作品情報
タイトル:いもうとコレクション
ブランド:INTERHEART 作品ページ
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2019年9月27日発売
販売価格:6,800円(税別)
あらすじ
公式サイトのストーリー参照。
システム
クリックでシナリオを読み進めていく、一般的なエロゲ。
オムニバス形式のエロゲで6人の妹が登場しますが、姉妹というわけではなく、全員家庭環境は違い、それぞれの妹の兄も別人です。
画面サイズは1280*720のワイド画面。
システム設定は最低限のものしかありません。
右クリック1回目でシステム画面呼び出し、2回目でシステム画面消去、3回目でウインドウ消去というインターフェイスが微妙に使いづらいです。スペースキーでウインドウを消せるのがせめてもの救い。
クイックセーブとクイックロード無し。
射精カウンターあり。
妹について
名前 | 年齢 | |
---|---|---|
高科 実依歌(たかしな みいか) | 高○生? | |
一人称 | 兄呼称 | |
私 | お兄ちゃん | |
身長 | 体重 | スリーサイズ |
153cm | 不明 | B83(C)/W54/H86 |
CV | 原画 | シナリオ |
雪村とあ | Go-1 | まき田お茶子 |
備考 | ||
2月20日生まれ(魚座) |
学生。
優しいお兄ちゃんに懐いていて、仲も良い。
自分に女性としての魅力がないと感じており、兄に相談することに。
電車で偶然兄に痴漢されて喜ぶなど、ちょっとズレているところがある。
妹視点あり。
実依歌の実義については、パッケージに血縁関係は一切ありませんと書いてあって、特に実妹とか血の繋がったという表現もありませんが、作中に義理を匂わせる表現はまったくないので、実妹と考えて問題ないと思います。
実依歌のCG枚数は10枚。
内訳はすべてHCG。
妹に痴漢されるCGがお気に入り。
Hシーン数は6で本番は3回。
Hシーンの長さは濃さはそれなり。
(今みたいに男の人に求められないままじゃ、将来も結婚なんて無理だよね……。私、一生、お嫁さんになれないのかも……)
「私って、恋愛に関して臆病なところがあるから、先にこんなエッチな経験をしておけば、恋愛経験のない私でも、男の人に堂々と接することができると思って!」
「でもね、私は大好きなお兄ちゃんとなら、いつでもエッチしたいと思ってるし、お兄ちゃんが求めてくれたら嬉しいんだよ?」
兄について
主人公。
大学生で、恋人や彼女はおらず童貞。
軽作業のバイトをしている。
家族構成は両親と妹の4人家族。
妹のことは大事な妹だと思っており、恋愛感情などはなし。
年上らしく妹の話を聞いてあげたり、相談に乗ってあげたりするのですが、恋愛経験がないためイマイチ適切なアドバイスが出来ない情けないところも。
「当たり前だ……。実依歌は僕の大事な妹だからな……」
(そうだ……。実依歌のことは、僕が一番知っているんだ。何を考えているのかも、身体のことも……)
「ああ……! 誰にも、実依歌は渡さないっ……!」
シナリオ
実依歌シナリオの長さは1時間ちょっと。
選択肢はなく一本道。
不可抗力で妹に痴漢行為をしてしまった兄。
しかし、実依歌は嫌がるどころか、自分にも女性としての魅力があるんだと喜んでいます。
このことがきっかけで、男の人に触られることに興奮するようになった実依歌は、兄をイメクラ専用のラブホテルに誘い、もう一度痴漢行為をしてくれるようにお願いをしてきます。
(ここからネタバレあります。未プレイの方はお気をつけ下さい)
妹が変な方向に進んでいることを心配した兄は、何とか実依歌を説得しようとするのですが、恋愛経験の無さから上手くいきません。
仕方なく一回だけということで痴漢行為をする兄ですが、いざ始めるとノリノリで痴漢プレイを始めるのがちょっと笑えました。
行為が終わった後は、興奮した実依歌に逆痴漢されるのですが、これはMなお兄ちゃんにはたまらないかも。
行為が終わって実依歌も落ち着き、これで一安心かと思いきや、友達のHな体験の話を聞いた実依歌は興味をそそられ、自分もそういう体験をして、友達の話の輪に入りたいと思い始めます。
再び実依歌に誘われた兄は、もちろん断るのですが、意外に頑固な実依歌を説得できず、結局また痴漢行為をすることに。
行為が終わった後、実依歌を意識し始めている自分に気づいた兄は、今度こそこれで最後だと告げて、実依歌も納得してくれます。
兄との行為で自信がついた実依歌は、友達の紹介で男の子とデートをすることになるのですが、男が強引に距離を詰めてきて、嫌だと言っているのに身体を触られたりして、泣きながら帰ってきます。
ショックを受けた実依歌を慰めているうちに、兄ともう一度エッチなことをしたいと言い出す実依歌。妹のためと言いつつも、内心では妹とHなことがしたいと考えていた兄は、それを受け入れて実依歌を抱くことに。
Hのあと冷静になった兄は、妹への気持ちを逸らすために他の女の子と付き合おうとしますが、上手くいきません。実依歌への欲望を我慢できずに実依歌の下着でオナニーしてるところを実依歌に見つかってしまった兄ですが、実依歌はそんな兄のことを優しく受け入れてくれます。
エピローグはイチャラブなハッピーエンドです。
兄妹であるという問題は先送りですし、二人が兄妹だとわからない旅行先とはいえ、人目のある電車の中でキスしたりHするのはどうかと思いましたが……。
(ネタバレここまで)
親バレ、周りバレ
ネタバレなので隠します。構わない人は反転して読んでください。
両方ないです。両親は登場すらしません。
禁忌、背徳描写
そこそこあります。
兄の方は、兄妹でエッチなことをするのは良くないと考えていますが、実依歌の方はそれほど気にしていません。妹に対する想いへの葛藤描写もありますが、そこまで重い展開にはならないです。
特典について 2019年11月8日追記
早期購入特典のボイスドラマですが、兄と付き合い始めた実依歌が、兄とのHが普通すぎて物足りず、刺激を求めて電車で見掛けた兄に似ている人を誘惑し、痴漢をさせて楽しむ、というとんでもない内容です。
このボイスドラマの公開が発売から1週間後だったことに違和感ありましたが、「発売日直後にこの事が話題になると、売れなくなって困るからだったのではないか?」と邪推してしまいますね(まぁ、そんな小細工するぐらいなら、そもそも最初からこんな内容にしなければ済む話だと思いますが)。
まとめ
実依歌は一見ストレートな妹キャラに見えますが、考え方がちょっとズレてたり、痴女っぽかったり、バブみがあったりなど、わりと変化球なところがあります。
実依歌が男とデートして体を触られたりするNGな要素もあったりしますが、シナリオは短いながらもそれなりにまとまっていますし、結構ハラハラする場面もあったりして、わりと面白く読めました。
ただ、特典のボイスドラマについては擁護できないですね。
なんでこんな内容にしたのか理解に苦しみます。
制作スタッフの人は、これを聴いて妹好きの人が喜ぶと本気で思っているんでしょうか?
ボイスドラマは聞かない方がいいです
お気に入り度(10点満点) 7