『僕たちは繁殖をやめた』1巻の感想

この記事には作品の重大なネタバレがありますので、お気をつけください。

生き別れの“兄妹”は運命的に再会する。
ただの男女として──。
決して結ばれてはならない二人が織りなす
禁断純愛ラブストーリー!!


映画制作に熱中する大学3年生の百足心が出会ったのは、女優かと見間違うほどの美人・大迫瞳。彼女はなんと心が通う大学の新入生だった。心の脚本に惚れ込んだ彼女は、心と同じ映画研究会に所属し次第に惹かれ合っていく。だが、二人は知る由もなかった。恋に落ちた相手が、血の繋がった“兄妹”であるということを──。許されざる恋が始まる。

(上記はAmazonのあらすじより転載)

感想


目次。
1巻は第7話まで掲載。
二人が兄妹と知らずに結ばれるところまでですね。
描き下ろしイラストや漫画、あとがきなどはありません。

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作品についてや、各話の感想はWeb連載の時に書いているので、そちら参照。
この記事では、単行本で読み直して気づいた部分やWeb版と単行本の違いだけ抜粋します。

第2話


瞳が心のスマホを覗き込むシーン。


父親が心の後ろから近づいてくるシーン。

この2つのシーンは瞳と父親が同じようなアクションをしてますね。
他にも似たようなシーンがあるのですが、この急に相手に近づく仕草は、父娘であるということを強調したものなのかな?

第5話


ハッピーエンドの脚本しか書かないという心。
この漫画の結末を示唆した台詞だったらいいなぁ。

第7話

多分この記事を読んでいる人の大部分が気になっているであろう、濡れ場のボカシについて検証していきます。


Web版。


単行本。


Web版。


単行本。
おい、こら、全然見えねぇじゃねぇか、全部見えるんじゃなかったのかよ。


Web版。


単行本。
……と思っていたら、ちゃんとありました。
モザイク掛けててすみませんが(色々とうるさいご時世なので……)、ちゃんと瞳の乳首は描かれています。


Web版。


単行本。
まぁ、2コマだけですけどね。


次巻予告では2巻の発売予定は2021年6月9日(水)となっています。
これを書いている現在13話(と番外編)まで公開されているので、よほどのことがない限り3巻までは出そうですね。


カウントダウンイラスト。


1巻発売記念のキャンペーンも行われています。
これらを見る限り宣伝はそれなりに行われていますが、1巻の売り上げ次第では、3巻打ち切りという可能性もなくはないので、この作品が気にいっている人や続きが気になる人は、ぜひ単行本を買って応援して欲しいです。
3巻で終わらせるにはあまりに惜しい漫画だと思いますので……。



ちなみに僕は単行本とKindle版両方購入しました。
単行本とKindle版で修正の違いは無いのを確認済みです。
好きな方を買えばOK。

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