『ふたりぼっちのゆめのなか』『How sweet the sound』『Stage of the ground』の感想

『ふたりぼっちのゆめのなか』作品情報

2019/06/30 北海道コミティア10 新刊のサンプルです。


『ふたりぼっちのゆめのなか』A5/オンデマ60P/500円(予定)


いつもの妹の方(表紙右)と仲良くなるため美弥ちゃん(表紙左)がめっちゃがんばる話。
友情以上、百合未満。
宿泊学習を機に美弥ちゃんがことりちゃんと仲良くなろうと奮闘します。さて美弥ちゃんはことりちゃんと仲良くなれるのか、そしてことりちゃんは美弥ちゃんを「わかって」くれるのか。
基本ほのぼのコメディです。兄さまは今回あまり出番なし。
とにかく一年女子がかわいい!!!以上!!!!! よろしくお願いします。

上記はサンプルページより転載。

サークル「みかのはら」が頒布した兄妹モノの同人誌です。
BOOTHで購入しました(通販は期間限定なので、現在は購入できません)
作者は逸見(いつみ)さん。

感想


キャラ表。
今回はことりちゃんと美弥ちゃんがメインなので、兄の出番は少なめ。

御柳兄妹については、以前の記事を参照してください。


ことりちゃんと仲良くなるために、宿泊学習でことりちゃんを一緒の班に誘う美弥ちゃん。
一応百合っぽい要素はありますが、このシリーズはあくまで兄妹メインなので、そっち方面には期待しない方がいいかと思います。


父親との仲が上手くいっていない美弥ちゃん。


ことりちゃんの宿泊学習の準備を手伝う兄。
かなりの過保護っぷりです(笑)。




ことりちゃんが自分と同じような孤独や寂しさを抱えているのではないかと期待したことに対して、自己嫌悪に陥る美弥ちゃんと、そんな美弥ちゃんの力になろうとすることりちゃん。
一見良い話っぽいですが……。



ことりちゃんは、あくまで美弥ちゃんの望む自分を演じただけなんですよね。

『ガーデニアシンドローム』の感想を書いた時はわかりませんでしたが、小鳥ちゃんがなぜ『人形』なのかっていうのは、この話を読むとよくわかりますね。

表紙の顔が真っ黒なのは比喩表現でしょうが、ことりちゃんも結構闇を抱えたキャラのようです。

『How sweet the sound』作品情報

2020/2/9 COMITIA131 新刊サンプルです。※おしながき【illust/79057459】


『How sweet the sound』A5オンデマ/本文100P/1000円


『ふたりぼっちのゆめのなか』【サンプル:illust/74867974】の続き。
前作を読まなくても読めるけど読んでいた方がわかりやすいことこの上なし。
宿泊学習からちょっと経った後の試験前、なかよし組はお泊り会をやろうとわいのわいのするが…?
百合とみせかけて親子と兄妹、家の話の方が比重が重いかもしれない。
百合と救済、兄妹と呪い、とかなんとか……。雰囲気はシリアスめ。よろしくお願いします。

上記はサンプルページより転載。

感想


裏表紙。
表紙の美弥ちゃんは、籠に閉じ込められたお姫様。
裏表紙のことりちゃんはそれを助けに来た王子様ってところかな?


キャラ表。
今回はことりちゃんがメイン。
兄の出番は少なめ。


御柳という名前を聞いた父親に、お泊り会に行くのを反対される美弥ちゃん。
今回の話を思いっきり簡単にまとめると、そんな美弥ちゃんを救うためにことりちゃんが頑張る話です。


一気に解決する『道具』というのは、『物』であり『人形』であることりちゃんのことでいいのかな?


美弥ちゃんを救うために色々と動いていることりちゃんを問い詰める兄。
兄は『人形』として行動することりちゃんのことを良くは思っていないようです。


パーティ会場で男に絡まれる美弥ちゃんを助けることりちゃん。
この尊大な物言いは、あの男の妹って感じですね。


美弥ちゃんの父親に自己紹介することりちゃん。
ポーズや服装は裏表紙と同じですね。


父親の言葉に救われる美弥ちゃん。
お泊り会の許可も得られてめでたし、めでたし。


後日譚。
ことりちゃんの思い通りに、事が上手く運んだようです。



兄の望みがわからないということりちゃん。
これはさすがに演技ではないと思いたい。

今回の話はかなり難解で、よくわからない部分が多かったです。


呪いとか、

柳家とはなんなのか、兄妹の祖父の呼び名『天上人』ってどう意味なのかとか、


なんで御柳家が、関わったものを不幸にすると言われているのかとか。
そのうちわかるようになるんですかね?

『Stage of the ground』作品情報

2020/5/31 北ティアで出すはずだった新刊のサンプルです。通販かな…。


『Stage of the ground』A5オンデマ/本文54P/500円か600円
⇒booth【https://kikutsuba.booth.pm/items/2094082


表紙の綾瀬ちゃんが1年生だった頃の話です。
中学時代バスケ部だった彼女が、なぜ高校に入って運動部ですらない料理部に入ったのか。
彼女の抱える苦しみとは、そして彼女は『化物』御柳囲に何を思っていたのか……。
既刊伊知くん本【illust/77265337】と若干繋がりがありますが、読んでなくてもあまり問題なし。
よろしくお願いします。

上記はサンプルページより転載。

感想


キャラ表。

今回は伊知くんと腐れ縁の綾瀬の過去話がメイン。
兄妹の出番は少なめ。


裏表紙。
兄妹の距離が近い。


何でもできるがゆえに、人とは違うことに悩んでいた綾瀬が料理部の部長に救われるシーン。
左下の影は伊知くんなのかな?
ちょっと自信がない……。


お兄ちゃんのデレ。
『化物』と呼ばれる御柳兄の意外な一面に衝撃を受ける綾瀬。

『ガーデニアシンドローム』で綾瀬が言っていた「とある一件」はこのことだったんですね。
リンク先の『ガーデニアシンドローム』の部分に色々と追記したので、良かったら読んでみてください。

あとがき

今回のは3冊とも兄妹の出番は少なめなので、兄妹だけが目当てなら読む必要性はあまりないです。

ただ、『ふたりぼっちのゆめのなか』『How sweet the sound』はことりちゃんのキャラを知るうえでかなり重要な話なので、読んでないと後の本で意味がわからないところが結構出てきます。