品は良作の法則。
後は、お姫様抱っこがあれば完璧だったかなぁ(おまけのカバーイラスト案ではありましたが)。


ここで律が語る兄妹観も素晴らしい。
同意しかないです。


さすがに直接的な描写はないですが、これは、つまり、そういうことですよね。

あとがき漫画では、葉乃先生がシスブラを描く時のこだわりや気遣いなどを語っています。
連載中にも感じましたが、ライバルキャラであるはずの亜美ちゃんの描き方など、読んでて不快な部分がほとんど無かったのは、ちゃんと考えて作られていたからなんですね。

あとがき

素晴らしい実兄妹恋愛漫画でしたね。

兄妹のキス、イチャラブ、兄妹の想い出、友人バレや親バレによる背徳感、近親相姦、兄妹婚など、商業の漫画でここまで兄妹恋愛に関して正面から描き切った作品を、僕は他に知らないです。

最後がちょっと駆け足気味だったのと4巻の発売が電子版のみだったのは残念ですが、そこ以外は文句なし。

残念ながら連載は終わってしまいましたけど、アプリのサイコミでは単行本未収録の描き下ろし漫画も公開されていますし、作者自らが制作したシスブラの同人誌やグッズの販売もあるなど、まだまだ深見兄妹が見られるのは嬉しいですね。

特に、同人誌は最終回後を描いた後日譚っぽいので、必見。
発売されたら、また感想を書きます。

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